ピヨ先生こんにちは。
不安感にお悩みの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
外見的な特徴とお悩みの症状
この方の体質の特徴
不安になる理由って何ですか?
東洋医学では不安は
精神活動に関連する心気の穏やかさが
失われているのではと考えます。
この方はどうして
不安感になっているんですか?
顔色が黄色が強い
舌に歯の痕がある
舌の色が部分的に紫色などから
あまり気血を巡らせる
力強さは無さそうに感じます。
足や顔に浮腫みがあり
尿の回数が10回とあることから
吸収された水分は
出口までたどり着いてはいるモノの
水の巡りに勢いがないために
取り残された水分が
あちこちにあるようです。
皮膚が乾燥する
髪の毛が抜けやすい
目が疲れやすく乾燥しやすいなど
体の上部には必要なモノが
届けられないようです。
そのために
心気の働きを穏やかにする
血や潤いなどが不足して
対人恐怖や広場恐怖など
人の目が気になるなどの
心気の空回りが切っ掛けとなり
心気の働きが穏やかさを失って
不安感などになっているのかもしれません。
血や潤いが届かない原因は何ですか?
更年期障害とのことですので
腎気の乱れも関わっていそうです。
更年期の時期は
今まで子宮に向かって
下向きに集中していた働きから
一気に解放されますので
上部へと向かう動きが盛んになりますが
気の滞りなどの乱れがあると
体の要求に従った働きはできないので
必要なモノは届かなくなります。
そして舌の色は赤っぽくて
手足の冷えや寒がりなどもないので
体が芯から冷えている訳でもなさそうですが
巡りが悪い事から
体の上部の熱が
体の下部まで降りてこられずに
上で空回りを起こして
熱が不足するために
気や血が届けられないのかもしれません。
おススメの自然療法
この方におススメの自然療法を教えてください。
考えの空回りを継続させないためにも
適度な運動が良いかと思います。
広場などで散歩をする際に
呼吸に意識を向けながら
考えが湧き上がってきたことに気が付いたら
すぐに呼吸に意識を戻すようにしていると
心気の働きが穏やかになってきますので
気が向いた際にでもお試しください。
そして普段から
早めで時間もたっぷりとした
睡眠を心がけましょう。
まとめ
今回は、不安感の方の体験談について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。
あらゆる漢方を飲んでいますが、改善なし。
抗不安薬外出時に服用。