食後眠くなる理由と対策のための漢方薬【自然療法で改善】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

食後眠くなることにお悩みの方へ。

食後眠くなる理由と対策が知りたい。

もしくは、食後眠くなるのを

治すための漢方薬も知りたい。

 

昼食後に眠くなってしまい、

仕事や勉強がはかどらなくて困っているので

眠くならなくする方法が知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 食後眠くなる理由と対策のための漢方
  • 食後眠くなる方におススメの自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

 

食後に眠くなってしまい、困っている方がいらっしゃいます。

 

特に用事の無い時なら、気にすることなくお昼寝でもすればよいのですが、大事な仕事が控えている、授業中に居眠りしてしまうなどとなると、そうもいきません。

 

病気がちで、身体が弱いというほどでもないのに、食べてしまうと眠くなってしまう方の中には、普段から体に水が停滞気味な方が、冷たいものを摂り過ぎたなどの、食生活の乱れが原因となっていることが多いようです。

 

詳しく解説いたします。

食後眠くなる理由と対策のための漢方

食後眠くなるのは、心を活性化するための気が届かなくなることが原因です。

 

食べた物が体の中に入ってくると、消化や吸収をするために、お腹には気や血液が集まってきて、脾気の活動は盛んになります。

 

しかし、気血がお腹に集中するため、全体的な量が足りていないと、心へと送られる気血の配分量が減って、心の活動を正常に保つことが出来なくなるので、眠くなります。

 

心への配分量が減る原因として

  • お腹の働きが弱い
  • 身体が冷えている
  • 血液の流れが悪い

考えられます。

 

1つずつ解説します。

 

お腹の働きが弱い

 

お腹の働きが弱っていると、食後眠くなります。

 

心の活動が、正常に働くためには、気や血液によるバックアップが必要です。

 

しかし、お腹が弱いと、気や血液の全体量が不足してしまいますし、食べた物を処理するにも大きな負担となるため、体は他の機能を休ませることで、食べ物の処理を進めようとするので眠くなります。

 

また、脾気が弱ってしまうと、粘膜からの分泌が過剰になったり、脈管の緊張度が緩んでしまったりして、お腹の中に余分な水分が停滞してしまう事があります。

 

そこへ、食事によって消化液と混ぜられた食べ物が入ってくると、お腹の中にはさらに水分が充満してしまいます。

 

気血の流れが、お腹に停滞している余分な水分によって邪魔されてしまうと、心へと届かなくなるので眠くなります。

 

さらに、脾気の低下によって平滑筋が緩んでしまうことでも、気血を心へと持ち上げて届けることが出来なくなるので、食べると眠くなることもあります。

 

脾気が弱っているので、体が重だるい、お腹の不快感、胃下垂などの症状が見られることもあります。

 

このような場合、六君子湯胃苓湯などで、お腹の働きを高めて、余分な水分を排除して解消します。

 

身体が冷えている

 

身体が冷えていると、心の活動が低下して眠くなります。

 

心が活動するには、腎陽の原動力を基に、脾気によって食べ物から作り出した栄養を、肝気によって届けられることが必要です。

 

しかし、腎陽の機能が低下している状態で食事をして、消化にエネルギーを使われてしまって気の補充が出来ないと余計に身体は冷えてしまい、それによって、心への活動力の提供が足りなくなると、心の活動が低下して眠くなります。

 

また、腎陽が弱ってしまうと、体の中の水分の巡りが悪くなって停滞してしまうので、それによっても、心への気血の運搬が邪魔されてしまい眠くなります。

 

身体が冷えていますので、喉が渇かない、下痢や軟便、口が粘るなどが見られることがあります。

 

このような場合、至宝三鞭丸真武湯などで、身体の機能を高めて、余分な水分を排除して解消します。

 

血液の流れが悪い

 

血液の流れが悪くなって、心への血液の供給が悪くなると、眠くなります。

 

心へと血液が届けられるためには、心の入り口にある穴を抜けて通っていく必要があります。

 

しかし、体の中の余分な水分が停滞してドロドロになり、それが、心の入り口の穴を塞ぐようになってしまうと、心への血液供給が届かなくなってしまいます。

 

また、食べた物が消化・吸収される時には、お腹の周辺に大量の血液が集まって、吸収したものを血液の流れに載せて運んでいきます。

 

そのため、普段からストレスや体の冷えによって血液の流れが悪いと、食事によってお腹の周辺に血液が集まって動きが悪くなり、心へと届ける血液の巡りが邪魔されてしまうと、眠くなります。

 

このような場合、血府逐瘀湯半夏白朮天麻湯などで、血液の巡りの邪魔をする物を取り除いて解消します。

 

食後眠くなる方におススメの自然療法

ご紹介しましたように、食後に眠くなる原因は、心の活動を支える気血が届かなくなることです。

 

特に影響があるのが、お腹の働きが弱ってしまったことによる、気血の不足と、余分な水分の停滞です。

 

このことから、お腹に負担をかけない食生活を心がける必要があります。

 

食べ過ぎや飲み過ぎはもちろんですが、空腹感がないのに食事をする事や、喉の渇きがないのに水分を摂ることなども、お腹には余計な負担になり、余分な水分の停滞を招くことになります。

 

他にも、冷たいものや、体を冷やす性質のあるものの摂り過ぎは、気血を作る働きや巡らせる力を損ないますし、脂っこいものや、甘い物などは、お腹の中にドロドロしたものを停滞させる原因となりますので、食べ過ぎているの感じる方は、注意が必要です。

 

対策としては、消化の良いものを、ゆっくりと時間をかけて良く噛んで食べ、食事中や食事の直後はあまり水分を摂らないようにして、腹八分目を心がけるようにしてください。

 

また、血糖値を急激に上昇させる性質のある食べ物は、脳を活性化させる働きのあるオレキシンという物質の分泌が減ってしまい、それによって脳の活動が鈍って眠くなるとも言われていますので、野菜を中心とした、素朴な素材を使った食べ物がおススメです。

 

ただし、玄米などお腹に負担のかかる食べ物は、消化にエネルギーを余計に使われてしまうので、かえって食後眠くなる場合がありますので、ご自分の体質に合わない場合は避けてください。

 

手軽に、眠気を防ぐ方法として、眉間の間にある印堂と言うツボを押したり、呼吸法を併用して意識の集中をすることも効果的です。

 

これを行っていると、頭部に気が集中しますので、頭の働きが良くなり、集中力や記憶力が高まると言います。

 

食後に眠くなる原因は、気が心へと届かなくなることですから、印堂へと集中することで、気血が心へと届くようになります。

 

食べた後に行う場合、軽い腹式呼吸をしながら、印堂へと意識の集中をして、仕事などに臨むと良いでしょう。

 

ただし、体質を変えるために呼吸法をする場合には、お腹の働きや、身体の冷えを解消するために、臍の下の丹田に意識を集中したほうが、体質の改善につながります。

 

丹田に意識を集中しながら、呼吸は深めの自然呼吸にして、吸気の後に、息を止める働きを入れると、身体の機能が向上しやすくなりますので、効果が増しますのでお試しください。

 

今回は以上です。

 

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