生理痛と頭痛・月経時に頭痛になる原因3つと対策【生活習慣の改善】

生理の不調
ピヨ先生
ピヨ先生

こんにちは
どうなさいましたか?

にゃんたろう
にゃんたろう

生理痛と頭痛にお悩みの方から
質問をいただきましたよ

生理中になると頭痛に悩まされる方は少なくありません。薬を試してみても効果がないと、どうしても辛い日々を過ごすことになってしまいますよね。なぜ生理中に頭痛が起こるのか、そしてどうすれば自然に和らげることができるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

東洋医学の観点から見ると、生理中の頭痛には明確な原因と対策があります。本記事では、月経中に頭痛が起こる仕組みを解説し、薬に頼らない自然な解消法をご紹介します。

月経中に頭痛になる原因とは?

月経中に頭痛になってしまう最大の原因は、血や潤いの不足です。これを理解するために、まずは月経時に体に起こっている変化から見ていきましょう。

月経前の体は、妊娠の準備のために子宮に向かって濃厚な気血(体内エネルギーと血液)が注がれています。そのため、子宮を中心とした身体の下部では、通常時期に比べて気血の比重が大きくなっているのです。

この時期には、子宮周辺で血が渋滞している状態になるため、これを誘導して下降させる「気」の役割がとても重要になります。普段は気にならない程度の気の異常でも、気も血も充満した状態では、すぐに症状として現れやすくなります。

では、なぜ頭痛になるのか?

本来、月経前には気に誘導されて血が下降してきますが、これは気と血がバランス良く連動することで正常に行われています。

しかし、血が不足している場合、気と血のバランスが崩れ、血と手を繋げなかった「あぶれた気」が生じます。この余った気は本来のルートを外れて、勝手に上昇し始め、頭に集中することで頭痛となって現れるのです。

これをお風呂に例えると、お風呂の火力(気)には問題がないのに、水(血)が少ないことで、湯気がどんどん上部に充満してしまうような状態です。このため、風船が膨らむように外側へ拡がるガンガンとした頭痛を感じることになります。

また、この上昇する気の勢いに腸管の働きが巻き込まれると、頭痛と同時に吐き気を感じることもあります。

どうして夕方から頭痛が強くなるの?

月経に限らず、夕方になると頭痛が悪化する理由は、日中の活動による血や潤いの消耗にあります。

人間の体は一日の中でも時間帯によって状態が変化します。朝は睡眠から目覚めたばかりで体中に気血が満たされていますが、まだ巡りは十分ではありません。

一方、夕方から夜にかけては、昼間の活動によって血や潤いが消耗され、一日の中で最も少なくなる時間帯です。通常であれば夜の「陰の気」が強まることで、頭に集中した余分な気は弱まるはずですが、血が不足している体では、陰の働きも弱まるため、気の勢いを抑えられなくなり、痛みが強くなります。

そのため、寝て起きると頭痛が解消される方も多いのは、睡眠によって血や潤いが補充され、頭に集中した気が抜けていくからなのです。

天候で頭痛が左右される理由

頭痛が天候に影響される理由も、気血への影響から説明できます。

雨の日には気温が低く湿度が高くなるため、気血の巡りが悪くなり、重だるい痛みやだるさを感じることが増えます。

逆に晴れの日に気温が上がり乾燥すると、気血の巡りは活発になります。しかし、体内に滞りがあると、動きだけが活発になって滞るため、充満感が強くなったり、乾燥が強い場合には落ち着かない感じを伴うことがあります。

このように、天候による頭痛の変化から、自分の体質の傾向を知ることもできるのです:

  • 雨の日に頭痛が悪化する場合:体内に余分な水分が停滞している可能性
  • 晴れの日に頭痛が起こる場合:気の滞りや体の乾燥が原因の可能性

ではこの方に、おススメの自然療法を教えて下さい

月経中の頭痛を解決するためには、日常の体質改善が最も重要です。月経の直前になって慌てても間に合わないので、普段から少しずつ生活習慣を見直していきましょう。

生活習慣の改善ポイント

  1. 夜更かしや寝不足を避ける 体の血や潤いは睡眠中に回復しますので、寝不足があると消耗されるばかりで回復のチャンスを逃してしまいます。
  2. パソコンやスマホの使いすぎに注意 東洋医学では、目は血を使って見るものと考えられています。目を使いすぎると血の消耗が進むため、特に就寝前のスマホ利用は控えめにしましょう。
  3. バランスの良い食生活を心がける
    • 血や潤いを補充する食材:人参、クコの実など
    • 頭に集中した気や熱を発散させる食材:菊の花、クワノハなど

これらの改善を継続することで、血や潤いが補充され、気と血のバランスが整い、頭に集中した気や熱が発散されるため、徐々に頭痛を起こしにくい体質へと改善していきます。

月経時の頭痛に効果が期待できる漢方薬

※以下は一般的な漢方薬のご紹介です。個人の体質や症状に合った漢方薬ではない場合があります。

  • 当帰芍薬散:血虚(血の不足)を改善し、水分代謝を整える作用があります。冷えや浮腫みを伴う月経痛や頭痛に効果が期待できます。
  • 加味逍遙散:血虚とともにイライラや不眠など精神不安がある方に適しています。ホルモンバランスを整える効果も期待できます。
  • 桂枝茯苓丸:血の巡りを改善し、月経痛とともに頭痛がある方に適しています。

症状が複雑な場合には、単独の漢方薬では効果が現れにくいこともあります。ピヨの漢方では、お一人お一人の体質や症状に合った漢方相談を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

まとめ:生理時の頭痛は体質改善で解消できる

生理中の頭痛は、血の不足による気のバランスの崩れが主な原因です。この問題を根本から解決するには、日々の生活習慣の見直しと体質改善が欠かせません。

特に重要なのは:

  • 十分な睡眠をとること
  • 目の使いすぎを避けること
  • 血や潤いを補う食生活を心がけること

これらの取り組みを継続することで、少しずつ頭痛が起こりにくい体質へと改善していきます。すぐに結果が出なくても、あきらめずに続けることが大切です。

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ピヨ先生
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