ピヨ先生こんにちは。
気疲れにお悩みの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
外見的な特徴とお悩みの症状
この方の体質の特徴
仕事終わりに気疲れするそうですね。
仕事終わりですから
睡眠によって補充された燃料が
消耗されて不足してくる時間帯です。
夕方から夜にかけては
陰の時間帯です
陰の時間帯って何ですか?
東洋医学の考えでは
時間帯にも陰陽があり
朝の6時から
夜の6時までは
陽の時間
夜の6時から
朝の6時までが
陰の時間になり
これは時間とともに
変化しています。
ですので夕方から夜は
体の中でも
陽の力である
動かす力や
外側へと拡がる働きが
衰えてきて
陰の力である
鎮める力や
内側へと向かう働きが
強まります。
ところが潤いの不足があると
陰の時間帯において
潤いの不足の症状が目立ち
精神的な活動を司る
心気を穏やかにすることができず
心が落ち着かない状態になりますし
不眠などの原因ともなります。
この方はどうですか?
顔色は黄色が強く
皮膚や髪の毛は乾燥し
舌の色も白っぽくて寒がり
食欲がなく多く食べられない
食べると胃がもたれるとありますので
お腹の働きが弱く
食べた物から
体に必要な材料を
作ることができず
作ったモノを
脳のある上の方まで
運搬できてない様子が
感じられます。
それにより寝つきが悪い
夢を見ることが多いなど
睡眠にも影響が出やすくなります。
またゲップやガスが出やすい
肩こりがある
イライラしやすく怒りっぽいなどからは
気の滞りがあることで
上部にこもった熱を
生じさせやすいようにも
感じられますので
仕事の終わりの
燃料不足の時間帯になると
持ち上げられない事などで
上部では
こもった熱と
潤いの不足の影響がでて
精神的に疲れを
感じやすくなるのかもしれません。
おススメの自然療法
この方におススメの自然療法を教えてください。
軽く汗ばむくらいの運動が
良いかと思います。
寒がりなどから
冷えや
持ち上げる働きの低下
などがありそうですので
それらを解消するためにも
体を動かすことで
気血の巡り良くするのが
良いかと思います。
またその際に
考えに巻き込まれないようにする
練習もすると
効果が良くなります。
近所を軽く散歩をしながら
呼吸に意識を向けるようにして
考えに巻き込まれないようにすると
精神的な疲労の解消に
効果が高くなります。
運動時だけでなく
時間が空いた時や
寝る前などに
呼吸に意識を向けて
考えに巻き込まれそうになったら
また呼吸に意識を向けるのを続けると
頭の過剰な働きが
穏やかに落ちついてきやすくなりますので
気が向いたらお試しください。
まとめ
今回は、気疲れの方の体験談について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。
仕事終わり