風邪の原因と解消のための食べ物とは?

にゃさん
私、直ぐに風邪ひくんだよね。
美肌漢方
確かに急に寒くなるような時には引きやすくなりますね。
にゃさん

それでいてなかなか治らないし

免疫力が落ちてきたのかな。

美肌漢方
ちょっとその辺を考えてみましょう。

風邪をひきやすい方とは?

風邪をひきやすいんだけど、何かいい方がないか知りたい」と悩んでいる方は多いと思います。

そこでここでは、風邪を効率よく改善するために、

①タイプ別の風邪をひく原因

②タイプ別漢方薬と食べ物

③こんにゃく湿布

上記三つをご紹介いたします。

東洋医学では

東洋医学では、風邪をひく原因は大きく分けて

①外部からやってくる邪が侵入する力が強い場合

②内側の防衛力が弱く、邪が簡単に侵入してきてしまう場合

③援軍を送ることが出来ない場合

の3つあると考えています。

「邪」が侵入すると書きましたが、これは細菌やウイルスに限らず、寒さや湿度などの外部の環境の事も指しています。

最近言われる寒暖差アレルギーなどのように、急激な温度変化によって体の状態が変化することで、体の内側の状態がそれに適応できずに、様々な症状を引き起こすものに似ています。

寒さが体の表面に居座ってしまうと、皮膚や汗の出口が低温によって収縮します。そうなると毛細血管も閉じてしまいます。

体の中心部からは、通常の流れとして気が送り込まれてきますが、寒さが居座った場所では気血津液(水)の巡りが寸断されていますので、気が届かなくなってしまい、だるさ、脹った感じ、痛み、寒気、鼻水、鼻づまりなどが生じるようになります。

それらの状態を解決するために、体の中心からは大量の気が送られてきますが、巡りが回復するまでは、渋滞を起こしたような状態になりますので、気が滞り熱を生じることもあります。

このように風邪にも様々な種類があり、それに応じた治療法も存在します。

急激な気温低下による風邪

急激な気温低下によって引き起こされる風邪です。

先ほど書きましたように、皮膚の表面に寒さが居座ってしまった状態で、皮膚表面の血行を回復し血流を回復して、皮膚表面の冷えを発散して解消します。

荊防敗毒散、麻黄湯、葛根湯などの漢方薬をつかいます。とくに荊防敗毒散は、寒さを追い払い、気が滞ってしまったことによる熱を解消し、水分の巡りも改善しますので咳を止め痰を取り除き、痛みの解消もしてくれます。

この時に食べたい食べ物としては、シナモン、シソヨウ、生姜、ネギなどになります。これらは体を温めて発散してくれますので、風邪が流行りだした時に、あるいは急に気温が下がった時などに、料理の材料やお茶などに混ぜて召し上がるとよいでしょう。

ぴよ

急激に寒くなった場合の食べ物

シナモン、シソヨウ、生姜、ネギ

体の機能低下による風邪

普段から食が細く、体が冷えやすく疲れやすい、ダルさを感じやすいなどの方は、体が環境の変化に対応が出来ず、周囲の環境の変化の影響をモロに受けてしまい、体調が変化してしまいます。

そのため、もともとの体質の傾きに応じて、様々な症状が強く出ることになります。

普段から冷えやすい方は悪寒が強くでて、元気がなくて、うとうとしている。あるいはお腹の弱い方の場合、体の表面に居座った冷えを取り除くための気が補充できなくなるため、咳や痰が出やすいなどの症状がでます。

もともとの気が不足している状態ですので、冷えの邪が居座っている表層まで、追い払うための気を送り込めなくなってしまい、内側から温めたり、気を補充したりして、気の援軍を補強してあげます。

