柴朴湯や半夏厚朴湯は口やのどの渇きに効きますか？

半夏厚朴湯は
気を巡らせながら
こもって固まっている水を
追い払う漢方薬です。

ですので喉元に引っかかった感じのする
ヒステリー球の解消などに使われます。

小柴胡湯はエネルギーの不足によって

体の中から外へ出られずに

こもっている気を

パワーアップすることで

表へと引っ張り出してきて

表層での戦いを応援し

パワーの不足でこもっていた水は
動けない間にドロドロして居座ってるので
引き降ろして解消します。

この2つが組みあいますので

こもって停滞している

気や水の動きは
パワーアップされて

巡り出しますので

気の滞りによって

こもっている水が解消されます。

ストレスがあり

自律神経失調症があるとのことですので
運搬に関わる肝気の乱れが

あるのかもしれません。

逆流性食道炎も
肝気の滞りによって
腸管の動きを調整する胃気が上向きに

逆流しているのかもしれませんん。

喉の違和感や鼻づまりなどからも
気が押し上げている感じがあります。

そして声がかれることや
口やのどに乾燥があることから
潤いの不足がありそうですので

乾かす作用のある柴朴湯や半夏厚朴湯は
少なくとも単独では

使いにくそうな感じがします。

もしかしたら
肝気を鎮める役目を持つ潤いの不足があるために
肝気の乱れがあるのかもしれませんので

漢方薬でしたら
気の滞りを解消するものとともに

潤いの補充を応援するものを
合わせて使う必要があるかもしれません。

生活習慣としては

気の滞りを解消するためにも
適度に体を動かすのが良いかと思います。

そして体の潤いを補充するのは
睡眠以外にありませんので

普段から早めで時間もたっぷりとした
睡眠を心がけましょう。