にゃんたろう
ピヨ先生、こんにちは
にゃんたろう
帰脾湯と不眠について教えて
という質問をいただきましたよ。
今回の記事を読むと以下のことがわかります。
- 考えすぎで不眠になる理由
- 帰脾湯が不眠に効く理由
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
YouTubeでも解説しています。
考え過ぎで、どうして不眠になるの?
ピヨ先生
睡眠に入るためには
血の補充によって
脳を調整する心気を
穏やかな状態にする必要があります。
ピヨ先生
ところが
考えすぎや心配事などで頭を使い過ぎると
心気が乱れてしまいます。
ピヨ先生
すると今度は、
その心気の乱れが
気血を作ったりそれらを運搬する
脾気の機能を低下させてしまいます。
にゃんたろう
脾気はお腹の働きですよね。
どうして不眠になるんですか?
ピヨ先生
脾気が弱ることで血を作れなくなるので
穏やかにするための血が不足するし
身体の上部へと血を持ち上げる働きも弱ってしまいます。
ピヨ先生
そうなると
心気は血の不足によって
穏やかさを保つことができず
不眠になってしまいます。
帰脾湯が不眠に効く理由
にゃんたろう
帰脾湯は
どんな風に働いてくれるんですか?
ピヨ先生
帰脾湯は脾気の働きを高めつつ
材料も補充されるので
心気を穏やかにする血が作られます。
ピヨ先生
さらには
運搬する働きが調整されて
心へと血を届けられるようになるので
不眠が改善されます。
にゃんたろう
どんな感じの不眠に良いのですか?
ピヨ先生
不眠の特徴としては
夜中に何度も目が覚めてしまい
夢が多くて深く眠れないような感じです。
ピヨ先生
なので
考えすぎなどで頭を使う機会が多いために
食欲不振や倦怠感が出やすくて、
やせ形で顔色が悪い方の不眠の解消に使われるます。
まとめ
ピヨ先生
今回は、どうして考えすぎで不眠になるのか
そしてどうして帰脾湯で改善するのかを
解説しました。