ピヨ先生こんにちは。
下痢にお困りの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
乳製品を摂ると下痢になる
乳製品は下痢に関係ありますか?
下痢を起こしたくないなら
控えた方が良いですか?
とのことです。
乳製品で下痢を起こすのはなぜですか?
乳糖不耐症が考えられます。
乳糖不耐症の方は乳製品に含まれる
乳糖を消化する酵素が不足しているため
上手く分解することができず
乳糖が腸の中に残ることで
下痢になります。
また、乳製品の中の脂肪分を
上手く消化できないことでも
下痢になりますし
乳製品の中のたんぱく質に対して
アレルギーがある方の場合にも
過敏に反応して
下痢になることもあります。
東洋医学と乳製品
東洋医学ではどう考えますか?
牛乳などの乳製品は
体を冷やし潤いを補充する
働きがありますので
体が冷えていて
余分な水分が
充満しているような方は
余計に体を冷やし
水分を押し付けることで
下痢になるのかと思います。
なので下痢に限らず
体が重く浮腫みやすい方や
雨の日になると体調が悪い方
鼻水や痰が多いような方などは
控えた方が良いと思います。
どうしたらいいの?
どうしたら良いですか?
乳糖不耐症で下痢になるのであれば
控えめにした方が良いと思います。
どうしても乳製品を摂りたい場合には
他の食材と共に温めて調理すると
下痢になりにくいので
お試しください。
骨粗鬆症と乳製品
骨粗鬆症の改善のために
積極的に乳製品を摂る方もいますね。
骨粗鬆症の方が
骨を丈夫にしたいという理由で
乳製品を摂ることがありますが
その点も注意が必要です。
どうしてですか?
骨を作るためには
骨の材料となるものも大切ですが
作るための熱源はもっと大切です。
しかし牛乳で体が冷やされてしまうと
作る力となる熱源が弱まってしまうので
かえって骨が作りにくい状態になります。
ですので骨粗鬆症が
気になるような方の場合にも
やはり乳製品を摂る場合には
食材として温めて調理して
利用するのをおススメします。
まとめ
今回は、乳製品について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。