【漢方茶】冷えてぎっくり腰になる原因と腰痛に良い食べ物

漢方茶
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冷えやすくてぎっくり腰に

 

腰がだるくて脹った感じ冷える感じがして痛い

腰や足にしびれがある

湿度が高いときや寒くなると悪化する

 

普段から腰痛があって、湿度が高い時期や寒い季節になると決まって、ぎっくり腰になってしまう方がいらっしゃいます。

 

腰痛だけでも十分辛いのですが、足の方までしびれる感じがある方や、腰から背中に鉛を背負っているような感じがして、重だるくて仕方がないと訴える方もいらっしゃいます。

 

何処が痛くてももちろん困りますが、ぎっくり腰になってしまうと、ロボットのように多少でも動けるうちはいいのですが、どこに力を入れても痛くて、寝返りも打てないような状態になってしまうこともあります。

 

東洋医学では

 

東洋医学では、腰は体の中心部のエネルギーである腎気と関連が高く、腎気が衰えてくると腰痛になりやすいと考えています。

 

腎気は体の土台となる部分の働きで、細胞の活発な働きなどとも関連しますので、体の土台を支える力が低下し、それを応援する筋肉、靱帯、骨などの新陳代謝を行う、細胞の力が低下していることも考えます。

 

そのため漢方薬では、独活寄生丸、海馬補腎丸、至宝三鞭丸などの薬で腎気を補います。しかし腰痛にも様々な原因がありますので、それぞれの原因に沿った治療法を併用しながら行います。

 

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ここからは、ご自宅で手軽にお茶などに混ぜてできる方法で、普段から腰痛があり、冷えるとぎっくり腰になりやすい方のための、腰痛に良い食べ物をご紹介いたします。冷えの解消にもなりますので、腰痛はないけど冷えやすい方も参考にしてみてください。

 

冷えると腰痛に・ゾクダン

 

ゾクダンは川続断の根を乾燥したものです。

 

補陽薬のグループに入り、体を芯から温めながら血液循環を改善する働きのほか、体の細胞などの組織再生促進作用があり、断裂してしまった筋肉や骨をつないでくれる働きがありますので、腰や下肢の疼痛に良く使われます。

 

ゾクダンにはアルカロイド、ビタミンEなどが含まれています。

 

アルカロイドには抗酸化作用があり活性酸素を除去してくれます。

 

ビタミンEにも抗酸化作用があり、しかも癌の予防にも効果が期待されています。また血管を丈夫にする働きがあるので、脳卒中などの予防にも効果や、性ホルモンの分泌を促すため、体の中心部の働きを活発にしてくれます。

 

そのため、冷えやすくて腰痛の方には、体の芯の熱の働きを応援し、毛細血管を整えつつ、潤いを届けてくれるおかげで、冷えが解消し腰痛が改善していきます。

 

これらの成分の働きにより、血液循環を促し、重くない血液の材料を補充して体力を増強し、細胞の再生を促進してくれますので、冷えやすい方の腰痛解消の助けになってくれます。

 

冷えると腰痛に・トチュウヨウ

 

トチュウヨウは杜仲の葉を乾燥したものです。

 

杜仲は補陽薬のグループに入り、骨を丈夫にして、体を芯から温めてくれます。特に冷えからくる腰痛にはとても役になってくれます。

 

トチュウヨウには、ゲニポシド酸、アスペルロシド、クロロゲン酸、トリテルペノイドなどが含まれています。

 

ゲニポシド酸には、コレステロール抑制作用のほか、副交感神経を調整して、末端の血流を改善する働きも期待されています。そのため、血圧降下作用や緊張の緩和などもありますし、筋肉の老化を防ぐ作用もあります。

 

アスペルロシドには、胆汁の分泌を増やし、褐色脂肪細胞での燃焼を促してくれますので、脂肪を燃やし、基礎代謝が向上し体が温まってきます。

 

冷えやすくて腰痛になってしまう方の場合には、体も温まり、浮腫みの原因にもなる余分な脂肪が燃焼しますので、とても助けになります。

 

クロロゲン酸には、糖質の吸収を穏やかにする働きや、余分な脂肪をため込ませない作用のほか、脂肪燃焼を促進する働き、血糖値の上昇を抑制する効果、抗酸化作用、も期待されています。

 

