
こんにちは
どうなさいましたか?

夏バテにお悩みの方から
質問をいただきましたよ
こんにちは。毎日暑い日が続いていますね。
エアコンの効いた部屋にいても、なんとなく体がほてったり、のどが渇いたりしませんか?
そんな夏の暑さで疲れた体には、体を潤してくれる食材を使ったデザートがおすすめです。今回ご紹介するのは、豆乳を使ったパピコ風アイスです。
豆乳は中医学では「体の熱を冷まし、潤いを与える」食材として知られています。暑さで失われた水分を補い、体の内側からクールダウンしてくれるんですね。
さらにココアの疲労回復効果もプラスして、夏バテ気味の体にやさしいアイスに仕上がりました。
豆乳パピコ風アイスの食材が持つ薬膳パワーとは?
豆乳(とうにゅう)
性味・帰経:
- 性味:平・甘
- 帰経:肺・大腸・膀胱
薬膳効果:
- 潤肺化痰平喘:呼吸器を潤し痰や咳を改善する
- 利尿通便:水分代謝を促しお通じを良くする
- 補虚養血:体力を補い血を養い元気にする
ココア(カカオ豆)
性味・帰経:
- 性味:平・甘・苦
- 帰経:肺・心・大腸・胃
薬膳効果:
- 補気益心:動悸や疲労、居眠りしやすい症状を改善
- 利尿通淋:尿少や尿の出が悪い状態をサポート
コーヒー
性味・帰経:
- 性味:微苦・渋・平(最終的に涼性)
- 帰経:肺・肝・胃・脾・心
薬膳効果:
- 昇陽益気:体内の気を昇らせて活力を高める
- 利水排尿:余分な水分を排出してむくみを改善
- 醒神健胃:意識を覚醒させ、胃の働きを促進する
レシピ紹介
材料(4~6本分)
- インスタントコーヒー:4g
- 無糖ココア:4g
- てんさい糖:42g
- 豆乳:350ml
チョコソース(お好みで)
- 無糖ココア:5g
- メープルシロップ:6g
- ココナッツオイル:10g
- 塩:少々
作り方
- 無糖ココア、てんさい糖を入れて混ぜ、さらにインスタントコーヒーを入れて混ぜます
- 豆乳の一部(50mlくらい)を温め、1を溶かします
- 残りの豆乳(300mlくらい)を入れて、よく混ぜます
- ダイソーの細めの氷棒の袋、またはフリーザバックに入れて、冷凍します
- **チョコソース入りの場合:**チョコソースの材料をすべて入れて混ぜます
- ダイソーの細めの氷棒の袋に少し入れてから、3を入れます
- フリーザバックの場合は、スプーンやアイスクリームディッシャーで盛りつけた上にたらし、ナッツを飾るとおしゃれですよ
どんなタイプの人に向いている?体質別おすすめコメント
このアイスは特に以下のような方におすすめです。
暑がりで体に熱がこもりやすいタイプの方には、豆乳の清熱作用がぴったりです。のぼせやすい、汗をかきやすい方にも良いでしょう。
疲れやすく、だるさを感じる方には、ココアの疲労回復効果が助けになります。夏バテで食欲がない時でも、冷たいアイスなら食べやすいですね。
集中力が続かない、頭がぼんやりする方には、コーヒーの覚醒作用が頭をすっきりさせてくれます。
ただし、冷え性の方や胃腸が弱い方は、食べ過ぎに注意してくださいね。
気をつけたい点と注意事項
このアイスを楽しむ際に、いくつか気をつけていただきたいポイントがあります。
ココアの摂りすぎ注意:ココアには油脂が含まれているため、摂りすぎるとニキビや湿疹が出やすくなる場合があります。特に肌トラブルが気になる方は、適量を心がけましょう。
冷たいものの食べ過ぎ:いくら体を潤すといっても、冷たいアイスの食べ過ぎは胃腸に負担をかけます。1日1~2本程度を目安にしてください。
カフェインの摂取時間:コーヒーを使用しているため、夕方以降に食べる場合は睡眠への影響を考慮しましょう。
糖分の調整:甘さは体質や好みに合わせて調整してください。血糖値が気になる方は、てんさい糖の量を減らしても美味しく作れます。
まとめ
豆乳パピコ風アイスは、暑い夏の体を内側から潤してくれる薬膳デザートです。
豆乳の清熱効果で体の熱を冷まし、ココアの疲労回復作用で夏バテ対策にもなります。作り方も簡単で、材料を混ぜて凍らせるだけなので、忙しい毎日でも手軽に作れますね。
暑がりの方、疲れやすい方、頭をすっきりさせたい方に特におすすめしたいレシピです。
暑い夏を乗り切るために、ぜひ作ってみてくださいね。
このレシピの動画はこちらから(YouTube)
参考文献

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