ピヨ先生こんにちは。
外反母趾にお悩みの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
外見的な特徴とお悩みの症状
この方の体質の特徴
外反母趾ってどのような症状ですか?
外反母趾は
足の親指が
小指側に曲がっていき
歩くことで炎症が生じ
痛みになる症状です。
外反母趾になる原因には
靴の形の影響や
遺伝的な要素もあると
言われています。
特に関節を支えている
靱帯や筋肉の緩みなどがある方には
多く見られるとのことです。
この方はどうですか?
顔色は普通で
皮膚や髪の毛も正常
舌の色や形も正常ですので
身体全体のバランスとして
あまり目立つ偏りはありません。
しかし舌の苔の上の水分が水っぽく
苔が外側には無いことから
水が体の下部に集中していて
拡がれていない様子が
感じられます。
1日の小便の回数も
8回とやや多く
夜間尿に行く日があり
閉経しているモノの
不正出血があり
腰痛があることから
腎気に負担がかかっているように感じます。
また浮腫みなどはないものの
喉の渇きがない事や
普通の硬さではあるものの
1日に何度も出る大便の様子からは
目立たないものの
水の動きの悪さが
あるのかもしれません。
腎気に負担がかかっているとどうなりますか?
腎気には体の土台を支え
緊張や張りを保つ働きがあります。
年齢と深く関係していて
子供は勢いが強く
壮年期になると
その強さはピークを迎え
老年期になると勢いが弱まります。
腎気が衰えると
緊張や張りを保つことができず
腰が曲がってきます。
腎気の弱りが
緊張度に影響することで
腰痛になることもあります。
そして足の親指を支える靱帯に
腎気の弱さの影響が及んで
緩んでしまうと
親指を正しい位置に
支えることができなくなり
外反母趾になりやすくなります。
水の動きが悪いとどうなりますか?
東洋医学の経絡の考えでは
親指の外側には
お腹と関係の深い脾経と呼ばれる
気血の通り道が巡っています。
脾経がお腹への負担で弱ると
脾経の通っている場所で
影響が出ますので
良く噛まずに食べる方や
空腹感を無視して
時間で食事を摂ることが多いなど
お腹への負担が強い方は
膝の内側を通っている脾経が
影響を受けて緩み
ズレて痛くなりやすい
とも言われています。
水を動かすのは
腎気と共に
脾気が関わっていますので
大便の様子や
のどの渇きの様子から
お腹に負担がかかっていて
水の巡りが悪く
それが脾経に
歪みを作る原因となって
外反母趾と
なっているのかもしれません。
おススメの自然療法
この方におススメの自然療法を教えてください。
お医者様などで
セルフトレーニングは
お伝えされていると思いますので
それを続けられるのが
よろしいかと思います。
それと共に
もし水分の摂りすぎや
あまり良く噛まないような食生活や
空腹感よりも
時間で食べるような食生活に
心当たりがありましたら
熱中症の季節以外においては
喉の渇きを感じてから
飲むようにして
食事に関しても
お腹が空いてから
良く噛んで腹八分目を心がけると
よいかもしれません。
まとめ
今回は、外反母趾の方の体験談について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。
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