生理不順になる原因とおススメの漢方薬【稀発月経・頻発月経】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

生理不順にお悩みの方へ。

生理不順が、長い間続いているので

漢方薬で体質改善して治したいので

体質に合った漢方薬を知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 生理不順になる体質的な原因
  • 生理不順におススメの漢方薬は

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

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稀発月経

稀発月経は、血行不良によって起こります。

 

排卵から月経になるまでの14日間は、子宮を妊娠可能な状態へと育てる準備のために、気や血液が大量に集まってきます。

 

しかし、子宮が充分に準備できるだけの血液の供給が足りないと、月経に至るまでに時間がかかるようになります。

 

血液の供給が足りなくなる原因には

  • 身体が冷えている
  • 貧血がある
  • ストレスを感じる
  • 何かが邪魔する

などがあります。

 

身体が冷えている

 

身体が冷えていると、血行が悪くなります。

 

気や血液などの動きに躍動感を与えているのは、腎陽です。

 

腎陽が冷えていると、血液の巡りが悪くなって供給が不足し、子宮は準備に時間がかかるようになり、稀発月経になります。

 

このような場合、八味丸や真武湯などで体の芯部を温めて、血液の動きを改善して、解消します。

 

八味丸は、腎陽の機能を高めて、血液や水の巡りを応援してくれますので、冷え性や、排尿の異常などにも効果があります。

 

真武湯は、腎陽を高めて、お腹に停滞している余分な水分を排除して、水の巡りを応援してくれますので、浮腫みや、排尿の異常などにも効果があります。

 

貧血がある

 

貧血があると、子宮は準備が整いません。

 

月経前のこの時期は、子宮の準備をするために、身体全体の機能を高めています。

 

しかし、貧血があると、供給する血液が不足するので、子宮は栄養不足になり、準備に時間がかかるので、稀発月経になります。

 

四物湯十全大補湯などで、血液の材料を補充しつつ、作る応援もすることで、解消します。

 

四物湯は、血液の材料を補充して、血行を促す働きがあります。

 

十全大補湯は、血液の材料を補充しつつ、作る応援をして、さらに運ぶ応援もしてくれますので、食欲不振があり、だるさを感じるような場合にも効果があります。

 

ストレスを感じる

 

血液は、気に誘導されて、必要な場所へと運ばれています。

 

月経前のこの時期は、子宮と言う狭い場所へと、身体のエネルギーが注ぎ込まれている状態です。

 

ちょうど、コンサート会場に沢山の人が集まり過ぎて、ぎゅうぎゅう詰めになっている様な感じですので、少しの誘導の乱れでも、充満している気血は簡単に渋滞して流れが滞るようになります。

 

そして、子宮へと新鮮な血液が送り届けられなくなると、子宮の準備には時間がかかり稀発月経になります。

 

このような場合、抑肝散加陳皮半夏や加味逍遥散などで、気の滞りを改善して気血の巡りを整えて、解消します。

 

抑肝散加陳皮半夏は、気の巡りや血液などの巡りも改善して、全体的に滞りを解消してくれますので、神経が高ぶりやすい方の、お腹の張った感じなどにも効果があります。

 

加味逍遥散は、気の滞りによって、身体の上部では、のぼせやほてりなどが現れ、お腹では吸収したものが運ばれないことで、便秘や下痢になるような場合にも効果があります。

 

何かが邪魔する

 

血液の運行が何かに邪魔されると、子宮は準備ができません。

 

体の中に、必要以上に水分が充満していると、それが血液の流れを圧迫するようになり、子宮への流れを邪魔するようになります。

 

また、体の中の水分の巡りや血液の動きが悪いと、動きが悪いことが原因で、ドロドロしたものに変化します。

 

それが、血液の流れを邪魔するようになると、子宮への流れは阻害されて準備に時間がかかるようになり、稀発月経になります。

 

このような場合、当帰芍薬散芎帰調血飲第一加減などで、停滞している水分や血液などのドロドロしたものを排除して解消します。

 

