慢性副鼻腔炎になる体質を改善する漢方薬【生活習慣でも変えていく】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

慢性副鼻腔炎にお悩みの方へ。

慢性副鼻腔炎に効果のある漢方薬が知りたい。

というか、本当に漢方薬で改善するのかも知りたい。

 

もう何年も色々な方法を試したけれど改善しないし

あまり効果も感じられなかった。

 

できれば薬に頼らなくても治るようになりたいので

有効な対処法などがあったら知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 慢性副鼻腔炎に効果のある漢方薬
  • 慢性副鼻腔炎を改善する体質改善

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

 

副鼻腔炎は、鼻水や鼻詰まり、匂いをかいでもわからなくなる、頭が張った感じや痛みがでたりする病気です。

 

副鼻腔炎体質を改善するための方法を解説いたします。

 

慢性副鼻腔炎に効果のある漢方薬

副鼻腔炎を改善する漢方薬は、体質によって変わります。

 

どうして鼻が詰まるのか?

 

鼻は、呼吸した時の空気の通り道となっているだけではなくて、肺へと送る空気の中のゴミやチリを取り除くフィルターの役目や、通過していく空気に適度な温度と湿度を加える加湿器のような働きをして、肺への刺激をやわらげています。

 

例えば、外の空気が冷たく乾燥し過ぎていると、鼻の粘膜からでる分泌液による潤す働きでは、十分に空気を肺にとって快適な状態にすることが出来なくなります。

 

空気に含まれているゴミやチリを外へと追い出すのは、鼻や喉の粘膜から粘液が分泌されて,それらを絡めて線毛運動によって外側へと排除しています。

 

しかし、乾燥しすぎていると粘膜は乾燥しやすくなりますし、冷たい空気によって鼻の粘膜が冷やされて血流が悪くなってしまうと、線毛運動によって排除する働きが低下してしまうので、ゴミは溜まる、血流が悪いとなり様々なモノが停滞します。

 

しかも、肺は乾燥した空気や冷たい空気が急激に入ってくると、呼吸のためのガス交換がうまくいかなくなって咳がでやすくなります。

 

また、鼻で匂いを感じるのは、鼻の中に入ってきた匂いの物質が、鼻の粘膜に溶け込んで、その情報が脳へと送られることで行われています。

 

これらのことから、鼻の粘膜は、ある程度湿っている必要があるので、常に水が補給されるようになっているため、この水の巡りが何らかの理由で阻害されるようになると、鼻が詰まるようになります。

 

なぜ、水の巡りが阻害されるの?

 

鼻において、水の巡りが阻害される原因は

  • ストレスを感じることが多い
  • 食べ過ぎ飲み過ぎが多い
  • 過労や寝不足がある

の3つが考えられます。

 

詳しく解説します。

 

ストレスを感じることが多い

 

ストレスを感じやすいと、水の巡りが悪くなります。

 

鼻の粘膜を巡っている水分は、肺気によって必要な分だけ外へと放出され、それ以外の水分は体の内側へと戻されることで、粘膜が適度に潤うことが出来ます。

 

つまり、肺気は水の出入りを調整する蛇口のような働きをしていますが、蛇口まで水を運んでくるのは肝気の誘導です。

 

しかし、ストレスを感じることが多いと、肝気の巡りが滞るようになって、水がうまく誘導されなくなってしまうので、ある場所では渋滞して水浸しになり、ある場所では足りなくなって乾燥が目立つようになります。

 

しかも、肝気が滞るようになると、気はエネルギーですので熱を持つようになり、その熱によって停滞している水分が煮詰められると、ドロドロして、場合によっては黄色く膿のような状態になって、悪臭を放つようになります。

 

さらに、その熱を持ったドロドロしたものの影響が、経絡を通じて頭の方へと及ぶと、頭痛や耳鳴り、不眠などを生じる原因にもなります。

 

この場合、改善するためには、肝気の滞りを解消して巡らせる必要がありますので、抑肝散加陳皮半夏や排膿散及湯などを考えます。

 

また、先ほども言いましたように、肝気の滞りによって熱が生じて、ドロドロと粘った黄色い鼻水が出ることもありますので、そのような場合には、気の巡りを解消するともに、余分な熱も解消するために、柴胡清肝湯や荊芥連翹湯などを考えます。

 

過労や夜更かしがある

 

ちなみに、過労や夜更かしがあると、余計に鼻の通りが悪くなることがあります。

 

