【漢方薬】げっぷが起こる原因は2つ【呑気症】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

げっぷにお悩みの方へ。

げっぷが長い間治らなくて困っているので

ゲップが治る漢方薬が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • げっぷが起こる原因は2つです
  • げっぷに使うタイプ別漢方薬

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

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げっぷが起こる原因は2つです

食べた物は、胃気の働きによって下向きに運ばれて、脾気によって栄養が吸収されて、必要の無くなった粕は、便として体の外へと排出されます。

 

しかし、胃気の働きが様々な理由で滞ってしまうと、食べ物が停滞している間に腸内細菌の働きで大量にガスが生じ、圧力が高まり過ぎて入口へと逆流するとゲップになります。

 

胃気が滞ってしまう原因には、大きく分けて

  • うっ滞して行き場がなくなった
  • 上向きの強い勢いがある

の2つがあります。

 

さらに、それぞれの中にもいくつかの原因に分かれていますので、詳しく解説いたします。

 

うっ滞して行き場がなくなった

胃気がうっ滞すると、げっぷになります。

 

胃気がうっ滞する原因として

  • 食べ過ぎ
  • お腹が弱っている
  • 冷たいものの食べ過ぎ

があります。

 

食べ過ぎ

 

食べ過ぎによって、食べ物が停滞すると、胃気がうっ滞します。

 

食べた物は、胃気によって運ばれて、お腹で脾気によって栄養が吸収されます。

 

しかし、食べ過ぎなどで、食べ物の処理が追い付かず、お腹に停滞するようになると、胃気の動きは阻害されて、うっ滞するようになります。

 

加味平胃散半夏厚朴湯などで、停滞している邪魔モノを動かして排除することで、胃気の鬱滞を取り除いて解消します。

 

加味平胃散は、食べ過ぎや飲み過ぎた後の、お腹の脹った感じがある時に、消化を助けてくれる生薬も含まれているのでとても助けになります。

 

半夏厚朴湯は、喉の周辺に停滞しているヒステリー球を解消するのに良く使われますが、やはり、余分な水分の停滞を排除してくれますので、食べ過ぎによるゲップに効果があります。

 

お腹が弱っている

 

お腹の働きが低下すると、ゲップになります。

 

胃気によって運ばれてきた食べ物を、脾気の働きによって吸収するのですが、脾気が弱っていると、お腹の中には処理しきれなかった食べ物が停滞し、胃気の動きがうっ滞します。

 

食べ過ぎの場合は、脾気の働きは通常は問題ありませんが、お腹が弱っている場合、食べる量は普通でも、お腹が弱っている事が原因で吸収が出来なくなり、食べた物がお腹に停滞します。

 

そのため、脾気そのものを高める応援をしないと、いくら停滞しているモノを動かしたところで、問題の根本的な解決にはなりません。

 

六君子湯などで、脾気の応援をしながら、停滞しているモノの動きを応援することで、胃気のうっ滞を解消します。

 

六君子湯は、お腹の働きが弱っていることが原因となっている、お腹の張りがある場合に飲むと、お腹の重だるいような張りがスーッと取れて楽になります。

 

冷たいものの食べ過ぎ

 

胃気は冷やされると、動きが悪くなります。

 

冷たい食べ物や、飲み物、あるいは緑茶やコーヒー牛乳、スムージーなど、体を冷やす性質のあるものの影響を、一番初めに受けるのが胃気です。

 

便秘が治るからと、空腹時にいきなり冷たい水分を摂る方がいますが、これを続けていると将来しつこい便秘になるかもしれません。

 

というのも、冷たい水で便がでるようになるのは、いきなり入ってきた冷たい飲み物を、急いで外に排出しようとする体の防衛反応だからです。

 

体にとって、冷たいものは毒になりますので、素早く排出して、内側を守ろうとします。

 

しかし、何度も冷たい物を飲むことを続けていると、段々と内側は冷やされ、胃気が冷えて停滞するようになり、ゲップが出るようになります。

 

