副腎疲労を改善する症状別の漢方薬【生活で改善するための自然療法】

副腎疲労

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

副腎疲労にお悩みの方へ。

副腎疲労の改善に

おススメの漢方薬が知りたい。

それと、自分でできる副腎疲労を

改善する自然療法も知りたい。

 

副腎疲労が続いていて

良くならなくて辛いので

少しでも軽くする方法が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 副腎疲労の改善におススメの漢方薬
  • 副腎疲労を改善するための自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

 

副腎疲労の改善におススメの漢方薬

副腎は、東洋医学では腎気の働きと関係が深いと考えられます。

 

そのため、副腎疲労は、腎気の機能が低下した場合にでやすい症状が見られ、腎気を補う事を中心にして、その他の働きを援助することで解消します。

 

副腎疲労は、医学的には根拠のある症状ではないと言われていますが、特徴的な症状は、東洋医学では良く見られる症状です。

 

副腎疲労には、大まかな特徴として

  • 疲れやすく夕方から元気になる
  • 朝起きられない
  • 月経前の不調

などをはじめとした、様々な身体症状が現れると言われています。

 

その中の一つに、塩辛いものが欲しくなると言う特徴があります。

 

東洋医学には、それぞれの臓腑の働きをサポートする味覚が割り振られていて、腎気の働きをサポートする味は、塩辛い味とされています。

 

副腎から出るアルドステロンには、尿を体に留めておく働きがありますが、腎気にも同様に、体の中の水液を調整する働きがありますので、身体全体の水の動きに大きく関連しています。

 

そのため、塩辛い味の持つ、体の中に水分を引き留めておく働きに、腎気を応援する働きがあると考えられますので、この事からも、副腎と腎気との関係が見られます

 

それでは、副腎疲労で見られることの多い症状を、解説いたします。

 

疲れやすく夕方から元気になる

 

腎気の働きが低下していると、疲れやすくなります。

 

副腎から分泌される、コルチコイドには、糖、蛋白、脂肪を代謝させ、血糖値を上昇させることで、身体のエネルギーを高める働きがあります。

 

腎気の働きには、食べ物から吸収した栄養を、体に必要なエネルギーに変える「気化」という働きがあり、これは、副腎の働きと深く関連しています。

 

そのため、腎陽が低下して気化が不足すると、食べた物を体に必要なエネルギーに変えられなくなり、疲れやすくなります。

 

このような場合、八味丸至宝三鞭丸などで、腎陽の働きを高めて、気化不足を解消することで改善します。

 

しかし、夕方から元気になる、カフェインで動けるようになるなどとなると、腎気だけの問題ではなくて、ストレスなどによる肝気の滞りが原因で、気血を届けることが出来ないなどの、巡りの悪さも関係してきます。

 

というのも、気が滞っていると、さび付いたドアの様に、動かし始めの体がもっとも重く感じ、段々と動いているうちに勢いがついてきて、動けるようになるからです。

 

体の中のエネルギータンクの量が少なくて疲れる場合、朝はタンクが一日のうちで一番満タンのはずですから、活動によってエネルギーを消耗した、夕方になって動けるという事はないはずです。

 

しかも、カフェインの様に交感神経を刺激する飲料を飲むことで、中枢の血流を増進させる事で動けるのですから、やはり、動きの問題も関連していると思います。

 

このことから、抑肝散加陳皮半夏四逆散などで、肝気の滞りを巡らせることで解消します。

 

朝起きられない

 

腎陽にはエネルギーを活性化させる働きがありますので、腎陽の低下によって、気の広がりが悪くなると、心へとエネルギーを充分に届けることが出来なくなるので、朝起きられなくなります。

 

また、朝起きられないという状態は、腎気が冷えている状態に、肝気の滞りが加わると顕著になります。

 

肝気には、全身へと気血を配る働きがあります。

 

これは、腎陽の低下によってエネルギーの勢いがない状態に、肝気の滞りによって、広がりも悪くなることで、心へとエネルギーを届けることが出来なくなることで起こっています。

 

ちなみに、いくら眠っても眠い、昼間に眠くて過眠傾向にある、気が付くとうつらうつら眠ってしまう、ような場合も同様です。

 

