花粉症の鼻詰まりに!蒸しタオルとツボ押しで気血の巡りを整える自然療法

ちょい聞き箱
ピヨ先生
ピヨ先生

こんにちは
どうなさいましたか?

にゃんたろう
にゃんたろう

花粉症にお悩みの方から
質問をいただきましたよ

花粉の季節になると、鼻がつまって息がしづらい…そんな辛い状態が続いていませんか?

鼻詰まりは単なる「花粉のせい」と思いがちですが、中医学(東洋医学の考え方)では、体の内側にある気血(きけつ:体を動かすエネルギーと血液の流れ)の巡りが悪くなっているサインと考えます。

鼻の粘膜が腫れて、花粉などの異物を外へ押し返す力が弱まっている状態かもしれません。今回は、そんな鼻詰まりに役立つ自然療法と漢方薬をご紹介します。

鼻詰まりが起きているとき、体の中では何が起きているの?

鼻詰まりが強い時は、鼻まわりの気血の流れが滞り、粘膜が腫れやすくなっている状態です。

花粉などの刺激に対して、本来なら体が「外へ押し返す力」を発揮するはずなのですが、その力が弱まっていると鼻の中で炎症が長引きやすくなります。

さらに、お腹への負担も鼻の巡りを弱める原因のひとつです。食べ過ぎや消化不良が続くと、体のエネルギーが消化に取られてしまい、鼻まわりへの流れが届きにくくなります。

ではこの方に、おススメの自然療法を教えて下さい

おすすめの自然療法は、温かい蒸しタオルとツボ押しの組み合わせです。手順はとてもシンプルですよ。

まず、温かい蒸しタオルを鼻にそっとあてます。温熱で鼻まわりの血行を促しながら、小鼻のわきにある迎香(げいこう)というツボをそっと押してみてください。

迎香は鼻詰まりに効果が期待できる代表的なツボです。「気持ちいい」と感じるくらいの力で押すのがポイントで、強く押しすぎなくて大丈夫です。鼻周囲の流れがスッと変わるのを感じられるはずです。

ツボの場所と押し方のポイント:

  • 場所:小鼻の両わき、鼻と頬の境目あたり
  • 力加減:「気持ちいい」と感じる程度
  • 方法:蒸しタオルで温めながら行うとより効果的
  • タイミング:鼻が詰まって息苦しい時にいつでも

食生活でも鼻をサポートできますか?

腹八分目の食生活を心がけることも、鼻をスッキリさせる近道です。

お腹に負担をかけすぎると、体全体の気の流れが滞りやすくなります。食べ過ぎを控えるだけでも、鼻まわりの巡りが改善されることがあります。

特に花粉の季節は、消化に重い食事や冷たいものを控え、温かくて消化しやすいものを選ぶようにしてみましょう。

この体質改善に効果が期待できる漢方薬

以下は、鼻まわりの気血の巡りが滞りやすい体質の改善に効果が期待できる漢方薬です。今回ご相談いただいた方に限らず、この体質傾向にある方全般に参考になる情報としてご紹介します。

  • 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう):体を温めながら水分の巡りを整え、詰まりを通す代表的な漢方薬です。
  • 辛夷清肺湯(しんいせいはいとう):鼻の粘膜の熱や腫れを鎮めて通りを良くする働きがあり、慢性的な鼻詰まりや副鼻腔(ふくびくう:鼻の奥にある空洞)の炎症に効果が期待できます。
  • 葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい):首や肩のこりを伴う鼻詰まりに向いており、体の表面の巡りを整えながら鼻の通りを改善する効果が期待できます。

ただし、鼻詰まりの原因や体質は人によって異なります。症状が複雑な場合や、複数の不調が重なっている場合には、一種類の漢方薬だけでは十分な効果が得られないこともあります

ご自身の体質に合った漢方薬を選ぶことがとても大切です。ピヨの漢方では、お一人おひとりの体質や症状に合わせた漢方相談を行っています。お気軽にご相談ください。

まとめ

鼻詰まりは、体が出している大切なサインです。薬だけに頼らず、蒸しタオルとツボ押しで自分をそっと労わってあげましょう。

まとめのポイント:

  • 蒸しタオルで鼻まわりを温める
  • 迎香(小鼻のわき)を気持ちいい力で押す
  • 腹八分目の食事で、お腹への負担を減らす
  • 体質に合った漢方薬で、内側から体を整える

体の内側から整えることで、鼻詰まりの辛さが和らいでいきます。ぜひ今日から試してみてくださいね。

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ピヨ先生
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