梅雨の肌荒れは体質が原因?ストレス詰まり・こもり熱・ためこみタイプを徹底比較

皮膚の悩み
ピヨ先生
ピヨ先生

こんにちは
どうなさいましたか?

にゃんたろう
にゃんたろう

肌荒れにお悩みの方から
質問をいただきましたよ

梅雨になると肌が荒れる気がする…そう感じている方は多いのではないでしょうか。

実はそれ、気のせいではないことがあります。東洋医学では、同じ肌トラブルでも体質によって原因や整え方が違うと考えられています。

この記事では梅雨の肌荒れに関連する、ストレス詰まりタイプ(気滞)・こもり熱タイプ(湿熱)・ためこみタイプ(湿痰)の3つの体質タイプを解説します。

ストレス詰まりタイプ(気滞)とは?肌荒れが出やすい理由

ストレスなどで気の巡りが滞ると、こもった熱が生じることがあります。さらに水の動きも悪くなり、皮膚の部分で停滞して湿疹のような状態になることがあります。

このタイプに当てはまる方の特徴:

  • 几帳面で生真面目な性格でため息が多い
  • 緊張やイライラすることが多い
  • 脇腹や胸が張って苦しい
  • 喉に異物感があり、飲み込めない
  • 肩こりや頭痛になることがある
  • 興奮して眠れないことがある

気の巡りは、川の水のようにスムーズに流れているのが良い状態です。ストレスが続くと、その流れが堰でせき止められたようになることがあります。

せき止められたことで熱と水が溜まり、肌の表面で留まってしまうことがあります。1日の中でストレスが積み重なるタイミングで悪化しやすくなることもあります。

しかも睡眠不足のまま頑張ってしまうと、さらに悪化するケースもあります。

ストレス詰まりタイプの食養ポイント:

  • ミントは香りで気を巡らせて高ぶりを落ち着かせるはたらきがあるとされています。お茶として飲むのが使いやすいです
  • しそは気を巡らせて発散させる働きがあるとされています。ジュースにしたり薬味として刻んで使うのがおすすめです
  • 三つ葉も香りで気を動かす食材の一つです。お吸い物や茶碗蒸しなどの薬味として旨味を引き立てましょう

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ストレス詰まりタイプの養生ポイント:

  • 適度な運動や軽めの腹式呼吸を取り入れる
  • 早めの睡眠を心がける

この体質の改善に効果が期待できる漢方薬

※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。
あくまで参考としてご覧ください。

  • 加味逍遥散(かみしょうようさん):気の巡りを整えながら、こもった熱をやわらげる働きが期待できる漢方薬です
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):イライラや緊張が強く、気の滞りが顕著な方に用いられることがある漢方薬です

症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。

こもり熱タイプ(湿熱)とは?肌荒れが出やすい理由

水分が体の内側にこもったまま熱と結びつくことがあります。これはちょうど、蒸し暑い場所に置いた食材が傷みやすくなるイメージに近い感じです。

このタイプに当てはまる方の特徴:

  • 口が苦く感じることが多い
  • 黄色や粘りのある痰や鼻水が出る
  • 顔や鼻がベタベタする
  • 尿の色が濃く頻尿
  • 体臭や口臭がつよい
  • 太っていて張りがある

熱と湿気が結びつくことで炎症が強まり粘っこくなり、化膿しやすいニキビや黄色い分泌物を伴う湿疹、強い痒みにつながることがあります。湿度の高い梅雨は、外の湿気が体内の湿熱を強めやすい時期と考えられています。

冷やすだけでは水分だけが残ってしまいますし、水を排除するだけでは熱が残ってしまうとなって、内側にこもった湿熱そのものは解消しないことがあります。そして脂っこいものや甘いもの、味の濃厚なモノを摂りすぎると、さらに湿熱を強めてしまうケースもあります。

こもり熱タイプの食養ポイント:

