【咽喉頭異常感症】疲れがたまるとヒステリー球になる

ヒステリー球は

喉に違和感を感じ

飲み込もうとしようが

吐き出そうとしようが取れないのに
検査をしても何の異常もない状態です。

東洋医学ではヒステリー球を

気の滞りに周囲の水分が巻き込まれることで
喉に何かがあるような感じになると考えます。

疲れた時に体に起きることを考えますと

睡眠によって補充された陰が
段々と消費されていきいます。

そして、気も消耗されますので
体の中にあるモノを
動かす力が低下します。

そのため元々の体質として
陰の不足と気の不足のあると
疲れた時にその影響が体に現れやすくなります。

陰の不足があると
筋肉の緊張を緩めることができなくなって
気の滞りが起こりやすくなりますし

また、水も濃縮したようになるので
粘り気を持ち動きが悪くなります。

そして気は体の中の水を動かしますので

気の不足があると水の流れが悪くなります。

そのため喉の周囲では
余計に気の滞りが強まりますし

水は粘り気を帯び巡りが悪くなるので

ヒステリー球の症状が
現れやすくなります。

漢方薬でしたら
陰の不足がある場合には
潤いを補う漢方薬を

気の不足があるようでしたら
気を補う漢方薬を考えます。

そして生活習慣としては
寝不足や過労の生活習慣が続くと

陰の不足や気の不足を

作りやすくなりますので
少しでも早めに寝ることを

心がけましょう。