風邪をひきやすい方の漢方薬【風邪をひきやすいのは気の不足】

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こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

風邪をひきやすい方へ。

風邪をひきにくくなる体質改善法が知りたい。

それと、どうして風邪をひきやすくなるのか知りたい。

 

最近、年に何度も風邪をひいてしまうし

かかってしまうと中々治らないので

早く治す方法が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 風邪をひきやすい原因は気の不足
  • 日常生活での風邪の予防方法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

 

風邪をひくとどうなるの?

 

風邪は、外邪が体の表面に侵入して、気の流れが阻害されることで起こります。

 

外邪は、細菌などだけではなく、外部の環境による体の内側への影響も含まれます。

 

外邪が侵入すると、肺気の働きは失調して、汗の異常や、鼻水、咳などの症状になります。

 

これらは、体の気や水分の正常な動きが止まったことで、行き場を失った気や水が溢れて出ている状態です。

 

この時、身体は外邪の侵入に対して、気を総動員して排除しようとしますので、気の滞りが強まり、体の痛みや、発熱などの症状になります。

 

では、どうして外邪が侵入してしまうのか?を解説いたします。

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風邪をひきやすい原因は気の不足

気が不足すると、簡単に外邪の侵入を許します。

 

肺気には、体の表面で外邪からの攻撃を防ぐ働きがありますので、肺気が弱ると、外邪の影響が体の内側に現れて、風邪になります。

 

気は、腎気を基に、脾気が食べ物から摂り入れた栄養を合わせ、それを肝気によって肺に運び、呼吸によって天空の気と結びつくことでできています。

 

そのため、これらのどこかが弱ると

  • 肺気の機能が低下する
  • 気の量が足りなくなる
  • ストレスで気が届かない

が生じ、風邪に対する防御力は低下してします。

 

肺気の機能が低下する

 

侵入してくる外邪を追い払うには、気と水が必要です。

 

肺気には、内側からやってきた気を体の外へと放出する調整とともに、水分を放出する調整もしています。

 

しかし、肺気が弱ると、外邪を追い払おうとしても、気も水もコントロールできなくなるため、外邪を追い払えなくなります。

 

つまり肺気は、体の内側を守る門番のような働きをしていますので、肺気自体が弱ってしまうと、簡単に外邪の侵入を許し、風邪を引きやすくなります。

 

このような方の場合、玉屏風散や補中益気湯などで、肺気を高めて、風邪をひきにくくします。

 

気の量が足りなくなる

 

気の全体量が足りないと、表層でも少なくなるので風邪をひきやすくなります。

 

気の量の問題には、腎気と脾気の働きがとても重要で、腎気や脾気に負担がかかると、気を作る機能が低下して、気の全体量が減ります。

 

気の全体量が減っていると、外邪に対する抵抗ができないので、発熱や体の痛みなど激しい風邪の症状は現れません。

 

というのも、発熱などの症状は、体が外邪を追い払うために激しく戦っている状況で、大量の気が集まっている状態です。

 

しかし、気が少ないと戦う事も出来ず、簡単に体の深くに侵入を許してしまうので、直ぐに全身の状態が悪くなりやすく、食欲なども低下して、命の危険につながります。

 

腎気が衰えている方の場合、八味丸や真武湯で、脾気が衰えている方の場合には、補中益気湯や人参湯で、それぞれの機能を高めて風邪をひきにくくします。

 

ストレスで気が届かない

 

気の量的な問題がなくても、外邪と闘う場所である表層まで届かないと、簡単に侵入を許すことになります。

 

国の内側に兵隊はたくさんいるけれど、国境付近にまで兵隊を送れないのと同じです。

 

気を、表層にまで送り届けるのは、肝気によってコントロールされていますので、ストレスによって肝気が滞ると、内側には気が充満しても、表では空虚になります。

 

この場合、表層の気がまばらなので風邪は引きやすくても、内側には気が充満しているので重症にはなりません。

 

しかし、表層へは外邪を追い払うだけの気を送れない状態が続くので、いつまでも長引く、治りにくい風邪になります。

 

