【頭痛】編み物で肩こりから頭痛に

頭痛
ピヨ先生
ピヨ先生

こんにちは
どうなさいましたか?

にゃんたろう
にゃんたろう

頭痛にお困りの方から

質問をいただきましたよ。

趣味の編み物を楽しんでいるうちに、いつの間にか肩がバリバリに凝ってしまい、頭痛まで感じるようになった…そんな経験はありませんか?編み物は素敵な趣味ですが、長時間の集中や同じ姿勢の維持によって、体に思わぬ負担をかけていることがあります。

今回は、編み物愛好家の方から寄せられた頭痛と肩こりのお悩みについて、その原因と自然療法による対策をご紹介します。

外見的な特徴とお悩みの症状

  • 編み物を始めてから症状が出現
  • 運動はしているが改善しない
  • 肩こりの悪化
  • 頭痛

編み物で頭痛になるのはなぜですか?

編み物は集中力を要する繊細な作業です。糸を編んでいくときの細かい動きと集中によって、知らず知らずのうちに体に負担がかかっています。

特に編み物をする際は肩周囲の筋肉が緊張状態になりやすく、また目も非常に疲労します。こうした状態が続くと、体の上部に気が集中して目に熱が生じ、それが頭の周辺に熱をこもらせることで頭痛を引き起こすのです。

運動をされているとのことですが、それだけでは編み物による特殊な疲労を完全に解消できていないのかもしれません。

ではこの方に、おススメの自然療法を教えて下さい

目の疲労や熱から来る頭痛には、目の機能をサポートする自然素材が効果的です。特におすすめなのは以下の3つの素材です:

  • 決明子(けいめいし):目の疲れを癒し、肝火(かんか)を鎮める効果があります
  • 枸杞(くこ):目の栄養となり、肝腎を補うとされています
  • 菊花(きくか):肝陽(かんよう)を抑え、目の熱を冷まします

これらの素材をお茶にして飲むことで、頭痛や視力障害の改善に役立つとされています。毎日の編み物タイムの前後に一杯飲んでみてはいかがでしょうか。

目の疲労からの頭痛を予防する自然療法

編み物によって引き起こされる目の疲労からの頭痛を予防するには、いくつかの対策が有効です:

  1. 定期的な休憩を取る:30分編み物をしたら、5分ほど目を休ませましょう
  2. 遠くを見る習慣をつける:近くばかり見続けると目の筋肉が緊張するので、時々窓の外など遠くを眺めましょう
  3. 目のストレッチ:上下左右に目を動かし、目の筋肉をほぐします
  4. 蒸しタオルで目を温める:目の周りの血行を促進します
  5. 適切な照明環境で作業する:明るすぎず暗すぎない環境を心がけましょう

頭痛に効果が期待できる漢方薬

以下に挙げる漢方薬は、目の疲労からくる頭痛に効果が期待できるものです。ただし、これらは特定の体質改善に効果が期待できる一般的な漢方薬であり、個人の症状に合わせた処方ではありません。

  • 釣藤散(ちょうとうさん):血の巡りを良くし、頭痛やめまいを改善する効果があります
  • 葛根湯(かっこんとう):肩こりからくる頭痛に効果的で、血行を促進します
  • 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):目の疲れや充血を改善し、頭痛を和らげます

症状が複雑な場合には、単独の漢方薬では効果が現れにくい場合があります。当店では漢方相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

編み物という素敵な趣味を楽しみながら、健康も維持していきたいですね。肩こりや頭痛を予防するには、決明子・枸杞・菊花のお茶を日常に取り入れたり、適切な休憩を取ることが大切です。

また、姿勢にも注意を払い、長時間同じ姿勢でいないように心がけましょう。目の疲れが溜まってきたら、遠くを見たり、目のストレッチをするなどの小さな習慣が大きな改善につながります。

何よりも大切なのは、無理せず自分のペースで編み物を楽しむことです。体調を整えながら、創作の喜びを感じていきましょう。

YouTubeでも解説しています。

YouTube player
ピヨ先生
ピヨ先生

ご自分の体質にあった

漢方薬を試してみたい方は

ピヨの漢方の漢方相談を

ご利用ください。

タイトルとURLをコピーしました