
こんにちは
どうなさいましたか?

冷えのぼせにお悩みの方から
質問をいただきましたよ
冬の寒い季節、手足は氷のように冷たいのに、顔だけがカッカと熱くなる経験はありませんか?
この不思議な症状は「冷えのぼせ」と呼ばれ、多くの方が悩んでいる体の不調の一つです。一見矛盾しているように見えるこの症状ですが、実は体内のエネルギーの巡りに深い関係があります。
今回は、この冷えのぼせがなぜ起こるのか、そしてどのように改善できるのかを、東洋医学の視点からわかりやすく解説していきますね。
手足が冷たいのに顔だけ熱くなるのはなぜ?
冬になると手足は冷たいのに、顔だけカッカと熱くなることはありませんか?
これは体の中心に熱が集まって手足まで巡らない状態なんです。本来なら手足の末端に流れるはずのエネルギーや温かさが、パワー不足で流れられないために起こります。
ところが中心で渋滞を起こして過剰になったエネルギーは、逃げ場を探して上に昇っていきます。その結果、顔や頭部だけがほてってしまうのです。
この状態は、体のエネルギー(気)や血液(血)の循環が滞っていることを示しています。
この症状を改善するにはどうすればいい?
パワーが不足して渋滞している状態なので、激しい運動は必要ありません。
近所を軽く散歩して巡りが良くなるだけでも、流れが変わるかもしれません。体を優しく動かすことで、滞っていたエネルギーがスムーズに流れ始めます。
以下のような日常生活での工夫も効果的です。
- ゆっくりとしたウォーキングで全身の血行を促進する
- 深呼吸や軽いストレッチで気の流れを整える
- 足湯で末端の血行を改善する
無理のない範囲で体を動かすことが、この症状改善の第一歩となりますよ。
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
ここでは、エネルギー不足による冷えのぼせ体質の改善に効果が期待できる漢方薬をご紹介します。これらは特定の方に合わせた処方ではなく、あくまで気血不足による冷えのぼせ体質の改善を目的とした一般的な漢方薬です。
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):血を補い巡りを良くする代表的な漢方薬。冷えと水分代謝の改善に働きかけます。
- 加味逍遙散(かみしょうようさん):気血の巡りを整えながら、のぼせやイライラなどの症状も和らげます。
- 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう):血の滞りを改善し、上半身ののぼせを下へ引き降ろし下半身の冷えのバランスを整えます。
ただし、症状が複雑な場合には、単独の漢方薬では十分な効果が得られないこともあります。
お一人お一人の体質や症状に合わせた適切な漢方薬の選択が大切ですので、ピヨの漢方では個別の漢方相談も承っています。お気軽にご相談くださいね。
まとめ
手足が冷たいのに顔だけ熱くなる冷えのぼせは、体のエネルギーが不足して末端まで巡らず、中心部で渋滞している状態です。
この症状の改善には、激しい運動ではなく、軽い散歩など無理のない範囲で体を動かすことが効果的です。日々の生活の中で、ゆっくりとしたウォーキングや深呼吸、温かい飲み物などを取り入れてみましょう。
体質改善には漢方薬も有効な選択肢の一つです。ただし、お一人お一人の状態に合わせた適切な処方が大切になります。
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