ピヨ先生こんにちは。
後鼻漏にお悩みの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
外見的な特徴とお悩みの症状
この方の体質の特徴
9月頃から
痰がへばり付く症状が
出始めたそうですね。
昨今の9月はまだまだ暑いですが
真夏の外側主体の気の様子から
体の内側主体へと
勢いを弱めながら変化してきます。
また湿度の高い状態から
乾燥した季節へと変わってきますので
その時期に
へばりつくように
なり始めたことから
鼻の周囲において
潤いの不足や
巡らせる力の不足が
関わっていそうです。
BMIは痩せ型で
皮膚や髪の毛は乾燥し
体温は高くないが
熱っぽく感じることから
体は潤いが不足しているようです。
ところが舌の形は厚く
舌の苔は厚く
苔の上は水っぽく
雨の日に体調が悪いなど
体の中には
動きの悪い水分が
停滞してもいそうです。
手足が冷える寒がり
舌の色は白っぽいことから
水を巡らせる力の不足があり
イライラしやすく怒りっぽい
不安感が強い
肩こりがあることから
気の巡りは滞りがちで
上部へと偏った流れがありそうです。
そのため
巡らせる力が不足して
停滞気味な水が
気の滞りによって
上部へと巻き込まれていき
鼻の周囲で停滞するため
白い泡状の粘った痰になって
喉の方へと落ち込んで
来るのかと思います。
嵐の時には
後鼻漏が良く垂れてくる
そうですね
雨が降るような
湿度の高い時には
体の中の湿も影響を受けて
水を動かす力に
負担がかかるために
重鈍感が増しますので
鼻の周囲の水も影響を受けて
水の動きが悪くなり
後鼻漏が目立つのかと思います。
おススメの自然療法
この方におススメの自然療法を教えてください。
水を飲みたいと
あまり思わないとあります。
漢方薬を
いつもお湯で飲んでいるからかも
とのことですが
口が粘る
雨の日は体調が悪い
胃の中でチャポチャポ音がする
とありますので
体の中には
動きの悪くなった水分が
ありそうです。
そのために
水を飲みたくないの
かと思います。
東洋医学では
鼻とお腹は
関連が深いと考えますので
その水の巡りの悪さが
後鼻漏にも影響している事も
考えられます。
ですので
水を巡らせる原動力となる
体の冷えの改善も含めて
適度な運動を
心がけると良いかと思います。
食欲がない・多く食べられない
腹部の不快や鈍痛が多いという
お腹の弱さや
軟便になるなどは
漢方薬の影響も
あるのかもしれませんが
それらお腹の不調を改善するためにも
体を動かすことが良いかと思います。
近所を軽く散歩する
お家の中で
ヨガや気功などで
体を動かすでも良いので
軽く汗ばむくらいの運動を
もし運動不足かもと
心当たりがありましたら
お試しください。
まとめ
今回は、後鼻漏の方の体験談について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。
鼻がかめず白い泡状のおかゆのような
粘液が口にたまるので
飲み込めず吐き出しています。