
こんにちは
どうなさいましたか?

春の不安感などにお悩みの方から
質問をいただきましたよ
春になると、なんとなくソワソワしたり、急に涙が出てきたり……自分でも理由がよく分からないこともありますよね。
実は、春の感情の乱れには体質ごとに異なる原因があります。同じ「情緒不安定」でも、タイプによって整え方はまったく違うのです。
この記事では、春の感情の乱れに関係しやすい4つの体質タイプを漢方の視点から解説します。
気滞タイプとは?春にイライラ・のぼせが出やすい理由
気滞タイプは、体の中を巡る「気(エネルギー)」の流れが滞っている状態です。イライラしやすい・のぼせやすい・胸が張るといった症状が出やすいのが特徴です。
春は気が内側から外へと一気に切り替わる季節。気滞の方はこの変化についていけず、気が詰まりやすくなります。詰まった気がやがて熱に変わることで、イライラや胸の張りが生まれやすくなります。
このタイプに当てはまる方の特徴:
・イライラしやすい
・のぼせやすい
・胸が張る感じがある
気滞タイプの養生ポイント:
・早めに就寝する
・朝の軽い散歩を習慣にする
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。 この方個人に合う漢方薬ではなく、あくまで参考としてご覧ください。
・加味逍遙散(かみしょうようさん):気の滞りとともに、イライラや精神的な不安定を整えるのに効果が期待できます
・柴胡疏肝散(さいこそかんさん):気の流れを改善し、ストレスによる胸の張りや気分の落ち込みに効果が期待できます
・逍遙散(しょうようさん):気滞に血虚が重なるタイプの感情不安定に効果が期待できます
症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。 ピヨの漢方では体質に合わせた漢方相談を行っています。 お気軽にLINEからご相談ください。
陰虚タイプとは?ほてりながらそわそわしやすい理由
陰虚タイプは、体を潤し冷やす力(津液=体内の潤い成分)が不足している状態です。体温は高くないのに熱っぽく感じるのがこのタイプの特徴です。
津液が不足すると、体内の熱をうまく抑えられなくなります。その結果、感情の波が大きくなり、涙もろさや情緒不安定が出やすくなります。ほてりを感じながらもソワソワする、という方はこのタイプかもしれません。
このタイプに当てはまる方の特徴:
・体温は高くないのに体が熱く感じる
・涙もろくなる・感情の波が大きい
・情緒不安定になりやすい
陰虚タイプの養生ポイント:
・夜更かしを避ける
・しっかり眠ることを最優先にする
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。 この方個人に合う漢方薬ではなく、あくまで参考としてご覧ください。
・六味地黄丸(ろくみじおうがん):陰液(潤い)を補い、ほてりや感情の波を落ち着けるのに効果が期待できます
・知柏地黄丸(ちばくじおうがん):陰虚に熱感が強く伴う場合の情緒不安定に効果が期待できます
・天王補心丹(てんのうほしんたん):心の陰虚による不安・動悸・眠りの浅さに効果が期待できます
症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。 ピヨの漢方では体質に合わせた漢方相談を行っています。 お気軽にLINEからご相談ください。
陽虚タイプとは?冷えが気分の落ち込みにつながる理由
陽虚タイプは、体を温める熱源(陽気)が不足している状態です。冷えのイメージが強いですが、感情面とも深い関係があります。
体の熱源が不足すると、春の上昇する気の流れに乗れなくなってしまいます。気血(エネルギーと血液)を全身に広げる力が弱まることで、気分の落ち込みや浮き沈みが生まれやすくなります。イライラよりも、沈んだ気持ちが続く方はこのタイプかもしれません。
このタイプに当てはまる方の特徴:
・冷えが強い
・気分が落ち込みやすい・浮き沈みがある
・春の気分の上昇感を感じにくい
陽虚タイプの養生ポイント:
・体を冷やさないようにする
・早めにしっかり眠ることを心がける
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。 この方個人に合う漢方薬ではなく、あくまで参考としてご覧ください。
・附子理中丸(ぶしりちゅうがん):体の深部を温め、陽気を補うのに効果が期待できます
・真武湯(しんぶとう):冷えとともに気力の低下・気分の落ち込みがある場合に効果が期待できます
・桂枝加附子湯(けいしかぶしとう):冷えによる体のだるさや気分の浮き沈みに効果が期待できます
症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。 ピヨの漢方では体質に合わせた漢方相談を行っています。 お気軽にLINEからご相談ください。
血虚タイプとは?理由もなく涙が出やすい理由
血虚タイプは、体を養う「血(けつ)」が不足している状態です。「血」には感情を落ち着かせる鎮静作用があります。
血が不足すると感情を抑える力が弱まり、些細なことで涙が出やすくなることがあります。自分でも理由が分からないのに涙が出てくる、という経験がある方はこのタイプの可能性があります。
このタイプに当てはまる方の特徴:
・理由が分からないのに涙が出やすい
・些細なことで感情が揺れやすい
・感情を抑えにくいと感じることがある
血虚タイプの養生ポイント:
・夜にしっかり眠る
・腹八分目を心がける
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
※以下はこの体質タイプの改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。 この方個人に合う漢方薬ではなく、あくまで参考としてご覧ください。
・四物湯(しもつとう):血を補う基本処方で、感情の揺れや涙もろさに効果が期待できます
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):血虚と水の滞りが重なるタイプの情緒不安定に効果が期待できます
・酸棗仁湯(さんそうにんとう):血虚によって生じる不安・眠りの浅さ・感情の不安定に効果が期待できます
症状が複雑な場合や複数の体質が重なっている場合は、単独の漢方薬では効果が出にくいことがあります。 ピヨの漢方では体質に合わせた漢方相談を行っています。 お気軽にLINEからご相談ください。
春の感情の乱れ、4つの体質タイプを比較してみましょう
| タイプ | 主な特徴 | 症状の出方 | 養生の方向性 |
|---|---|---|---|
| 気滞タイプ | 気の流れが滞っている | イライラ・のぼせ・胸の張り | 早寝・朝の散歩 |
| 陰虚タイプ | 潤いが不足している | ほてり・涙もろさ・情緒不安定 | 夜更かしを避ける |
| 陽虚タイプ | 体を温める力が不足 | 気分の落ち込み・浮き沈み | 体を冷やさない・早寝 |
| 血虚タイプ | 血が不足している | 理由のない涙・感情が揺れやすい | 十分な睡眠・腹八分目 |
まとめ
春の感情の乱れは、「同じ症状でも体質によって原因がまったく異なります」。イライラが出やすいタイプもあれば、涙もろさや落ち込みが出やすいタイプもあります。
まずは自分がどのタイプかを知ることが、整え方の第一歩です。チェック項目を見て「これかもしれない」と思ったタイプがあれば、ぜひ養生を試してみてください。
どのタイプか判断が難しい場合や、複数のタイプに当てはまる場合は、ピヨの漢方のLINEからお気軽にご相談ください。体質に合わせた漢方の選び方を一緒に考えます。
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