【漢方薬】喉が渇かない・水分が飲みたくない原因【自然療法】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

喉が渇かないことにお悩みの方へ。

喉が渇かない原因が知りたい。

というか、一日にどのくらいの水分を

飲んだらいいのだろうか?

 

水を飲もうとしても飲めず

何かの病気じゃないかと心配になるので

喉が乾かない原因が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 喉が渇かない原因は水の停滞です
  • 喉の渇きを感じるための自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

喉が渇かない原因は水の停滞です

体が必要とする以上に、体の中に水分が充満していると、喉は乾きません。

 

身体の活動によって潤いが消耗されると、体内の血液が煮詰まって濃厚な状態になります。

 

血液が濃くなると、ドロドロした状態になって血液の巡りが悪くなるので、細胞からは水分が抜き取られ、発汗による熱の放散が出来なくなり、ますます熱は身体にこもるようになります。

 

そこで体は、喉が渇く感覚によって水分補給を要求します。

 

飲んだ水分は、お腹に入り脾気によって吸収され、腎陰と結びつくことで、身体に必要な潤いに変わります。

 

それから気血の流れによって、全身に配られますので、飲んだ水がすぐに体に必要な潤いになるわけではありません。

 

ただ、潤いが必要としている場所へと届くまで喉が乾いたままですと、必要以上に飲んでしまうことになるので、口や咽、あるいは胃にあるセンサーが、水の通ったことにより冷やされると、喉の渇きは癒されます。

 

そのため、それらの周辺に常に水分が停滞して、喉が渇いたと感じるセンサーが作動しないと、喉の渇きを感じなくなります。

 

水分が停滞してしまう理由として

  • 水分を摂り過ぎている
  • お腹が弱い
  • 身体が冷えている

があります。

 

1つずつ解説します。

 

水分を摂り過ぎている

 

水分を摂り過ぎていると、体に充満しますので喉は乾きません。

 

身体が水分を要求するのは、潤いの傷耗によって、細胞が渇いてしまう事が理由ですので、喉が渇きを感じる前に飲んでしまっていると、当然ですが喉は乾きません。

 

ダイエットやデトックスとして、意識的に大量に飲んでいる方がいますが、湿度の高い日本の気候で、必要以上に水分を摂ると、水分が停滞することによる、様々な症状になります。

 

また、熱中症対策に沢山飲むと良いと聞くことがありますが、飲み過ぎてしまったことで、お腹に負担がかかって食欲不振などになってしまうと、かえって熱中症を起こしやすくなります。

 

というのも、身体で作られたエネルギーの7割ほどは、体の機能を維持する事に使われ、そのほとんどが、暑さ寒さへの対応に配分されます。

 

そのため、水分の摂り過ぎによってお腹が弱り、エネルギーを作り出せる量が減ってしまうと、気候の変化に対応することが出来なくなり、熱中症になりやすくなります。

 

ちなみに、水ダイエットやデトックスなどもありますが、普段からよく運動をして、汗をよく書いているような方でない限り、水だけ飲んでいてもダイエットやデトックスにはなりません。

 

かえって、水が体に停滞して、水太りや浮腫みになりますので、喉が渇いたら飲むことを心がけてみてください。

 

ただし、無理に水分摂取を減らさないでください、夏の暑い時期などは水分補給は大切です。

 

お腹が弱い

 

お腹が弱っていると、体が水分を受け付けられません。

 

飲んだ水分は、脾気の働きによって体に吸収され、腎陰と結びついて身体に必要な潤いに変化します。

 

しかし、冷やす性質のあるものの摂り過ぎや、長く病気を患っている、水分の飲み過ぎなどがあると、脾気の機能が低下してしまいます。

 

脾気の働きが弱っていると、飲んだ水分を上手く処理できなくなるため、お腹の中に停滞するようになります。

 

さらに、脾気の低下によって平滑筋が緩んでしまうと、胃下垂になり、胃が重だるく感じ、お腹に水分も停滞しやすくなります。

 

また、脾気には粘膜から様々な分泌物の放出を調整する働きもありますので、脾気の低下によって分泌が過剰になると、ますますお腹には水分が停滞してしまいます。

 

このようにして、お腹の中に水分が停滞すると、お腹が空っぽにならないことによる満腹感と、胃が常に冷やされていることなどによって、水分が飲みたくなくなります。

 

このような場合、六君子湯平胃散などで、脾気の機能を高めて、お腹の中に停滞している余分な水分を排除して解消します。

 

身体が冷えている

 

体の中の潤いが働くためには、腎陽のバックアップが必要です。

 

体の中の水分は、腎陽によって温められることで勢いがついて、全身を巡っていきます。

 

そのため、腎陽が弱ってしまうと、水分の巡りが悪くなって停滞するので、水分が飲みたくなくなります。

 

例え、喉が渇いても、お腹の中には水分が停滞しているので、飲むと気持ち悪くなって吐いてしまう事もあります。

 

特に、夜間になると、水分の巡りの勢いも穏やかになりますので、口を湿らす程度で、飲みたくない状態になります。

 

また、脾気の働きをバックアップしているのも腎陽ですので、腎陽が機能低下してしまうと、脾気の働きも低下して、水分が飲みたくなくなります。

 

腎陽の機能低下によって、水分の巡りが悪くなっていますので、尿の回数は少なく、足が浮腫みやすく、腰のだるさなどを感じることがあります。

 

このような場合、真武湯桂枝加朮附湯などで、腎陽を応援して、余分な水分を排除することで解消します。

 

喉の渇きを感じるための自然療法

繰り返しになりますが、無理して水分を摂っている場合は、喉の渇きを感じてから水分を摂るようにすることが大切です。

 

というのも、気功の考えでは、水分の摂り過ぎは、特に、冷たい水分を摂り過ぎると、気がどんどん減少してしまうと考えるからです。

 

ただし、真夏の暑いときや、これから運動などで沢山汗をかくことが分かっている場合には、こまめな水分補給が必要です。

 

よく「どのくらいを目安に飲んだらいいのか分からない」と、聞かれることがあります。

 

年齢や体質、生活習慣によって違いますので、一般的な話にはなってしまいますが、朝、昼、夜にコップ一杯ずつ飲み、それに、運動などに応じて飲むようにするのが良いと言います。

 

しかし、喉が渇かない方の場合、この量でも飲むことが辛い方もいらっしゃいます。

 

そこで、ご自分でできる、喉の渇きを促すための自然療法をお伝えします。

 

これまで解説しましたように、喉が渇かない方の多くは、体の機能が低下して、水分の巡りが悪くなっていることが原因ですので、機能を向上させるための方法が必要です。

 

脾気や腎陽の低下によって、平滑筋が緩んでしまうことがありますが、同じように内肛門括約筋が緩んでしまうと、そこからどんどん気が漏れ出てしまう事があります。

 

そうなると、気を補充しようにも中々追い付かなくなってしまいますので、肛門を締めることで、気の漏れを少なくして、体の機能の低下を防ぎます。

 

やり方は、肛門を締めるだけですが、この時に、下腹部、骨盤底筋、仙骨部までも一緒に、軽く緊張感があるかを意識してみてください。

 

初めのうちは、椅子に正しく座った姿勢で行う方が、感覚がつかみやすいと思いますが、慣れてきたら、立っている時でも、その感覚が続くようにしてみてください。

 

内肛門括約筋は自律神経によって支配されていますので、通常は意識のコントロールが効きません。そのため、正しい姿勢などによる筋トーヌスが起こることを利用して、肛門に限らず、周囲のインナーマッスルを刺激することで、内肛門括約筋の緊張度を上げます。

 

今回は以上です。

 

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