タントウ功

気と小周天と瞑想

タントウ功は気功法のアルファオメガ

 

気功法の中でも効果が高く、そのわりに簡単な方法です。

 

太極拳などの基本として行うことも多いようですが、武術によってはこれが究極の鍛錬法でもあるようです。

 

気功法の元になった仙道と言う鍛錬法では、この気功によって練丹つまり丹を練ると言う事を行います。

 

丹を練るとは

 

丹を練るとは何のことやら分かりませんので、東洋医学的に解説してみましょう。

 

練丹とは別名「練精化気」と言って、身体内で精、つまり気も血も津液(水分)も全て含んだ人体のエッセンスと、食事などで摂り入れた栄養分を、呼吸と意識によって気に変えることと言います。

 

東洋医学では、精を様々な身体に必要なモノに変化させる原動力は腎の気であり、腎陽という身体の大元の熱源と考えています。

気功の功の字は、経験や努力の積み重ねで出てくる効果と言う意味を持ちますので、つまり気功とは気を経験し努力し積み重ねると言うことになります。

 

ですから当然“気”が主役となり、気が大量に必要になりますので、気を効率よく発生させる必要があります。タントウ功は、そのための第一歩と言うことになります。

 

糖尿や高脂血症などは、消化吸収機能は衰えてはいないので、食事の不摂生などで、必要以上に不必要な場所に吸収した“精”が蓄積されてしまう状態です。

 

もちろんこの場合“精”の摂り過ぎはカロリー制限などで抑えないといけませんが、この精を気に変える腎気の働きが落ちてきていても、吸収機能は正常であっても練精機能が衰えてしまっているために、体中に精が不必要に蓄積してきます。

 

そうなると吸収した精は、体にとっては邪魔な存在の“邪”である湿濁などと呼ばれる病理産物に変わっていきます。

 

漢方薬でも、腎気を活発にする方剤を体質によって使い分けて、糖尿病などに対応する場合もあるようですが薬だけでは改善は大変なようです。

 

腎気の応援をする漢方薬

 

ちなみに、腎気を保つことが長寿の秘訣と、東洋医学では言われますので、気功法などでは腎気を保つための鍛錬法が沢山あります。

 

タントウコウもその一つですが、漢方薬の中から、六味丸八味丸牛車腎気丸杞菊地黄丸至宝三鞭丸など、腎気を応援する働きのあるものがありますので、ご自分の体質に合ったものを選んで、腎気の補助になさると良いかもしれません。

 

このような方剤を利用しながら、気功なども取り入れつつ“練精”して気に変えることで、精を効率よく消費することに合わせて気が発生し、更に機能が活性化することでダブルで解決していきます。

タントウコウ

 

練精化気

 

身体の根源の働きである腎気で食べ物などで吸収した精を、エネルギーである気に変化させることを言う。

 

タントウ功 意識の場所
意識の注意点は 練丹をする際に意識する身体の部位は何処が良いのかと言うと、やはりおへその下の丹田が一番効率が良いでしょう。特にタントウ功の場合強い呼吸をするわけでもないので、体に負担を強いるわけではないので安心してできます。 先...

 

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