  • チンゲンサイは体の熱を冷まし水分代謝を促す働きがあるとされています。さらには血流の改善もすると考えられています。炒め物やスープ、おひたしや和え物としても楽しめます
  • 昆布は余分な水分と熱を排出する働きがあるとされています。また固まったモノを軟らかくする働きもあります。煮物や炒め物、お味噌汁などの出汁としても楽しめます
  • 緑豆は熱を冷まし水を排出する働きがあるとされています。スープやぜんざい風にして食べることや、緑豆春雨として食べるのもおすすめです

この体質タイプの食材一覧:

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こもり熱タイプの養生ポイント:

  • 脂っこいものや味の濃いものを控える
  • 食べ過ぎないようにする

この体質の改善に効果が期待できる漢方薬

※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。
あくまで参考としてご覧ください。

  • 茵蔯五苓散(いんちんごれいさん):体内にこもった熱と余分な水分の両方を排出する働きが期待できる漢方薬です
  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう):強い炎症や化膿を伴う湿熱の症状に用いられることがある漢方薬です

症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。

ためこみタイプ(湿痰)とは?肌荒れが出やすい理由

動きの悪くなった水分が皮膚の局所に停滞することがあります。これはちょうど、大雨が降ることで川から水が溢れているイメージです。

このタイプに当てはまる方の特徴:

  • 雨や湿度の高い日に体調が悪い
  • 薄い・水のような鼻水や痰が出る
  • お腹の膨満感がある
  • 頭が重く感じられることが多い
  • 体が重く感じられることが多い
  • 口がネバネバすることが多い

じくじくした湿疹や、繰り返す水疱、ブヨブヨとした腫れにつながることがあります。梅雨のような湿度の高い時期は、体内の湿痰も強まりやすいと考えられています。

水分摂取を極端に控えることが必ずしも解決にはつながらないことがあります。ですが冷たい飲食物を摂りすぎると、お腹の働きが落ちて余分な水分を増やしてしまうケースもあります。

また空腹感がないのに時間が来たからと食べるのも、体の中には余分な水分をため込むことになります。

ためこみタイプの食養ポイント:

  • はと麦は余分な水分を排出し肌の状態を整える働きがあるとされています。茹でてご飯に混ぜたり、お茶にして飲むのがおすすめです
  • 小豆は体にたまった余分な水を流す働きがあります。甘みを控えた小豆のスープや雑穀として混ぜて炊くのがおすすめです
  • 冬瓜は余分な水分を排出する働きがあるとされています。煮物やあんかけにしたり、スープに入れて食べるのがおすすめです

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ためこみタイプの養生ポイント:

  • 冷たい飲食物を控える
  • 喉の渇きに応じて水分を摂取する
  • 適度に運動する

この体質の改善に効果が期待できる漢方薬

※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。
あくまで参考としてご覧ください。

  • 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう):余分な水分の停滞をやわらげる働きが期待できる漢方薬です
  • 五苓散(ごれいさん):体内の水分バランスを整える働きが期待できる漢方薬です

症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。

梅雨の肌荒れの体質タイプを比較してみましょう

タイプ主な特徴症状の出方養生の方向性
ストレス詰まりタイプ(気滞)几帳面・ため息が多い・イライラしやすい気の滞りから熱と水が肌表面に停滞して生じる湿疹気の巡りを良くする・睡眠を整える
こもり熱タイプ(湿熱)口の苦み・黄色い痰や鼻水・体臭が強い熱と湿気が結びついて炎症が強まる化膿性の湿疹脂っこいもの・甘いものを控える
ためこみタイプ(湿痰)雨の日に不調・体が重い・口がネバネバ水分の停滞によるじくじくした湿疹や水疱冷たい飲食物を控え、適度に運動する

まとめ

梅雨の肌荒れは、同じ症状でも体質によって整え方が違うことがあります。冷やすべきか、巡らせるべきか、水分を排出すべきか、タイプによって方向性が異なります。

スキンケアも大切ですが、体の内側の巡りが整わないと繰り返しやすいことがあります。まずは自分がどのタイプに近いのかを知ることが、肌荒れ対策の第一歩になるかもしれません。

3つのタイプが混ざることもありますので、ご自身のタイプが気になる方は、LINEの体質クイズで気軽にチェックしてみてくださいね。さらに詳しく知りたい方は、ピヨの漢方のLINEから体質相談もご利用いただけます。

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