
こんにちは
どうなさいましたか?

顎ニキビにお悩みの方から
質問をいただきましたよ
顎のニキビが繰り返しできて、なかなか治らない…そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
赤く腫れたり、しこりのようになったりするニキビは、治るまでに時間がかかるうえ、跡も残りやすいですよね。外からのケアを試してみても、かえって肌が荒れてしまうこともあります。
実は漢方では、顎にできるニキビは体の中の「水の巡り」と深く関係していると考えます。今回は、顎ニキビでお悩みの方のご相談を通じて、その原因と改善方法を詳しく解説していきます。
外見的な特徴とお悩みの症状など
今回ご相談いただいた方の基本情報は以下の通りです。
- BMI:17.9(細身の体型)
身体的特徴:
- むくみやすい体質
- 筋肉量が少ない
主な症状: ・顎に赤いニキビやしこりのようなニキビが繰り返しできる ・ニキビが治るまでに時間がかかる ・ニキビ跡が治りにくい ・外からの治療で肌が荒れやすい ・胃の不調がある
どんなニキビができることが多いですか?
顎にできるニキビには特徴があります。
この方の場合、赤く腫れたニキビやしこりのようなニキビができることが多いとのこと。さらに、治るまでに非常に時間がかかるそうです。
ニキビ跡も治りにくい体質で、外からのケアを試すと逆に肌が荒れてしまうことが多いというお悩みもありました。
体全体の状態はどうですか?
ニキビは顔だけの問題ではなく、体全体の状態を反映しています。
この方はBMI17.9と細身の体型ですが、むくみやすく、筋肉もあまりないとのこと。また、胃の不調も抱えていらっしゃいます。
漢方では、こうした体全体の状態とニキビの関係を重視して考えていきます。
顎にできるニキビの漢方的な原因は何ですか?
漢方では、顔にできるニキビはお腹の様子を反映すると考えます。
特に顎にできる場合、水を巡らせる力の不足が関係していることが多いのです。ニキビが赤く、しこりがあるということは、潤いの不足が背景にあって、局所で停滞している間に濃縮しているのかもしれません。
動きの悪い水は下の方に集まりやすい性質を持っています。この動きの悪さもしこりに関係していそうですね。
顎のニキビができるメカニズム
顎のニキビが多い方の場合、水の巡りに勢いがないながらも、ようやく体の上にある頭という場所に届きます。
しかし勢いがないために、頭の中の下部である顎の部位に落ち込むような形で水が停滞しやすくなります。そこでニキビとなって出てくるのです。
つまり、体の中の水の巡りと潤いのバランスが崩れていることが、顎ニキビの根本的な原因と考えられます。
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
ここでは、水の巡りの悪さや潤い不足という体質改善に効果が期待できる漢方薬をご紹介します。
ただし、これらはこの方に合う漢方薬ではなく、あくまで特定の体質改善に用いられる代表的な漢方薬です。
- 温経湯(うんけいとう):体の潤いを補いながら、水の巡りも整えていく漢方薬。冷えがあり、乾燥傾向のある方に用いられます。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):水の巡りを改善し、むくみを取りながら体を整える漢方薬。虚弱体質で冷えやすい方に適しています。
- 加味逍遙散(かみしょうようさん):血の巡りと水の巡りを整え、ストレスによる体の不調を改善する漢方薬。イライラや不安を伴う場合に用いられます。
**症状が複雑な場合には、単独では効果がない場合もあります。**体質や症状に合わせた漢方薬の選択が重要ですので、ピヨの漢方では個別の漢方相談も承っております。お気軽にご相談ください。
生活で気をつけることはありますか?
体質改善には、日常生活の見直しも大切です。
**過労が続いたり睡眠時間が不足すると、体の潤いが不足しやすくなります。**さらに、水を巡らせる力も低下するので注意が必要です。
また、**間食や食べ過ぎ、飲み物が多いと、お腹にも負担になり、水の巡りも悪化します。**心当たりのある方は、食生活を見直してみましょう。
運動も大切です
適度な運動もおすすめです。
運動は水の巡りを良くするとともに、お腹の働きも改善してくれます。運動が苦手な方、筋肉が少ない方でも、無理のない範囲で大丈夫ですよ。
軽い散歩から始めるだけでも効果がありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
まとめ
顎に繰り返しできるニキビは、単なる肌の問題ではなく、体の中の水の巡りと潤いのバランスが崩れているサインかもしれません。
漢方では、こうした体質的な背景に着目して、根本からの改善を目指していきます。温経湯などの漢方薬に加えて、十分な睡眠、適度な運動、食生活の見直しを組み合わせることで、より効果的な体質改善が期待できます。
繰り返す顎ニキビでお悩みの方は、ぜひ体の内側からのケアも意識してみてください。
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