ピヨ先生こんにちは。
目の奥の痛みにお悩みの方から
質問をいただきましたよ。
YouTubeでも解説しています。
外見的な特徴とお悩みの症状
この方の体質の特徴
目の奥が痛くなるそうですね。
目の奥の痛みという事ですので
芯部の痛みととらえ
目のある体の上部において
血が停滞して起きている
痛みではないかと考えられます。
どうしてですか?
東洋医学では
気血が正しく供給されている事で
体が維持されていると考えます。
その供給されるものが
阻害されてしまうと
身体は警告として
痛みを生じさせると考えますが
その痛みの様子によって
何が主に滞っているかを推察します。
例えば
気の滞りなら張った痛み
水の滞りなら重だるい痛みなどで
血の滞りは
芯部の刺しこむような
痛みを生じさせると考えます。
この方はどうして
血が滞ってしまったのですか?
肩こりがある
イライラしやすいなどから
気の巡りはあまり順調ではなく
こもりながら気は滞り
上方や外側へと
向かっているように感じます。
熱をこもらせることで
のぼせることが多い
体温が高くないが熱っぽく感じる
頭痛を起こしやすいことになります。
尿の回数が4回と
やや少ないことからも
上方へと向かった水分は
外側へと向かう
気の流れに巻き込まれて
下へと降りてこられないことで
頭が重く感じられることが多いと
なるのかと思います。
水の充満に加えて
気血の滞りと共に
熱がこもることで
目の周囲の血流が阻害されて
目の奥の痛みになります。
滞りによって生じている
外向する気の勢いが
周囲に停滞している
水を巻き込んでいく事で
動くと汗が多いとなりますし
精神的な働きの状態によっても
気の巡りが乱れることで
自然に汗が出るとなります。
これらの症状が
8月頃から気になりだした
との事ですので
夏の外側へと拡がる
力が強まったことで
余計に症状が
目立つようになった
のかと思います。
おススメの自然療法
この方におススメの自然療法を教えてください。
喉の渇きがないにチェックがありました。
余分な水分が邪魔している事で
目の奥の痛みにも
つながっているように感じますし
必要以上に飲みすぎていると
汗が多く出ることの材料を
提供することにも繋がります。
もし飲み過ぎているかもと
心当たりがありましたら
熱中症の危険がない季節においては
喉の渇きを感じてから
飲む様に心がけてみてください。
体の気血や水分を巡らせるためには
近所を軽く散歩をするなど
周囲の風景を観察しながら
有酸素運動を行うと
ストレスの解消にもつながりますし
気や水の巡りも良くなりますので
もしよろしければ
お試しください。
まとめ
今回は、目の奥の痛みの方の体験談について
解説しました。
ご自分の体質にあった
漢方薬を試してみたい方は
ピヨの漢方の漢方相談を
ご利用ください。
体が急に火照り、汗が大量に出るようになり、
普段の仕事においては、何をやっても、何か言われても、
全てにおいて不安感があり、心が休まらないです。