東洋医学では、昼間は体の潤いのもととなる腎陰を燃料とすることで活動し、夜間の睡眠によって腎陰を回復していると考えています。

 

しかし、過労や夜更かしの生活が長く続くと、腎陰の回復が傷耗に追い付かなくなるので、身体全体で乾燥しやすくなります。

 

体の潤いには、心や体の熱を穏やかにする働きもありますので、乾燥が強まると余計にストレスを感じやすくなりますし、熱の症状も強まるので、ますます鼻水はドロドロして粘っこくなります。

 

しかも、過労や夜更かしによって、気の不足が強くなると、水を巡らせる力も弱くなります。

 

そうなると、ドロドロしたものが、勢いの弱い流れで流れるはずもなく、余計に停滞することになります。

 

この場合、改善するためには潤いを補充して熱を冷まし、ドロドロしたものをサラサラした状態に変えて動かしたいので、滋陰降火湯や辛夷清肺湯などを考えます。

 

食べ過ぎ飲み過ぎが多い

 

食べ過ぎや飲み過ぎで、お腹に負担がかかることでも、鼻はつまりやすくなります。

 

食べ過ぎや飲み過ぎによって、体が必要とする以上に食べ物がお腹の中に入ってきてしまうと、お腹の働きを調整する脾気が弱ってしまいます。

 

脾気には、消化腺の分泌や平滑筋を緊張させる働きと関係がありますので、これらが弱ってしまうと、粘膜から過剰に水分が分泌されるようになります。

 

そうなると、鼻の粘膜からの分泌も過剰になるので、鼻水は多くなりますし、それが処理しきれないほどあふれて渋滞すると鼻詰まりにもなります。

 

また、ストレスを感じることが多いと、体の中で気が停滞して熱が生じますので、どうしても冷たいものが欲しくなります。

 

しかし、冷たいものでお腹が冷やされてしまうと、今度は、体の中の水分を巡らせる原動力が低下することになります。

 

鼻の周辺も含めた体の中の水分は、体の芯部の熱である腎陽によって温められて軽くなることで、巡っていますので、冷たいものを多く飲むことが続くと、直接体の芯部が冷やされることで腎陽の働きが低下してしまい、水分の巡りが悪くなって停滞するようになります。

 

そのため、粘膜では水が溢れる、水分の巡りが悪いとなって、鼻水が多い、鼻が詰まるなどになります。

 

このような場合、お腹に停滞している邪魔モノを排除することや、冷えて悪くなった水分の巡りを改善して脾気を回復させるために、平胃散や六君子湯などを考えます。

 

ただ、冷えがさらに進んでしまった場合、水分を軽くして体の上の方へと運び上げることが出来なくなるので、体の下の方は浮腫んでいても、皮膚や髪の毛は乾燥しているのと同じことが、鼻の周辺でも起こり、乾燥によって鼻の水分の巡りの悪い状態になります。

 

冷えが原因によって、水の巡りが悪くなっている方の場合、夜になると、余計に鼻詰まりが強くなることがあると思います。

 

これは、夜になって体の働きが落ち着いてくることで、余計に水を動かす力が低下して滞りやすくなっている事に加えて、横に眠ることで、鼻の位置が低くなり、体の下の方に充満して浮腫んでいた水と同じ高さになってしまう事から起こっています。

 

このことから、このような場合には、体を温めて余分な水分を排除する真武湯や桂枝加朮附湯などを考えます。

 

慢性副鼻腔炎を改善する体質改善

生活習慣の改善が一番大切です。

 

ご紹介しましたように、ストレス、過労や夜更かし、食べ過ぎ飲み過ぎなどが原因となることが多いようです。

 

ストレスや過労、夜更かしなどは、仕事などの関係から、中々すぐに解消するのは難しいですが、食べ過ぎや飲み過ぎは直ぐにでも改善に取り掛かった方が良いです。

 

これを続けている事は、副鼻腔炎の材料となるものを摂り続けているのと同じですので、中々良くなりません。

 

特に、子供の場合には、背を大きくしたいからと牛乳の飲み過ぎ、アイスクリームの食べ過ぎ、大人になると、ビールや酎ハイの飲み過ぎなどは、鼻詰まりになる材料と共に巡りを悪くさせる原因を作りますので、控えた方が良いかもしれません。

 

ビールを飲むと鼻が赤くなるのは、お腹と鼻には関連があることを示しています。

 

なかなか治らない慢性の副鼻腔炎でお悩みの方は、少しずつでも食習慣を変えてみるのをおススメします。

 

今回は以上です。

 

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