麻黄附子細辛湯、参蘇飲、などで温めて発散の応援をしたり、お腹の機能を向上させて、気の補充、咳を止め、痰を排除するなどの治療をします。

先ほどの寒さによる原因との違いは、内側の抵抗力の違いということになります。

この時に食べたい食べ物としては、カンキョウ、シソヨウ、生姜、ネギ、オウセイ、などでお普段から体質を強化しておきたいところです。このような方はこんにゃく湿布もおすすめいたします。風邪にかかってしまった場合にも、適切な薬とともにこんにゃく湿布をされると体が温まり、治りが早くなります。

こんにゃく湿布のアトピーの効果や方法を知りたいあなたへ。この記事ではこんにゃく湿布がどのようなタイプのアトピー方に効果があるかを分かりやすくご紹介しています。この記事を参考にすることで、こんにゃく湿布があなたのアトピーに合うのかが分かります。どうぞご覧ください。

にゃんたろう

体の機能低下による風邪の食べ物

カンキョウ、シソヨウ、生姜、ネギ、オウセイ

緊張が強い方の風邪

食欲もあり、体も丈夫で運動もしているが、簡単に風邪にかかりやすく、悪化はしないけどいつまでも中々治らないという方がいらっしゃいます。

体の機能低下が原因の方のように、元気が無くなるわけでもなく、悪寒が強くてどうしようもないとなるわけでもないのですが、簡単にかかってしまい、何故か治りません。

このような方の場合、体の内側は問題ありません。

体の中には冷えに抵抗するだけの気は十分にありますから、かかったとしてもそれ以上悪化しないのです。しかし簡単にかかってしまう、しかもなかなか治らない理由は、緊張によって気が滞ってしまい、体の外側まで援軍を送ることが出来ないからです。

体の表面に居座った冷えを排除するためには、体の表面に気を送る必要があります。しかし緊張が強いと気の巡りが悪くなり、表面まで届かなくなってしまうのです。ちょうど高速道路の渋滞の先はガラガラに空いていた、というのを想像していただければよいです。

そのため、渋滞に巻き込まれた援軍は、内側にまでは悪者を入れないのですが、排除するための援軍を送りたくても、渋滞につかまってしまい出来ない状態になっているのです。

この場合、冷えを排除するために表面の血管を拡張する、体の内側を温める、お腹の機能を高める、などを単独で行うと、かえって悪化してしまいます。

それらは全て体の機能を、一時的に高めることで、風邪を追い払っているので、渋滞している道路に余計に車を送り込むようなものだからです。

ですから、このような場合、体の緊張をほぐし、気の巡りを改善する漢方薬を一緒に使うことが必要になります。

体の状況を見ながら、香蘇散、四逆散、大柴胡湯などで気を巡らせて治療します。ちなみに先ほどの荊防敗毒散は、気の巡りを改善する生薬も入っていますので、使い勝手の良い漢方薬です。

このような時に食べたい食べ物としては、シソヨウ、ソコウ、メンインチン、チンピなどで、普段から緊張をほぐし、気の巡りを改善するための体質改善を心掛けると良いでしょう。

たこmeちゃん

緊張が強い人の風邪の食べ物

シソヨウ、ソコウ、メンインチン、チンピ

漢方のコツ

これまで幾つかのパターンを見てきました。風邪というと健康な方の場合、特に気にせず勝手に治ってしまうからと放っておく方が多いのではないでしょうか。

確かに一番の薬はしっかりとした睡眠と、お腹に負担のかからない食事です。特に風邪をひいてしまった場合には、栄養を付けようなどと無理に食べようとするとかえって逆効果になってしまいます。

からだは邪を追い払うために、表面に援軍を送り込むことでフル活動していますので、そこへ消化や吸収に時間のかかるコッテリとしたようなものを食べると、そちらにも気を送って働かないといけなくなるので、表面には援軍を送り込めなくなってしまうからです。

また緊張の強い方の場合、渋滞している道路にまた車を送り込むことと同じになるからです。

このような場合、消化の良いものを食べて、お風呂に入る体力のある方はお風呂で体を温めて、布団をかぶって早く寝ることが一番です。こんにゃく湿布が気持ちよいと感じる方はこんにゃく湿布も大変助けになります。