甲状腺機能低下症やパーキンソン病、パニック症でふわふわ眩暈などがある方の体質の特徴と自然療法

体調不良

 

にゃんたろう
にゃんたろう

ピヨ先生こんにちは。

にゃんたろう
にゃんたろう

甲状腺機能低下症にお悩みの方から

質問をいただきましたよ。

 

YouTubeでも解説しています。

 

外見的な特徴とお悩みの症状

 

70歳・女性
160cm
43kg
BMI:16.8

 

皮膚や髪の毛は乾燥
舌の色が白っぽい
舌に歯の跡がある

 

甲状腺機能低下症は内科
パーキンソン病は脳神経内科
パニック症は以前診療内科
訪問リハビリやエネルギー療法
パニック症状は昨年回転目眩に襲われ、2ヶ月半で治癒したのですが
又、最近ふわふわ目眩と、横になると回転目眩も起きています。
それが酷くなると、パニック症状の顔が火照り
手足などが震え出し、不安感でいっぱいになります。
鍼灸などもしましたが、今は頓服を飲んでいて
他にもパーキンソン病や、甲状腺のお薬や安定剤があるので
漢方薬で体質改善出来たらと、ご相談しました。

 

この方の体質の特徴

 

にゃんたろう
にゃんたろう

甲状腺機能低下症があるそうですね。

ピヨ先生
ピヨ先生

甲状腺は体の中の熱源である
陽気を支えていると考えますので

ピヨ先生
ピヨ先生

ここの機能が低下していると
陽気の不足がありそうです。

ピヨ先生
ピヨ先生

しかし冷えやすい寒がり

体が疲れやすい浮腫みなども

特にないようですので

ピヨ先生
ピヨ先生

それほど陽気不足の影響は

無さそうですが

ピヨ先生
ピヨ先生

舌の色が白っぽい

舌に歯の跡がある
雨の日は体調が悪いなど

ピヨ先生
ピヨ先生

水の巡りには

やや影響が見られています。

にゃんたろう
にゃんたろう

パーキンソン病は

どの様に考えますか?

ピヨ先生
ピヨ先生

パーキンソンは
ふるえや筋肉の拘縮などの

症状を主体とした

ピヨ先生
ピヨ先生

脳の神経細胞が

障害されて起きる

病気ですので

ピヨ先生
ピヨ先生

ふるえなどの症状からは
筋肉の調整に関わる

肝気の潤いの不足の影響や

ピヨ先生
ピヨ先生

脳の神経細胞が壊れるということから
腎陰の不足があるのではと考えます。

ピヨ先生
ピヨ先生

BMIの様子からは
身体全体としては

潤いの不足に偏っていそうですし

ピヨ先生
ピヨ先生

皮膚や髪の毛は乾燥し

体温が高くないが熱っぽく感じる
のぼせることが多いことから

ピヨ先生
ピヨ先生

潤いの不足が

肝気の上焦過多を生じさせて
熱だけが上部へと向かい

ピヨ先生
ピヨ先生

体の上部で

集中している様子が

感じられます。

にゃんたろう
にゃんたろう

それがパニック症状に

繋がっているのですか?

ピヨ先生
ピヨ先生

肝気の上昇過多とともに
腎陰の不足によって

ピヨ先生
ピヨ先生

バランス的に
腎の熱である

腎陽があぶれてしまい

ピヨ先生
ピヨ先生

体の芯部にいられなくなって

激しく上昇することで

ピヨ先生
ピヨ先生

頭の働きを調整する

心気が乱されるのかもしれません。

ピヨ先生
ピヨ先生

それら気の乱れによって

上部へ熱が集中してしまうと
ふらつきやめまいになり

ピヨ先生
ピヨ先生

上昇する流れに

腸管の動きが乱されると
吐き気を感じ

喉に何かが引っかかるようになり

ピヨ先生
ピヨ先生

停滞している水が巻き込まれて

水が上部で停滞すると
回転のめまいになるのかもしれません。

 

おススメの自然療法

 

にゃんたろう
にゃんたろう

この方におススメの自然療法を教えてください。

ピヨ先生
ピヨ先生

お医者様の治療や

リハビリ先生によって
必要な治療を受けながら

ピヨ先生
ピヨ先生

食事療法や生活改善

運動療法などの体質改善方法は
お伝えされているかと思いますので

ピヨ先生
ピヨ先生

今後もそれらを続けるのが

大切かと思います。

ピヨ先生
ピヨ先生

また、漢方薬に関しましても

ピヨ先生
ピヨ先生

継続して診察を

受けることの出来るお医者様に
じっくりと相談することで

ピヨ先生
ピヨ先生

少しずつ体質改善を

していく方が

よろしいかと思います。

ピヨ先生
ピヨ先生

そこで別の体質改善方法として
お家で寝たままでも出来る
簡単な気功法をご紹介したいと思います。

ピヨ先生
ピヨ先生

まずは仰向けになり
両脇に腕や手の力を抜いて投げ出して
身体全体をリラックスさせます。

ピヨ先生
ピヨ先生

この時、顎を噛みしめていたり
眉間に力が入っていることに気が付いたら
それらも緩めて行きましょう。

ピヨ先生
ピヨ先生

その状態で鼻で軽い呼吸
つまり吸う吐くを行いながら
そのリズムに合わせて

両手の指を軽く動かしていきます。

ピヨ先生
ピヨ先生

次いで足のかかとに意識を向けて
やはり軽い呼吸にリズムに合わせながら
踵を軸にして足を前後に動かしていきます。

ピヨ先生
ピヨ先生

そして今度は
同じく仰向けのままでお腹に意識を向けて

ピヨ先生
ピヨ先生

やはり軽い

リズミカルな呼吸に合わせて
へそを中心とした

お腹を上下に軽く動かしていきます。

ピヨ先生
ピヨ先生

この動作を

それぞれ初めは30~40回
慣れてきたら100回程度は

出来るように練習します。

ピヨ先生
ピヨ先生

もし、座っていることが出来るのでしたら
安全に配慮しながら

ベッドサイドに座って
これらの呼吸法を行ってみてください。

ピヨ先生
ピヨ先生

やっている際に

手先や足先に温かい感じや
フワフワ、モワモワしたような

独特な感じや

ピヨ先生
ピヨ先生

おへその下の部位に

温かさや圧力感を感じてきたら
その感覚に意識を向けて
その感覚を味わう様に

続けてみてください。

ピヨ先生
ピヨ先生

これらを続けていくと

気が末端部へと拡がり
お腹の気の巡りも改善して

ピヨ先生
ピヨ先生

脳の方に上がって心気を乱れさせている
熱や気も引き降ろされてくるとおもいます。

ピヨ先生
ピヨ先生

これを行う際のコツとして。

ピヨ先生
ピヨ先生

手足が動かしにくい様でしたら
呼吸だけに意識を集中するだけにして

ピヨ先生
ピヨ先生

頭の中に余計な考えが

湧き上がってきても
それに耳を貸さず
呼吸に意識を向けるように

してみてください。

ピヨ先生
ピヨ先生

できれば普段から
呼吸に意識を向けることを

続けるようにしていると

ピヨ先生
ピヨ先生

心が穏やかな状態を

維持しやすくなりますので
気が向いた時にでもお試しください。

 

まとめ

 

ピヨ先生
ピヨ先生

今回は、甲状腺機能低下症の方の体験談について
解説しました。

ピヨ先生
ピヨ先生

ご自分の体質にあった

漢方薬を試してみたい方は

ピヨの漢方の漢方相談を

ご利用ください。

 

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