喉が渇く3つの原因と漢方薬【乾きを癒す自然療法】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

喉の渇きにお悩みの方へ。

喉の渇きを解決する方法が知りたい。

喉が乾いてしまう原因も知りたい。

 

毎日水をたくさん飲んでいて

浮腫みができるくらいなのに

喉がわいてしまうのはどうしてなのか

原因と解決法が知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 喉が渇く3つの原因
  • 乾きを癒す自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

喉が渇く3つの原因

喉が渇きを感じるのは、喉において潤いが足りていないから起こります。

 

喉に潤いを補給するためには、脾気によって飲食物から摂り入れた潤いを、腎陽によって温めて、脾気や肝気などの働きで巡らせて届けます。

 

しかし、それら様々な気の不具合があると、喉に潤いを届けることが出来なくなるので、乾きを感じるようになります。

 

喉が渇く原因として

  • 全身が乾燥している
  • 水分の巡りが悪い
  • ストレスを感じやすい

の3つがあります。

 

1つずつ解説します。

 

全身が乾燥している

 

身体が乾燥していると、喉に潤いを届けることは出来ません。

 

身体が乾燥してしまう原因として、まずは熱の過剰が考えられます。

 

発熱性の病気や、病気が治まった後の長く続く微熱などによって、体の潤いは消耗してしまいます。

 

そうなると、潤いの全体量が足りなくなるので、強い熱感、皮膚の乾燥、痒み、尿の量が少なくなり、便は乾燥が現れます。

 

このような場合、竹葉石膏湯白虎加人参湯などで、熱を冷ましながら、潤いを補充して解消します。

 

そして、潤いそのものを補給できなくても体の内側では乾燥します。

 

飲食物から潤いを吸収する脾気の働きが弱ってしまうと、吸収できないので下痢や軟便になり、体の内側では乾きの症状になります。

 

考え過ぎなどの過度の精神活動によって、あるいは、食べ過ぎや飲み過ぎなどで、脾気が弱ると、疲れやすい、食欲がない、元気がないなどになります。

 

このような場合、清心蓮子飲清暑益気湯などで、脾気を盛り立てて潤いを補充し、余分な熱は冷まして解消します。

 

また、過労や夜更かしによって、潤いを過剰に消費することでも乾燥します。

 

昼間、身体が活動すると、燃料の素となる腎陰が消費され、夜になると睡眠によって消費した腎陰は補充されます。

 

しかし、過労や夜更かしが続くと腎陰の消費が激しくなり、さらに睡眠時間が減って回復するための時間が足りなくなると、消耗した潤いは回復せず、体は乾燥します。

 

乾燥によって、熱を上手く制御することが出来なくなり、熱がないのに熱感を感じる、不眠、夢が多い、大便が乾燥する、尿の色が濃いなどの症状になります。

 

特に睡眠は重要で、東洋医学では昼間は陽の気が、夜間は陰の気が主役となり、そして、深夜遅くになると、陰の気から少しずつ陽の気に切り替わってくると考えます。

 

そのため、夜早くに寝ると、傷耗も少なく済むだけでなく、睡眠による陰の補充が十分に行われるので、体は快適な状態にまで陰が補充されます。

 

ですが、夜更かしをすると、傷耗が多くなるだけでなく、睡眠の質が悪くなることで十分な補充が行われなくなり、段々と身体は乾燥していきます。

 

このような場合、まずは睡眠の質を変えることが大切です。

 

というのも、睡眠に変わる薬はないからです。

 

眠らずに済む薬は、身体の腎陰の蓄えをどんどんと消費することで、異常な状態を作り出すことにつながります。

 

その上で、六味丸滋陰降火湯などで、腎陰を補充することで解消します。

 

水分の巡りが悪い

 

例え、潤いが足りていても、巡りが悪くて届かなければ喉は潤いません。

 

ペットボトルに入った2リットルの水を運ぶのと、20リットルの水を運ぶのとでは、身体にかかる負担は10倍違います。

 

同じように、体の中に入っている水分を巡らせているのは、身体の働きですので、巡っている量が多ければ多いほど、体には負担になります。

 

そのため、体の水分を巡らせている働きよりも、体の中を巡っている水分の量が多くなると巡りが悪くなり、喉にまで潤いを届けることが出来なくなって乾燥します。

 

全体的に水分が溢れている状態ですので、飲むと気持ち悪くなる、身体が重い、雨の日に体調が悪いなどの症状が現れます。

 

このような場合、五苓散猪苓湯などで、余分な水分を排除しつつ、水の巡りを応援することで解消します。

 

また、脾気や腎陽が衰えてしまうと、水を巡らせる働きそのものが低下してしまうので、喉にまで水分を届けることが出来なくなって、乾燥します。

 

飲食物から吸収された潤いは、脾気によって脈管の緊張度が維持されていることによって上の方へと運ばれ、腎陽によって温められて勢いがつくことで巡っています。

 

そのため、脾気や腎陽が機能低下してしまうと、脈管は緩み、巡りに勢いがなくなるので、水の重さによって体の下の方に停滞して、上には届かなくなります。

 

水が下に落ち込むことで、足の浮腫み、頻尿、あるいは、水の巡りが悪いので尿の出が悪くなることもあります。

 

このような場合、木防已湯牛車腎気丸などで、脾気や腎陽を応援して、水の巡りを改善することで解消します。

 

ストレスを感じやすい

 

ストレスによって、巡りが悪くなることでも、喉は乾燥します。

 

ストレスによって体が緊張すると気が滞り、停滞によって熱が生じ、しかも中心部に居座って、喉の周辺を乾燥させます。

 

しかも、体の潤いは気の誘導によって必要な場所へと届けられていますので、気が滞ってしまうと、潤いは届けられなくなります。

 

さらに、気の滞りによって生じた熱と、停滞している水分が結びついてしまうと、ドロドロとした状態に変化します。

 

そのドロドロとしたものが、潤いを運ぶルートに居座って巡りの邪魔をする様になると、喉の渇きはますます強まります。

 

この場合、喉は乾いているので水分が沢山欲しくなりますが、身体全体が乾燥しているわけではありません。

 

そのため、飲み過ぎると余分な水分が身体中にあふれてしまい、今度は水の巡りが悪くなることによる喉の乾燥も、原因として加わってしまうことがあります。

 

このような場合、柴胡桂枝乾姜湯加味逍遥散などで、気の滞りを改善して、余分な熱を冷まして解消します。

 

乾きを癒す自然療法

ご紹介しましたように、喉の渇きを作る原因には大きく分けて3つあります。

 

そのため、どれが原因となって、喉が渇いているのかを知り、それを改善していく事が大切です。

 

ただし、糖尿病が進行してしまったことなどによる、喉の渇きの場合もありますので、病院での検査は必ず受けるようにしてください。

 

ちなみに、整体の考えでは、胸椎6~12番や腰椎1・2番のズレが、膵臓や腎臓の働きを邪魔するので、糖尿になりやすくなると言います。

 

ご自宅で、無理のない気持ちの良い範囲で、テニスボールなどで緩めるなどして、ズレを戻す様にしてください。

 

また、腹直筋の特に右側が硬くなっている方が多いので、コンニャク湿布で温めたり、直接手でゆるゆるになるまで緩めることもお試しください。

 

それと同時に、喉の渇きを上手に癒すための、水分補給法としては、がぶ飲みや一気飲みはせずに、唾液と混ぜ込んでゆっくりと飲むようにすることです。

 

ワインのソムリエが、口に含んで味を完全に体験してから飲み込むように、水をゆっくりと味わって飲むようにすることをお試しください。

 

今回は以上です。

 

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