椅子で瞑想しても効果は変わりません【時短睡眠を利用した瞑想法】

気と小周天と瞑想

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

椅子で瞑想しようと考えている方へ。

椅子で瞑想しても効果があるのか知りたい。

 

体が硬くてうまく座禅ができないし

少しの時間でちょっと瞑想して

心を切り替えて精神的にリラックスしたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 椅子で瞑想しても効果は変わりません
  • 時短でできる椅子で行う睡眠瞑想

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

 

座禅をするときの様に足を組んで行うと、姿勢を保ちやすく安定するのですが、何しろ足がしびれるので長く続けられません。

 

私自身も何度か試しては見たものの、50分程が限界で、しかも痛みで集中できなくなってくるので、これなら椅子でやっても良いかなと、椅子でもやっています。

 

ですが、効果はあまり変わらないようですので、その際の注意点などを解説したいと思います。

 

この記事を動画にしました。

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椅子で瞑想しても効果は変わりません

ポイントさえ守っていれば、椅子で瞑想しても全く効果は変わりません。

 

そのポイントと言うのが、瞑想の際に守るべき注意点で、以下の様に3つあります。

  • 仙骨を立てて背筋を伸ばす
  • 力みを抜いてリラックス
  • 雑念がわいてきたら呼吸に意識を向ける

1つずつ解説します。

 

仙骨を立てて背筋を伸ばす

 

仙骨を立てて座り背筋が伸びてくると、自動的に呼吸が深くなります。

 

椅子に限らず、姿勢の悪い状態で座ると、内臓が圧迫されて呼吸が浅くなりがちです。

 

呼吸の浅い状態では、ガス交換が上手くいかなくなり、気の巡りにも影響しますので、健康のために行う瞑想としては、あまり効果的ではありません。

 

東洋医学では、呼吸は腎気と肺気によってコントロールされていると考えます。

 

肺気は、胸隔の拡張と収縮によって、酸素と二酸化炭素の交換を行う働きで、体の内側と外側とのバッファーの役目を担っています。

 

腎気は、体を支える働きを司っているので、姿勢を支える働きも腎気によって支えられています。

 

そのため、年齢とともに腎気が弱ってくると、姿勢を保つことができなくなり段々と腰が曲がります。

 

これらは、腎気の低下によって、筋肉の緊張度を保持するための筋紡錘が緩むことで姿勢が保てなくなるのですが、これらは呼吸とも深く関連しています。

 

というのも、老人の運動時の息切れに多いのですが、筋紡錘の機能低下によって下腹部の丹田がダルダルにたるむと、それによって横隔膜も一緒に緩んでしまいます。

 

横隔膜が緩んで落ち込んだ状態は、息を吸い込んだ時と同じ状態になりますので、それ以上吸い込むことが出来ないので、常に呼吸が浅い状態になってしまうのです。

 

そのため呼吸を深くするためにも、仙骨を立てて背筋を伸ばし腎気に刺激を与えることが大切です。

 

力みを抜いてリラックス

 

瞑想の目的は精神と肉体のリラックスです。

 

緊張していると気血の巡りが悪くなって滞ったり、あるいは考えすぎなど過度の精神活動があったりすると、頭部に気が集中します。

 

この気には、頭の働きを良くする作用はなく、それどころか集中することによって熱になりますので、イライラや不安感、落ち着かない精神状態などを作り出す原因となります。

 

先ほど、仙骨を立てて背筋は伸ばすと書きましたが、この場合においても正しい座り方を行い、力みを捨てる必要があります。

 

なぜなら、力みによっても気血の巡りは悪くなるからです。

 

リラックスした状態で、腎気にテンションがかかりながらも、仙骨が立ち背筋の伸びた姿勢になるだけで、気は巡りだし、脳に集中している余分な熱が下りてきますので、落ち着いた精神状態を取り戻すことが出来るようになります。

 

仙骨を立てて座る際のコツとしては

  • 椅子に深く座る
  • 坐骨が安定する様に座る
  • 丹田~骨盤底筋~仙骨までに軽くテンションがかかっているのを感じる

を意識して座ってみてください。

 

