
こんにちは
どうなさいましたか?

春の不調にお悩みの方から
質問をいただきましたよ
春が来るたびに、なんとなくソワソワしたり、気持ちが落ち着かなくなったりすること、ありませんか?
実はこれ、単なる「気のせい」ではないんです。漢方の視点から見ると、春は体の中の気の流れが大きく切り替わる季節で、それが心や体のサインとして現れやすい時期なんです。
なぜ春になると気持ちが乱れやすいのでしょうか?
冬の間、体の中の気(エネルギーの流れ)は内側を中心にめぐっています。体の奥にエネルギーをため込んで、寒さに備えているイメージですね。
ところが春になると、その流れが内側から外側へと一気に切り替わります。外に向かってエネルギーが動き出す、いわば「解放のスイッチ」が入る季節です。
もともと気の流れが滞りやすい体質(気滞〈きたい〉体質)の方は、この大きな変化についていけないことがあります。エネルギーがうまく流れずに詰まってしまい、それが次のようなサインとして体に現れてきます。
- イライラしやすくなる
- 不安感が出てくる
- 寝つきが悪くなる
- 気持ちが落ち着かない
心当たりがある方は、気の流れが詰まっているサインかもしれません。
ではこの方に、おススメの自然療法を教えて下さい
春の養生でまず大切にしてほしいのが、夜更かしをしないことです。夜は体がリセットされる大切な時間。しっかり眠ることで、乱れた気の流れが少しずつ整っていきます。
そして、朝は少し早起きして軽く散歩する習慣をつけてみましょう。外の空気を吸いながら体を動かすだけで、滞った気が動き出しやすくなりますよ。
さらに、働き過ぎやストレスを溜め込まないように意識することも大切です。春は気が外に向かって動き出す季節。その流れに逆らわず、できるだけゆったりと過ごすことが、心と体のバランスを保つことにつながります。
春の養生のポイントまとめ:
- 夜更かしをせず、早めに就寝する
- 朝少し早起きして、軽い散歩をする
- 過労を避け、ストレスを溜め込まない
- 体の流れに逆らわず、ゆったり過ごす
この体質改善に効果が期待できる漢方薬
以下は、気滞(気の流れが滞りやすい)体質の改善に効果が期待できる漢方薬の一例です。この方に合う漢方薬を示しているわけではなく、あくまで体質的な傾向への参考情報としてご覧ください。
- 逍遙散(しょうようさん):気の流れを整え、イライラや不安感、気持ちの落ち込みなどに用いられる代表的な漢方薬です。
- 柴胡疏肝散(さいこそかんさん):ストレスによる気の停滞に働きかけ、胸のつかえ感やイライラの改善が期待できます。
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):気の流れが滞ることで生じる不安感や、のどのつかえ感・寝つきの悪さなどに用いられます。
ただし、症状が複雑な場合には、1種類の漢方薬だけでは十分な効果が出ないこともあります。ご自身の体質や症状に合わせた処方が大切です。
ピヨの漢方では個別の漢方相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
まとめ:春の不調は体からの大切なメッセージです
春のイライラや不安感、眠れない夜は、気の流れが切り替わる季節の変化に体がついていけていないサインかもしれません。
まずは夜更かしをやめ、朝の散歩を習慣にするだけでも、体の流れは少しずつ変わってきます。焦らず、春の流れに乗るようにゆったり過ごしてみてください。
漢方の力を上手に活用しながら、体の内側からバランスを整えていきましょう。
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