【機能性ディスペプシア】冷えや悩みごとで悪化する方の体質の特徴と自然療法

お腹の不調

 

にゃんたろう
にゃんたろう

ピヨ先生こんにちは。

にゃんたろう
にゃんたろう

機能性ディスペプシアにお悩みの方から

質問をいただきましたよ。

 

YouTubeでも解説しています。

 

外見的な特徴とお悩みの症状

 

57歳・男性
172cm
38kg
BMI:12.84

 

舌の色の紅みが強い

 

機能性ディスペプシア。
不眠、食べられない、冷え、不安うつ、頻尿
立ちくらみ、動悸、疲れやすい、目の疲れ。
現在通院はなし。
過去に十二指腸潰瘍。
養生法は散歩、早寝早起きです。
冷えた時、悩み事考え事が多い時、無理して動いた時に悪化します。
温めると軽くなります。

 

この方の体質の特徴

 

にゃんたろう
にゃんたろう

機能性ディスペプシアってなんですか?

ピヨ先生
ピヨ先生

機能性胃腸症は

ピヨ先生
ピヨ先生

検査をしても

明らかな原因となるような炎症や
潰瘍などの異常が

無いのにもかかわらず

ピヨ先生
ピヨ先生

胃もたれや胃痛

食後のもたれ
少し食べるだけで

お腹がいっぱいになるなどの

ピヨ先生
ピヨ先生

不快な症状を感じる

病気の事を言います。

ピヨ先生
ピヨ先生

現代医学的には

ピヨ先生
ピヨ先生

ストレスなどが原因で
胃の働きや動きが悪くなったり

ピヨ先生
ピヨ先生

胃の粘膜を保護する

粘液の分泌が低下するなどして
知覚が過敏になるなどと言われています。

 

にゃんたろう
にゃんたろう

東洋医学ではどう考えますか?

ピヨ先生
ピヨ先生

食べ物を受け入れ分解し

下向きに運んでいく働きを
東洋医学では胃気と言いますが

ピヨ先生
ピヨ先生

この胃気と共同作業をして
腸管の蠕動運動を調整しているのを

肝気と言います。

ピヨ先生
ピヨ先生

必要な材料を吸収して栄養に作り変え
上向きに運び上げる働きを脾気といい

ピヨ先生
ピヨ先生

脾気から受け渡された栄養を
脾気と共に身体全体に配っていく働きも

ピヨ先生
ピヨ先生

肝気によって行われています。

ピヨ先生
ピヨ先生

これら3つの働きが乱れてしまうと
お腹の働きは正常に行われなくなり
お腹の動きが悪くなります。

にゃんたろう
にゃんたろう

この方はどうですか?

ピヨ先生
ピヨ先生

悩み事や考え事が多い時に悪化する

ピヨ先生
ピヨ先生

食べると腹が張りやすい

ゲップやガスが出ると楽になるなど

ピヨ先生
ピヨ先生

食べ物を吸収した後の

運搬の仕組みに

乱れがありそうに感じます。

ピヨ先生
ピヨ先生

また冷えた時に悪化して

温めると軽くなるとのことですので

ピヨ先生
ピヨ先生

脾気や肝気の働きを底支えしている
芯部の熱源の不足も関係していそうです。

ピヨ先生
ピヨ先生

頭が重く感じられることが多い

胃の中でチャポチャポ音がする
尿の量が普通で回数が20回とありますので

ピヨ先生
ピヨ先生

体の下部には

動きの悪くなった水分が

停滞しているように感じます。

ピヨ先生
ピヨ先生

不眠、不安、うつで
舌の色の紅みが強いとありますので

ピヨ先生
ピヨ先生

体の上部には

乾きの様子が感じられます。

ピヨ先生
ピヨ先生

頭の働きを調整する
心気の活動が

過剰に働きすぎているため

ピヨ先生
ピヨ先生

上部で指令が空回りしてしまい
体の下部には

熱が降りてこられなく

なっているようです。

ピヨ先生
ピヨ先生

脾気の働きを低下させるとともに
肝気の巡りの悪さも生じさせることで
正しく働けなくなるため

ピヨ先生
ピヨ先生

お腹の不調になっているのかもしれません。

 

おススメの自然療法

 

にゃんたろう
にゃんたろう

この方におススメの自然療法を教えてください。

ピヨ先生
ピヨ先生

養生法の散歩や

早寝早起きは
そのまま続けられると

よろしいかと思います。

ピヨ先生
ピヨ先生

悩み事や考え過ぎによって
頭で空回りを起こしているため

熱が生じ

ピヨ先生
ピヨ先生

それが脾気や肝気の働きを

乱しているように感じますので

ピヨ先生
ピヨ先生

散歩をする際にでも
呼吸に意識を向けるのを取り入れると
よろしいかと思います。

ピヨ先生
ピヨ先生

近所を散歩しながら
呼吸に意識を向けるようにして

ピヨ先生
ピヨ先生

考えが湧き上がったことに気が付いたら
呼吸に意識を向けるのを続けていくと

ピヨ先生
ピヨ先生

頭の過剰な働きが

穏やかに落ちついて
上部にこもった熱が降り

ピヨ先生
ピヨ先生

考えや悩みごとのループから

抜けやすくなりますので
気が向いたらお試しください。

ピヨ先生
ピヨ先生

仰向けになった状態で
やはり呼吸に意識を向けながら

ピヨ先生
ピヨ先生

ご自身の手で

お腹を気持ちの良い範囲で
押して緩めてあげると
効果が高くなります。

ピヨ先生
ピヨ先生

押している際に
固く突っ張っている

部位を見つけたら

ピヨ先生
ピヨ先生

そこに手を当てて
手の温かさで

緊張を解きほぐすように
呼吸に集中していると

ピヨ先生
ピヨ先生

お腹の働きも改善してきますので
こちらもお試しください。

 

まとめ

 

ピヨ先生
ピヨ先生

今回は、機能性ディスペプシアの方の体験談について
解説しました。

ピヨ先生
ピヨ先生

ご自分の体質にあった

漢方薬を試してみたい方は

ピヨの漢方の漢方相談を

ご利用ください。

 

 

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