雑念がわいてきたら呼吸に意識を向ける

 

無理に消そうとかせずにただ眺め、呼吸に意識を向けます。

 

考えは止めようとしても止められません。

 

考えは、顕在意識でコントロールできる前頭葉から生じるだけではなく、潜在意識と関係の深い大脳辺縁系などから発せられる様々な信号によっても影響されています。

 

これらはコントロールすることは出来ません。

 

ですから、様々な考えが通り過ぎていくのをただ観察して、それらに巻き込まれないようにすることが大切です。

 

そのためにも、姿勢を良くして椅子に座り、呼吸が自動的に深くなって行く中で、呼吸に意識を向けてリラックスすることが大切です。

 

これを続けていると、背筋に沿った体の中心部に、ジワジワした圧力の集中を感じるかもしれません。あるいは、手足に通っている血液の流れに、重さを感じる方もいるかもしれません。

 

これらは、リラックスと呼吸によって気血の流れが改善するとともに、脳に滞っていた熱が下りて来ることで深くリラックスしている状態です。

 

その感覚を覚えておくようにすると、体や心の健康を維持しやすくなります。

 

ですが、変にこうなるようにしよう、などど緊張して瞑想をすると、リラックス状態はなくなり、気血の巡りが悪くなり、頭部に熱が停滞して・・・と良いことはありませんので、楽しむような気分で行ってください。

 

時短でできる椅子で行う睡眠瞑想

ご紹介するのは、サルバドール・ダリの行っていた時短の昼寝です。

 

電車に揺られながらうとうとすると、ほんの少しの時間にも関わらず思った以上にすっきりとした経験をお持ちの方もいると思います。

 

ダリは、肘掛けの椅子に腰かけたまま眠り、指の間にカギを挟み、その下に金属製のトレイを置いておき、眠りに入り力が抜けたところで、チーンと音が鳴ることを利用して短い睡眠をとっていたそうです。

 

人間は、眠るときには浅いノンレム睡眠から入りますので、ダリの様な睡眠をとると、完全に眠ってしまう寸前の、ぎりぎりの深い意識の部分まで下りていくことが出来ます。

 

ダリは、この睡眠による夢とうつつの間の状態で、様々なインスピレーションを受けていたとも言われています。

 

通常夢を見る時は、レム睡眠の状態が多く見られます。

 

レム睡眠は体を休めるための睡眠とされ、脳は起きていますので意識としては浅い部分に浮き上がってきています。

 

しかし、ノンレム睡眠では脳を休ませるための睡眠ですので、脳の活動は制限され、生命を維持する最低限の機能に近い部分しか活動しません。

 

そのため、その残っている意識は人間の最も深い部分の意識に近いことになり、脳波で言うとシーター波やミッドアルファ波などと言われるような、深い意識状態なのかもしれません。

 

この状態になると、考えをはじめとした自らの行動を、第3者的な視点から見ることになります。

 

先ほども書きましたように、様々な意識は潜在意識によって発した信号を、顕在意識が受け取ることで作り出されています。

 

つまり大脳辺縁系が発した信号を、大脳新皮質が受け取り記憶の中から引きだすことで、様々な考えや感情などとなって現れています。

 

ですが眠っている様な、起きている様な状態による睡眠により、意識が落ちていく感覚を訓練することで、顕在意識も潜在意識も通り過ぎて無意識とよばれる部分に気付くことになります。

 

それによって、周囲を観察するような意識の状態になっているのかもしれません。

 

このように、ダリなどの行っていた短い睡眠による方法を行うと、とてもリラックスした状態に入ることが出来ます。

 

やり方は、先ほどのダリの方法でも良いですし、電車に揺られながら眠るときに、意識の落ちていく感覚を覚えておくことでも大丈夫です。

 

この方法では、少しですが眠る必要がありますので、仙骨や背筋はそれほど意識しなくても良いと思います。

 

以上解説しましたように、椅子に座っていても瞑想の効果は変わりませんので、お試しください。

 

今回は以上です。

 

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