ピヨ先生、こんにちは
喉の痞え感にお困りの方から質問をいただきましたよ。
今回の記事を読むと以下のことがわかります。
- 喉や食道の痞え感になる理由
- 六君子湯や半夏厚朴湯が効かなかった理由
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
YouTubeでも解説しています。
喉や食道につかえ感
喉や食道につかえ感があり
胃カメラで異常なしと言われました。
ゲップも多く逆流性食道炎と診断され
タケキャブと六君子湯を処方されましたが改善せず
再び通院し
半夏厚朴湯を半月飲んでいますが
効果がありません。
つかえ感を取るために
胸を叩いてゲップを出すと
気持ち良い感じです。
とのことです。
胃カメラでは異常なし
痞え感があり
胃カメラでは異常が無いとのことですので
動きの問題と考えます。
ゲップが多い事や
逆流性食道炎とのことですから
上向きの気の勢いが強い状態のように感じます。
胸をたたくとゲップが出て楽とのことですので
叩くことで気の滞りに巡りが付くことで
停滞していたゲップが外へ出られるようになって
楽になるのかと思います。
六君子湯と半夏厚朴湯が効かなかった
六君子湯や半夏厚朴湯が効かなかったそうですね。
六君子湯はお腹の働きを応援して
気や水と共に腸管を
下向きに動かす漢方薬です。
半夏厚朴湯は気の巡りを整えながら
余分な水も下向きに引き降ろす漢方薬です。
一見、どちらも下向きですので
良さそうにも感じますが
強い気の滞りがある場合には
単独では使いにくいことと
六君子湯は働きを応援するため
気の力の不足によって痞えているのではなく
気の力が滞っている事で痞えている場合には
気の滞りを強めてしまいますし
また、どちらも水を乾かす働きがありますので
潤いの不足によって気の滞りが強くなってしまい
気の上昇が強くなったため
効果がなかったのかもしれません。
どうしたら良いの?
どうしたら良いですか?
漢方薬でしたら
肝気の滞りを解消するものや
肝気を鎮める潤いの補充をするモノを
生活習慣としては
お腹の働きを応援して
気の滞りを解消するために
適度に体を動かすように心がけて
空腹感を感じてから
良く噛んで食べるのを心がけましょう。
またご自分の手で
顎の周辺やお腹を気持ち良い程度の力で
マッサージして緩めてあげると
緊張が緩みやすくなりますのでお試しください。
そして普段から早めで時間もたっぷりとした
睡眠を心がけましょう。
まとめ
今回は、喉や食道の痞え感について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。