ピヨ先生、こんにちは
骨粗鬆症にお困りの方から
質問をいただきましたよ。
今回の記事を読むと以下のことがわかります。
- 骨粗鬆症になる理由
- 骨粗鬆症を予防する方法
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
YouTubeでも解説しています。
健康診断で骨粗鬆症
健康診断で骨粗鬆症として指摘されたそうです。
数年前からサプリメントなどを飲んで
改善に努めていたそうですが
今年はだいぶ低下してしまったそうです。
東洋医学で考える骨粗鬆症になる理由
どうしてこのような症状になっているんでしょうか?
骨を作るには体の芯部の働きである腎気が
大きく関わっていますが
それをもう少し分解して見てみますと
これには材料となるための腎陰と
作る働きの腎陽の2つに分けられて
骨を作るためにはこの2つが
バランス良く機能している必要があります。
さらには、食べた物を吸収して
骨を作るための働きである
お腹の働きを関りの強い
脾気も関係しています。
例えば、材料だけを食事などで取り入れても
それを適切に吸収できなければ意味がありません。
さらには、材料が吸収できたとしても
それを作るだけのエネルギーがないと
材料だけが積み重なって邪魔モノが増えてしまい
完成品としての骨が出来なくなります。
ですから、材料提供は大事ですが
作るためのエネルギーである
つまり腎陽や脾気がとても大切です。
骨粗鬆症を予防する自然療法
どうしたらいいんですか?
食事では牛乳やヨーグルト、ビールや生ものなど
体を冷やすものは控えめにして熱を守り
体を良く動かして熱を作る必要があるかもしれません。
そして
睡眠中に体の修復が行われていますので
運動して疲れたら
早めにお休みになると良いかもしれません。
牛乳やヨーグルトはカルシウム摂取に
必要なのではないですか?
先ほども言いましたように
材料はとても大切なのですけど
体を冷やすこれらの食材によって
それを作る働きが低下してしまうと
骨は作りにくくなってしまいます。
特に、冷たいままの牛乳を
喉を鳴らして飲むような事を続けていると
ドンドンお腹への負担となって
腎陽や脾気は機能低下してしまいます。
でも、もし使う場合には
他の体を温める食材に合わせて
調理して温めた状態で使うなら大丈夫ですよ。
予防するには四股がおススメ
他に何か気を付けることはありますか?
骨を作るための運動には
相撲の四股が良いかもしれません。
四股は腎気と関係の深い
体を支える土台となる下半身を
軟らかく鍛えられますし
何度も踵を地面に打ち付けるので
体としては骨を作ってくださいとの指示を
出すようになるはずです。
ちなみに四股を良く鍛錬する力士は
大きな怪我が少ないそうです。
四股によって足が鍛えられ
バランスが良くなることと同時に
骨が丈夫になって
それを支える腱なども強くなることで
ケガが少ないのかもしれません。
まとめ
今回は、骨粗鬆症について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。