ピヨ先生、こんにちは
薄毛にお困りの方から質問をいただきましたよ。
今回の記事を読むと以下のことがわかります。
- 薄毛・抜け毛の原因
- 東洋医学と髪の毛
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
YouTubeでも解説しています。
髪の毛が薄くなってきた
60歳ごろから髪の毛が薄くなり
抜け毛も増えてきました。
髪の毛が細く体型は痩せ型で
冷え症もあります。
このままでは
さらに髪が薄くなってしまうのではないかと心配です。
抜け毛を予防し
髪を健康に保つために
漢方薬で効果がありますか。
とのことです。
東洋医学と髪の毛
東洋医学で髪の毛は
血の余りと言われて
血液との関りが強いと言われますが
さらには腎の華とも言われて
腎気の様子が良く現れる部位とも
考えられています。
腎気は、成長や発育と関わっていて
幼児期には腎気の勢いは強く
壮年期になるとその強さはピークを迎え
老年期になると、段々とその勢いを失います。
しかし幼児期には
まだまだ腎気の強さが充実していないため
うぶ毛のようなフワフワの状態から
ようやく少し強くなってきたかという感じですが
青年期から壮年期にかけては
生命力が最も充実するために
髪の1本1本に黒々としたつやがあって
しなやかに弾力があることで
柔らかく流れるようになめらかに動きますが
老年期になると
生命力にやや陰りが見えてきますので
髪の毛を維持するために
生命力を割くことが出来なくなるため
髪の毛には弾力性が無くなってハリやコシが減り
パサついて白髪が混じり
徐々に抜けて行き
ボリュームも少なくなります。
そして
その腎気の働きを維持するために
豊富な血液の補充が欠かせないために
血と腎気との充実が
髪の毛を維持するためにはとても大切です。
どうして薄毛になった?
この方はどうして薄毛になってしまったんですか?
髪の毛が細く
体型が痩せ型とありますので
髪の毛の材料となる血は
全体的に不足しがちなように感じます。
そして冷え症があるのと事ですので
もしかすると血を作る働きが弱っていて
不足してしまっているのかもしれません。
さらには髪の毛のある身体の上部へと届けるためには
血液を巡らせるための熱源が必要ですが
冷え性なために届ける力も不足しているのかもしれません。
そのため髪の毛の材料である血は作れない
届ける力も不足しているとなって
髪の毛に栄養が届かず
抜け毛や薄毛になっているのかもしれません。
どうしたら良いの?
どうしたら良いですか?
漢方薬でしたら
腎陽の働きを応援するものを
そして体に負担にならない程度に
血の補充を応援するものが必要です。
生活習慣としては
お腹に負担をかける食生活
食べ過ぎや飲み過ぎや
冷たい飲食物などを控えるようにして
空腹感を感じてから
良く噛んで食べるのを心がけましょう。
そして腎気を維持するために
普段から早めで時間もたっぷりとした
睡眠を心がけましょう。
まとめ
今回は、薄毛・抜け毛について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。