当帰芍薬散は、余分な水を排除しつつ、血液の動きを応援しますので、むくみやめまい、しもやけなどにも効果があります。

 

芎帰調血飲第一加減は、血液を補充しつつ、気、水分、血液の巡りを改善して、停滞しているモノを排除してくれますので、精神的な不安や、めまいなどにも効果があります。

 

頻発月経

頻発月経は、血液を留めておくことが出来ないことで起こります。

 

留めておく力は正常でも、それよりも強く、月経血を押し出してしまえば留めておけませんし、押し出す力は正常でも、それを留めておく力が弱ければ、やはり留めておくことが出来なくなります

 

つまり、頻発月経は

  • 押し出す力が強い
  • 留めておく力が弱い

などが、原因となります。

 

押し出す力が強い

 

血が熱を帯びるようになると、押し出す力が強くなります。

 

辛い物や味の濃厚な物の食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎなど、あるいは、ストレスや考えすぎなどによって、体に不必要な熱が生じます。

 

また、夜更かしや過労などで、体の冷却水となる潤いが減少していても、熱が生じるようになります。

 

それらの熱が、血液に影響を及ぼすようになると、血液の流れが強い勢いを持つようになり、、血液を留めておく力を上回るようになると、頻発月経となります。

 

黄連解毒湯知柏地黄丸加味逍遥散などで、余分な体の熱を冷まし、血液の動きを穏やかにして、解消します。

 

黄連解毒湯は、余分な熱と湿を冷まして排除しますので、暑がりでのぼせて、顔が赤くなってイライラしやすいような場合にも効果があります。

 

知柏地黄丸は、体の潤いを増やして、浮き上がった熱を冷ましてくれますので、のぼせやほてりなどにも効果があります。

 

留めておく力が弱い

 

気が不足していると、血を留めることが出来なくなります。

 

血液が、血管の中から溢れずに流れているのは、脾気によって血管の弾力性が保たれているからです。

 

しかし、血管の弾力性が弱いと、血液を身体の上へと持ち上げることが出来なくなるために下の方で停滞するようになります。

 

脾気には、食べ物から栄養を吸収して、体に必要な状態に変化させる働きがありますので、脾気が弱ると、食欲不振や、軟便などの症状が現れ、気を作ることが出来なくなります。

 

さらに、月経前のこの時期には、子宮の準備のために狭い場所へと集まってきている血液によって、血管には圧力がかかってきます。

 

停滞による圧力によって、血液を留める力よりも強くなると押し出されてしまい、頻発月経となります。

 

また、腎陽には、血液を温めて、巡らせる働きがあります。

 

しかし、腎陽の不足になると、下に集まってきた血液を温めて巡らせることが出来ず停滞するようになります。

 

そして、子宮の準備のために集まってきた血液によって圧力がかかり、血液を留める力以上になると、押し出されて頻発月経になります。

 

腎陽が弱ってしまうと、排尿後に尿が漏れ出る、帯下が多い、腰が痛いなどもみられるようになります。

 

このような場合、補中益気湯や、八味丸などで、留めておく力を盛り立てて、解消します。

 

補中益気湯は、脾気の低下によって、血管が緩んで落ち込んでしまった気血を持ち上げる応援をしてくれますので、胃もたれや、立ちくらみなどにも効果があります。

 

生理不順のまとめ

稀発月経と頻発月経の原因とおススメの漢方薬をご紹介しました。

 

身体の事情も重要ですが、精神的な部分の影響も大きく関係しています。

 

心の命令によって、体は様々に働いていますので、ココロの状態によって月経は乱れやすくなります。

 

人間関係でストレスをため込み、悪い部分ばかりを気にするようになると、イライラが強まって余計に症状が悪くなります。

 

自分を許すことが出来ると、相手を許すことが出来るようになります。

 

穏やかなココロで居られる時間を、一日のうち眠る前だけでも作ってみてください。少しずつ変わってくると思います。

 

今回は以上です。

 

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