
こんにちは
どうなさいましたか?

胃痛にお悩みの方から
質問をいただきましたよ
年末年始は忘年会や新年会が続き、つい食べ過ぎ飲み過ぎになってしまう時期ですね。
「断れない宴会が続いて胃が痛い」「胸やけがひどくて辛い」そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、宴会続きで胃痛や胸やけに悩む方からのご相談をもとに、食べ過ぎによる胃の不調のメカニズムと改善方法について解説していきます。漢方の視点から見た対処法や、自宅でできるセルフケアもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
どのような症状でお困りですか?
年末からお正月にかけて宴会が続いていて、食べ過ぎ飲み過ぎで胃痛や胸やけがするとのことです。
食欲も減退気味とのことですが、なかなか断れない宴会が多くて困っているそうです。
食欲が落ちているのに、付き合いで食べなきゃいけないのは本当にきついですよね。
胃痛や胸やけ以外に、何か気になる症状はありますか?
げっぷがよく出るとのことです。
むかむかとする吐き気もあって、ときに酸っぱいものが上がってくることもあるそうです。
げっぷをすると一時的に楽になるそうですが、腐ったような臭いがすることが多いとのことでした。
吐き気があるということでしたが、実際に嘔吐してしまうこともあるか伺ったところ、たまにあるそうです。吐いてしまうと気分が楽になるとのことでした。
お腹の張りや膨満感については、お腹が張って苦しい感じがするとのことです。
これらの症状から考えられる体質は何ですか?
食べ過ぎ、げっぷ、吐き気、食欲減退、呑酸(酸っぱいものが上がってくる)、これらの症状が揃っているのは特徴的です。
胃が処理できる量を超えた飲食物が入ってきたことで、胃に大きな負担がかかっています。
胃の周囲で気血(体のエネルギーと血液)が停滞するために胃痛が起こります。
腐臭を伴うげっぷや、嘔吐後に楽になるという症状は、胃の中に未消化物が停滞している証拠です。
お話を伺う限り、胃腸の働き自体が元から弱っているわけではなさそうです。
食べ過ぎが重なったことで、お腹の中に入ってきたものを処理しきれていない状態ですね。
ではこの方に、おススメの自然療法を教えて下さい
一番の薬は、やはり食べ過ぎないことなんです。
でも、宴会が続いているとなかなか難しいですよね。
そういう時は、消化吸収を促進して、停滞を緩和させながら胃の動きを回復させる漢方薬が良さそうです。
加味平胃散などがそうですね。これは胃に溜まったものの消化を助けて、お腹の動きをスムーズにしてくれます。
あと、自分でできるケアとして、ツボ押しもおすすめですよ。
ツボ押しで胃の動きを改善しましょう
**足三里(あしさんり)**というツボは、膝のお皿の下から指4本分下がったところの、すねの外側にあります。
もう一つ、**中脘(ちゅうかん)**というツボは、おへそとみぞおちの真ん中あたりにあります。
ここを優しく押してあげると、胃の動きがよくなりますよ。
お風呂上がりに、リラックスした状態でやってみてください。
痛気持ちいいくらいの強さで十分です。
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
ここでは、食べ過ぎによる胃の停滞体質の改善に効果が期待できる漢方薬をご紹介します。
ただし、これらは今回ご相談いただいた方に合う漢方薬ということではなく、あくまで特定の体質改善に用いられる代表的な処方です。
- 加味平胃散(かみへいいさん):胃に溜まった未消化物の消化を促進し、お腹の動きをスムーズにする働きがあります。食べ過ぎによる胃痛や腹部膨満感に適しています。
- 参楂神(さんざしん):消化を助けて食積(食べ物の停滞)を解消する処方です。肉料理や脂っこい食事が多い方、胃もたれや胃の張りを感じる方、消化を助けたい方などに。
- 平胃散(へいいさん):湿気と食積を取り除き、胃腸の機能を整える基本処方です。お腹の張りや食欲不振に用いられます。
症状が複雑な場合には、単独の漢方薬では十分な効果が得られないこともあります。
ピヨの漢方では、お一人おひとりの体質や症状に合わせた漢方相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
年末年始の宴会シーズンは、どうしても食べ過ぎ飲み過ぎになりがちです。
今回のケースのように、胃痛、胸やけ、げっぷ、吐き気、腹部膨満感などの症状が現れたら、それは胃からのSOSサインです。
胃に溜まった未消化物が停滞している状態を改善するには、まず食べ過ぎを控えることが大切です。
それでも宴会が続く場合は、漢方薬やツボ押しなどのセルフケアを取り入れてみましょう。
足三里や中脘のツボは、胃の動きを活性化させる効果があります。お風呂上がりのリラックスタイムに、ぜひ試してみてくださいね。
胃の不調が長引く場合や症状が重い場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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