胃苓湯安中散などで、胃気を温めながら、下向きの動きを応援することで、ゲップを解消します。

 

胃苓湯は、冷たいものの摂り過ぎなどによる、げっぷをはじめ、急な下痢や軟便にも、効果があります。

 

安中散は、お腹が冷えて張って痛み、げっぷや吐き気があるような場合に、お腹が温まって、滞った感じが取れて楽になります。

 

上向きの強い勢いがある

胃気が強い勢いで上向きに向かう事情があっても、ゲップになります。

 

胃気が上向きに向かう理由には

  • 胃が熱を持つ
  • イライラする事が多い
  • 乾燥症状がある

があります。

 

胃が熱を持つ

 

胃が熱を持つと、胃気の働きが失調して、熱によって逆流します。

 

辛い物、味の濃厚な物、脂っこい物など、熱の性質のある食べ物の摂り過ぎや、ストレス考え過ぎなどによって、胃が熱を持つようになると、胃気の動きが逆流するようになります。

 

そのため、お腹の中に発生したガスも、正しく下向きに移動できなくなるので、ゲップになります。

 

半夏瀉心湯や竹葉石膏湯などで、胃の過剰な熱を冷まし、胃気を下向きに下降させることで、ゲップを解消します。

 

半夏瀉心湯は、口内炎や、歯茎の腫れなど、胃に熱を持った事が原因による口の中のトラブルの時にも、効果ありますので、口内炎で痛くて食べられない時などには重宝します。

 

竹葉石膏湯は、胃熱だけでなく、呼吸器関係も潤して冷ましてくれますので、風邪が治ったにもかかわらず、何時までも続く乾いた咳と微熱の時に大変助けになります。

 

イライラする事が多い

 

イライラする事が多いと、肝気が上向き過剰になるので、ゲップになります。

 

イライラすることで気が滞ると、滞った気が上向きに上昇するようになり、それに胃気の下向きの動きが巻き込まれてしまうと、降りてこられずにゲップになります。

 

抑肝散加陳皮半夏大柴胡湯などで、気の滞りを解消しつつ、下向きに引き降ろし、場合によっては熱を冷ますことで、ゲップを解消します。

 

抑肝散加陳皮半夏は、ストレスが腸管の動きに影響を与えているような場合に、全身の気血の巡りを改善することで解消してくれますので、ストレスで食べ過ぎてお腹が張ったような感じの時にも効果があります。

 

大柴胡湯は、みぞおちに痞えたような詰まったような感じがある方に効果があり、胃酸が逆流して来るような吐き気がある場合に助かります。

 

乾燥症状がある

 

体を潤す成分が乾燥していると、肝気が上昇しやすくなります。

 

体の潤いには、肝気を鎮めるための冷却水としての働きもあります。

 

そのため、過労や夜更かし、辛い物の摂り過ぎなどで冷却水が足りなくなり、肝気の動きは過剰になりすぎてしまうと、気の巡りが滞り、肝気の勢いを制御できなくなって、気が上昇しゲップになります。

 

釣藤散杞菊地黄丸などで、乾燥した潤いを補充して、肝気を冷却水によって鎮めることで、気の上向き過剰を改善して、ゲップを解消します。

 

釣藤散は、上昇してしまった気を引き降ろしてくれますので、肩こりや頭痛、あるいは高血圧などを解消する助けとなることがあります。

 

杞菊地黄丸は、パソコンやスマホなどで目の使いすぎて視力が低下する、疲れ目があるような場合にも効果があります。

 

長時間モニターを見続けてて、疲れて目がかすむような場合にとても助けられます。

 

このように、ゲップは、様々な原因が元になっていますので、ご自分の原因を知って、ご自分に合った漢方薬を選ぶことで、回り道せずに改善することが出来ます。

 

また、食べ過ぎや飲み過ぎ、あるいは寝不足や過労なども、ゲップの間接的な原因となりますので、生活を改善しながら、漢方薬で治療することが、げっぷを解消するためには必要ですので、お試しください。

 

今回は以上です。

 

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