腎陽が冷えている事が原因で、肝気も冷えて伸び拡がらせる勢いがなくなってしまうことで、心へとエネルギーが届かなくなるため、心気の働きが低下してしまう事で起こっています。

 

特に朝は、肝気が主役になる時間帯ですので、腎陽の不足によって、肝気も冷えてしまう事で、気が伸び拡がれなくなると、起きられなくなります。

 

このような場合、桂枝加朮附湯八味丸などで腎陽を補いながら、補中益気湯や、加味帰脾湯などで肝気の働きを鼓舞することで解消します。

 

月経前の不調

 

月経前の不調は、ストレスなどによる気の滞りによって起こります。

 

生理前になると、沢山の気血が子宮に向かって降りてきて、子宮粘膜を育てるため準備をはじめます。

 

この時期は、子宮という狭い場所へと、普段よりも濃厚な身体の血がゆったりと注ぎ込まれている状態ですので、誘導する気が滞っていたり、気の巡りに勢いが足りないと、簡単に渋滞を起こすことになり、胸の張りや、下腹部の痛み、手足のむくみが強くなります。

 

また、気血の配分が下半身に多くなるため、腎気の不足している方の場合、身体が、足りない腎陰を補充させるように睡眠を促すために、強い眠気、体がだるい、頭がボンヤリするなどが現れやすくなります。

 

さらに、腎陰が足りないことで、相対的に陽気が亢進するため、心が熱を帯びることで、不安感、不眠、イライラを強く感じるようになります。

 

このような場合、香蘇散加味逍遥散などで、気の滞りを解消しつつ、体質に合わせて腎気を補う漢方薬を合わせることで解消します。

 

副腎疲労を改善するための自然療法

ご紹介しましたように、副腎疲労と呼ばれる症状には、腎気の働きの低下が基本となって、その影響を受けるような形で、その他の臓腑の気も働きが低下することで症状が作られていると考えられます。

 

そのため、腎気の働きを高めるための生活の工夫をするとともに、ストレスを溜めないようにして、汗ばむくらいの運動をして、早めに眠りにつく事で、気血の巡りを良い状態に保つことが大切です。

 

早めに寝るように心がける

 

身体が活動するためには、腎陰を燃料にして消費していますので、過労や寝不足が続くと、腎陰の傷耗はますます進み、燃料が足りなくなって疲れやすくなります。

 

特に、夕方から動けるようになるからと言って、夜間に起きて活動していて、眠りにつく時間が夜中を過ぎていると、睡眠による陰を補充する効率は悪くなります。

 

東洋医学では、時間の変化によって、陰と陽の割合が入れ替わると考えていますので、陰の補充をするには昼間よりも、夜の方が濃厚な陰を補充できます。

 

そのため、時間的には睡眠が足りていたとしても、夜中を過ぎてしまうと、陰と陽の割合が変化してしまうので、体に必要なだけの陰を確保することが難しくなってしまう事があります。

 

また、陰と陽をロウソクに例えると、陰はロウソクの芯で、陽が炎となりますので、陰が減ってしまうと、陽の活動も低下してしまうため、やはり、睡眠は重要になります。

 

軽く汗ばむくらいの運動が必要

 

腎気を活性化するには、軽めの運動で体を動かす必要があります。

 

腎陽には、身体全体の気血の巡りを動かす、原動力としての働きがありますので、弱っていると、気血の巡りが悪くなって、様々な症状を作る元となります。

 

腎気は、地球の重力から、体を支える働きも司っていますので、弱ってくると、脊柱起立筋や、大腿筋、腰などの力が低下して、猫背になる、力が入らない、痛みになるなどの症状となって現れます。

 

そのため、腎気を効率よく鍛えるおススメの方法は、階段や坂道を汗ばむくらいの強さで散歩することで、重力に対抗して体を支える部分が鍛錬できます。

 

また、筋紡錘を鍛える効果の高い「タントウコウ」などは、やはり、腎気を鍛えるには効果が良いのですが、あまり短時間では効果が出ませんので、時間を取れるようでしたら、お試しください。

 

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今回は以上です。

 

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