このような方の場合、香蘇散や四逆散などで、気の巡りを改善して風邪をひきにくくします。

 

また、ストレスをため込まないようにする生活が、とても大切です。

 

日常生活での風邪の予防方法

季節によって、普段の生活によって、風邪にかかりやすくなることがあります。

 

特に、以下の様な事が良く影響します。

  • 季節
  • 時間
  • 食事
  • 睡眠

1つずつ解説いたします。

 

季節

 

梅雨時や夏など、湿度の高い時期には、体の重だるさを感じる風邪になります。

 

湿度の高い状態では、陽気の勢いが低下して、体の中の水分の動きも鈍くなります。

 

そこへ、湿を含む外邪の侵入を体表に受けるので、身体は重だるくなり、湿がお腹の働きに影響すると、食欲不振や下痢などを含む風邪になります。

 

更に夏の場合、熱の影響もうけますので、微熱の症状が長く続きます。

 

このような場合は、藿香正気散がおススメです。

 

体の中の余分な水分を排除してくれて、胃腸の働きも高めてくれますので、治りにくい夏の時期の、胃腸型の風邪に、とても助けになります。

 

この時期には冷たいものや、水分を摂り過ぎてしまいますので、この時期に風邪をひきやすい方は、それらを適度に摂ることが必要です。

 

また、秋や冬などは、乾燥や低温による影響を受けます。

 

乾燥による影響を受けると、鼻水や痰は粘っこく、乾いた咳が出やすくなります。

 

体の中に乾きがある方は、余計に乾燥の影響を受けやすくなりますので、味麦地黄丸などで、乾きの症状を改善しておく必要があります。

 

また、寒い時期には、低温によって陽気が圧迫され、陰の動きが悪くなり、気の働きも悪くなるので、外邪の侵入を受けやすくなります。

 

気が不足して、体が冷えやすい方が風邪をひいて、疲れやダルさを訴える場合には、参蘇飲は気の応援もしてくれつつ、外邪を排除してくれますので、とても助けになります。

 

衣服などで体をしっかりと守るようにして、余分な気を消耗しなくするのが大切です。

 

時間

 

夜は、気が内側に戻るので、風邪をひきやすくなります。

 

昼間は、体の外側を多く巡っている気は、夜になると体の内側へと戻り、昼間の活動によって損傷した体を修復します。

 

そのため、体の表面では気がまばらになり、外邪の侵入を簡単に許すので風邪をひきやすくなります。

 

夜は活動を控え、休息の時間にしましょう。

 

食事

 

風邪をひきにくくするには、気が必要です。

 

気を作るには、体の芯部の熱である腎陽と、食べ物から栄養を摂り入れる脾気の働きが重要です。

 

しかし、食べ過ぎや、冷たいものの摂り過ぎなどで、腎気や脾気に負担がかかると、気が減少して、風邪への抵抗力が低下します。

 

これは、風邪にかかった時も同様で、体が風邪と戦っている時には、食欲が減少することがあります。

 

これは、外邪を追い払うために、気を表層へと集めるため、食べ物を処理するために気を割り振ることが出来ないからです。

 

というのも、食べ物を食べても、すぐに気に変わるわけではありません。

 

食べ物を、気を使って、吸収し、運び、変化させて、ようやく気になりますので、かなりの体のエネルギーを消費します。

 

そのため、風邪の時にお腹に負担のかかる、栄養価の高い食べ物を食べてしまうと、そちらの処理にも負担がかかり、なかなか風邪がよくなりません。

 

ですから、風邪をひいた時には、お腹に負担のかからない食べ物を、少しだけいただく方が、体は喜びます。

 

睡眠

 

風邪をひいたときにダルさを感じるのは、体が外邪と闘うために気を集中させている状態です。

 

この時に、寝不足や過労などで、気をますます消耗させてしまうと、風邪はなかなか治らなくなります。

 

早めのしっかりとした睡眠と、お腹に負担のかからない食事、ストレスをため込まない生活が、風邪をひきにくくする体質改善につながりますので、お試しください。

 

今回は、以上です。

 

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