食欲が止まらない!になる原因【異常な食欲を抑える漢方薬と自然療法】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

食欲が止まらないとお悩みの方へ。

止まらない食欲を抑える方法が知りたい。

無理せず、過食を止める方法があったら知りたい。

 

どうしても、食べ過ぎて体重が増えてしまうので

食べ過ぎを治して痩せる方法が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 食欲が止まらない原因
  • 食欲を抑える自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

食欲が止まらない原因

異常な空腹感は、胃が熱を持つ「胃熱」によって起こります。

 

空腹感は、お腹の中が空っぽになっていることと、血糖値が足りなくなってきたことを知らせる体からのサインです。

 

口から入った食べた物は、胃気の働きによって下向きに運ばれて消化され、脾気によって吸収されて、肝気によって全身へと届けられます。

 

しかし、様々な理由で胃が熱を持つようになると、食べた物を消化して運び去る働きが強まるので、すぐに空腹感を感じるようになります。

 

胃が熱を持つことにより、口内炎や歯茎の腫れなど、胃と関連の深い部分に熱による影響が出てくることもあります。

 

胃が熱を持ってしまう原因として

  • 食事の間違い
  • ストレスを感じる
  • 考え過ぎ

などがあります。

 

原因と、解決のための漢方薬を解説します。

 

食事の間違い

 

胃に熱を持たせてしまう食事習慣があると、胃熱になって食欲が止まらなくなります。

 

ニンニクなどの体を温める性質のある食べ物や、トウガラシなどの辛い食べ物、濃い味付けの食べ物や、脂っこいものの食べ過ぎは、胃に熱を生じさせます。

 

また、アルコールの飲み過ぎや、タバコの吸い過ぎなども胃に熱をこもらせる原因となります。

 

ニンニクやトウガラシなどの食べ物は、料理の香りを良くすることや、美味しさを広げるためのアクセントとして、使われ、さらに、身体を温めたり、免疫力を向上させることから、適量であるなら身体に良いのですが、摂り過ぎは注意が必要です。

 

味の濃い食べ物や、脂っこいものも同様で、摂り過ぎると胃が熱を持ちます。

 

お菓子の中には、味が濃くて油っこいモノがありますので、それらを食べ続けていると、濃い味や脂っこいものでなければ、物足りない味覚になってしまう事も重なって、食欲が止まらなくなります。

 

特に、塩っ辛いものは、喉の渇きよりも空腹感を強めるとも言われています。

 

このような場合、普段の食事や、おやつなどの味付けは、素材の味を感じるられるような素朴な味付けにするように心がけてみてください。

 

また、半夏瀉心湯三黄瀉心湯などで、胃の熱を冷まし、お腹の中に停滞している余分なモノを排除して解消します。

 

ストレスを感じる

 

精神的なストレスを感じていると、胃が熱を持って食欲が止まらなくなります。

 

肝気には、腎や脾気によって作り出された栄養を、全身の隅々にまで届ける働きがありますので、風の様に伸びやかで、自由に動き回れることが必要です。

 

人生に生きがいや楽しみを感じられない、憂鬱な気持ちを抱えている、面白くない事があってイライラする、生真面目でこうあるべきだと枠にはめるような行動していると、肝気の働きは抑圧されて、自由に動く回ることが出来なくなります。

 

そうなると、自由に動き回っていたものが停滞することで熱が生じ、その熱が胃に伝わってしまうと、胃熱になります。

 

特に、仕事やスポーツを頑張り過ぎてしまっていたり、夜更かしや寝不足で体の潤いが足りなくなっていると、ストレスや感情の変動による影響が強く出て熱を生じやすくなって、余計に胃が熱を持ちやすくなります。

 

また、ストレスが続くと、幸せ物質と言われるセロトニンの分泌が不足してしまいます。

 

セロトニンには、幸せ感を感じさせる働きとともに、満腹感を与えて食欲を抑える働きもありますので、不足するとストレスも食欲も収まらなくなり、やけ食いの状態になります。

 

というのも、セロトニンの分泌を高めるには、食べ物から得られる材料を、脳へと運ぶブドウ糖が必要になりますので、どうしても食欲が止まらなくなってしまうからです。

 

肝気が滞っているので、抑うつ感、イライラする、身体のあちこちが張って苦しい感じなどを伴うことがあります。

 

このような場合、大柴胡湯竜胆瀉肝湯などで、気の滞りによる熱を改善して、胃の熱を解消します。

 

頭の使い過ぎ

 

頭を使いすぎると、胃が熱を持って食欲が止まらなくなります。

 

心は、勉強や頭脳労働などで考え過ぎたり、心配事や様々な判断をする状況に置かれているなど、頭の活動が盛んになり過ぎてしまうと、活動が過剰に亢進します。

 

また、心は身体の上部に位置して、全身のコントロールをしていますので、ちょっとしたことで活動が躍動的になりやすいので、簡単に熱を生じ、その熱が胃に移ると胃熱になります。

 

心の働きが過剰になると、まだ起こってもいないことに対して強い不安感を感じる、考えが堂々巡りして止められないなどの「思考の空回り」の状態になり、セロトニンやブドウ糖はどんどん消費され、異常に食欲が高まります。

 

さらに、通常でも脳は全体の25%ものブドウ糖を消費するので、思考の空回りの状態が続くことで、ブドウ糖の消耗が激しくなると、他の細胞でのブドウ糖の消費をさせないために、細胞がブドウ糖を摂り入れるのを邪魔するようになります。

 

とはいえ、細胞も活動するためにエネルギーが必要ですので、すぐにエネルギーに変わる甘いものを中心に要求するので、余計に食欲が止まらなくなります。

 

心の活動が過剰になっているため、不眠、心が落ち着かない、口内炎などの症状になることもあります。

 

このような場合、黄連解毒湯甘露飲などで、心の熱を冷まして働きを穏やかにして、解消します。

 

食欲を抑える自然療法

食欲が止まらない時には、良く噛んで食べるようにすることが大切です。

 

どうしても、ガツガツと早食いをしてしまう方の場合、良く噛んで食べることは難しいかもしれませんが、1口につき50回は噛む様にすることを心がけてみてください。

 

なぜなら、良く噛むことでセロトニンの分泌を促進するからです。

 

また、噛むことで脳の血流が良くなって活性化し、脳の満腹中枢も正しい働きを取り戻す様になりますので、体が必要としている量が、感覚として正しく分かるようになります。

 

ですから、良く噛まずに食べてしまうと、セロトニンの分泌が減り、脳の血流は減少してしまうので、満腹感が分からなくなります。

 

そこへ、味の濃厚な物や辛い物などを食べ続けてしまうと、食欲はますます亢進して止まらない状態になってしまいます。

 

時折、どのくらいの量を食べたらよいか分からないと聞かれることがあります。

 

栄養学的に細かく計算をすれば、確かにその人それぞれの食べる量は明らかになると思いますが、それに感覚として満足感が伴わなければ、それがストレスとなって余計に食欲が爆発します。

 

しかし、良く噛むことによって、感覚としての満腹感を感じることが出来るようになれば、身体が教えてくれる状態になりますので、身体の声を聴くことが、そのまま自分の感覚とすることが出来るようになりますのでお試しください。

 

今回は以上です。

 

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