
こんにちは
どうなさいましたか?

冷えにお悩みの方から
質問をいただきましたよ
春の暖かい日差しに誘われて、道端によもぎの若葉が顔を出す季節になりましたね。この時期になると、冬の間に溜まった不要な水分や老廃物をすっきりと排出したくなりませんか?
春は肝の季節と中医学では考えられており、血の巡りを良くして体をリセットするのに最適な時期です。そんな春にぴったりなのが、よもぎを使った温かいお菓子。
今回ご紹介する「よもぎあんこ饅頭」は、体を温めて血行を促進するよもぎ、むくみを解消する小豆、消化を助ける黒糖を組み合わせた女性に優しい薬膳スイーツです。
よもぎあんこ饅頭の食材が持つ薬膳パワーとは?
蓬(よもぎ)
性味・帰経:
- 性味:温・辛・苦・小毒
- 帰経:肝・脾・腎
薬膳効果:
- 温経止血(うんけいしけつ):体を温めて出血を止める作用
- 散寒調経(さんかんちょうけい):冷えを追い払い月経を調整する
- 安胎(あんたい):妊娠を安定させる働き
小豆(あずき)
性味・帰経:
- 性味:甘・酸、平性
- 帰経:心・小腸
薬膳効果:
- 利尿除湿:水分代謝を促しむくみを解消する
- 解毒排膿:毒素を取り除き膿を排出させる効果
黒糖
性味・帰経:
- 性味:甘・温
- 帰経:脾・胃・肝
薬膳効果:
- 温中補虚:体を温め体力を補う滋養強壮効果
- 緩急止痛:痛みを和らげ筋肉の緊張を緩める
- 活血化瘀:血流を良くし血の滞りを改善する
材料・作り方(4個分)
材料
- よもぎ:20g
- 絹豆腐:100g
- 油:10g
- 塩:少々
- 米粉:130g
- 黒糖:10g
- ベーキングパウダー:4g
- あんこ:100g(25g×4個)
- 黒ごま:適量(トッピング用)
作り方
- あんこを4等分にして丸めておきます
- よもぎをよく洗い、沸騰したお湯に塩を入れて1分茹でます
- 茹でたよもぎを水にさらし、しっかりと水分を絞ります
- フードプロセッサーに絞ったよもぎ、絹豆腐、油、塩を入れて滑らかになるまで回します
- ④をボールに移し、米粉、黒糖、ベーキングパウダーを加えて混ぜます 耳たぶくらいの柔らかさになるよう、米粉や水分を調整してください
- 生地を4等分にして、それぞれにあんこを包んで丸めます 上に黒ごまをトッピングします
- フライパンに薄く油を引き、キッチンペーパーで全体に伸ばします
- 饅頭を並べて蓋をし、弱火で8-10分焼きます 焼き目がついたらひっくり返して、さらに5-8分焼いて完成です
どんなタイプの人に向いている?体質別おすすめコメント
この「よもぎあんこ饅頭」は、特に冷え性タイプの方におすすめです。
こんな方にぴったり:
- 手足が冷えやすく、温かいものを好む
- 顔色が白っぽく、疲れやすい
- 生理不順や生理痛がある
- むくみやすく、朝起きた時に顔がパンパン
- 胃腸が弱く、消化不良を起こしやすい
よもぎの温める性質と小豆の利水作用(余分な水分を排出する働き)が、冷えとむくみの両方にアプローチしてくれます。黒糖の甘みが脾胃(消化器系)を温めて、全体的な巡りを改善してくれるでしょう。
また、血の巡りが悪いタイプの方にも効果的です。よもぎには血行促進作用があるため、肩こりや頭痛、月経痛などの改善にも期待できます。
気をつけたい点と注意事項
このレシピは基本的に体に優しい食材を使っていますが、いくつか注意点があります。
摂取に注意が必要な方:
- 妊娠中の方:よもぎには子宮収縮作用があるため、妊娠中の摂りすぎは避け医師に相談しましょう
食べる際の注意点:
- 食べ過ぎに注意:どんなに体に良くても、食べ過ぎは胃腸に負担をかけます
- アレルギーのある方:よもぎはキク科植物です。キク科アレルギーの方は注意してください
- 体質に合わない場合:食後に胃もたれや不快感を感じた場合は、量を調整するか摂取を控えましょう
温性の食材が多いため、のぼせやすい方や熱っぽい症状がある時は控えめにして、体調を見ながらお召し上がりください。
まとめ
春の訪れと共に芽吹くよもぎを使った「よもぎあんこ饅頭」は、女性の体を優しく温めて整える薬膳スイーツです。
よもぎの血行促進作用、小豆のむくみ解消効果、黒糖の消化促進パワーが組み合わさって、冷えやむくみ、婦人科系の不調にアプローチしてくれます。
特に季節の変わり目で体調を崩しやすい方や、慢性的な冷えに悩んでいる方におすすめです。手作りの温かいお菓子で、心も体もほっこりと癒されてくださいね。
春の薬膳生活を始める第一歩として、ぜひお試しください。きっと体の内側から温まって、元気な毎日を過ごせるはずです。
このレシピの動画はこちらから(YouTube)
参考文献

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