トリテルペノイドには抗炎症作用、抗酸化作用、抗高脂血症効果などがあります。さらに抗がん作用なども期待されています。

 

これらの成分の働きにより、体が冷えて腰痛になっている方には、体を芯から温め、余分な脂肪を燃焼してくれますので、冷えて重だるく脹った様な感じの腰痛を解消してくれます。

 

冷えると腰痛に・ケイケットウ

 

ケイケットウは鶏血藤の茎を乾燥したものです。

 

ケイケットウは理血薬というグループに入り、血液の動きを改善しながら、血液を補ってくれる働きがあります。湿度が原因の疼痛にも効果があります。

 

リグナン・アルファトコフェロール・鉄分などの成分が含まれています。

 

リグナンには、抗酸化作用、抗炎症作用、コレステロール減少作用のほか、女性ホルモンの一つである、エストロゲン作用があり、骨を維持する働きも期待されています。また抗がん作用なども報告されているそうです。

 

アルファトコフェロールには抗酸化作用があり、細胞膜を老化から守り、動脈硬化などを防ぎますので、皮膚に血流を促し、細胞膜を保護してくれます。

 

これらの成分の働きにより、体の負担にならないように血液の材料を提供して、血液循環を改善してくれますので、冷えやすい方の腰痛解消の助けになります。

 

冷えると腰痛に・ガイヨウ

 

ガイヨウはヨモギの葉を乾燥したものです。

 

ガイヨウは理血薬のグループに入り、気血の通り道を温め、冷えを解消し、体の邪魔な水分を排除して痛みを止める作用があります。

 

シネオール、パルミチン酸、ステアリン酸モノテルペノイド、セスキテルペノイドなどの成分が含まれています。

 

シネオールには、自律神経のバランスを調整し、リラックスさせることかが期待されています。

 

パルミチン酸には、動脈硬化を予防し、過剰な皮脂の分泌を抑える働きが期待されています。

 

ステアリン酸には、抗酸化作用が期待されています。

 

モノテルペノイドには、唾液分泌や胃の運動の亢進作用があります。

 

セスキテルペノイドには、抗がん作用などが期待されています。

 

これらの成分により、体の中を温め、邪魔な水分を排除してくれますので、冷えやすい方の体質改善にとても役に立ってくれます。

 

冷えると腰痛に・チンピ

 

チンピはミカンの皮を乾燥したものです。

 

理気薬というグループに入り、お腹の働きを整えて、体の中の水分を正しいルートに巡らせてくれる働きがあります。

 

ヘスペリジン・リモネン・シネフリン・ペクチンなどが含まれています。

 

ヘスペリジンには毛細血管を強化し、血管を拡張して血流を促す作用や、抗酸化作用なども期待されています。毛細血管の血流を改善させることで、取り残されてしまった余分な水分を回収することが可能になります。

 

リモネンには免疫細胞を活性化する作用や、コレステロールを減らしてくれる作用、さらにリラックス効果も期待されています。余分なドロドロ水分の排除や、緊張を緩めてリラックスする効果に期待できます。

 

シネフリンには褐色脂肪細胞の燃焼を促進し、脂肪分解を促進する作用や、食欲を抑制する作用もありますので、やはり余分な水分の排除に期待できます。

 

ペクチンは食物繊維の一種で、便通を良くして腸内環境を整え、肌をきれいにする効果が期待されているほか、コレステロールの抑制、血糖値の吸収を抑えてくれる作用、抗炎症作用なども期待されています。

 

これらの成分の働きで、お腹の調子を整えて、気や水の巡りを、下向きに正しいルートに戻してくれる作用がありますので、冷えやすい方の腰痛の解消を応援してくれます。

 

冷えると腰痛に・タイソウ

 

タイソウはサネブトナツメの実を乾燥したものです。

 

補養薬のグループに入り、胃腸機能を調整し、緊張をやわらげ、食欲増進や消化の手助けをしてくれます。また強い筋肉の緊張を緩めてくれる作用もあります。

 

オレアノール酸、ベツリン酸、ウルソール酸、Pクマル酸、サイクリックAMP、サイクリックGMP、マスリン酸、ジュジュボシド、ナリンゲニン、スコポレチン、ルチンなどが含まれています。

 

オレアノール酸、ベツリン酸、ウルソール酸には、抗がん作用、抗炎症作用、抗酸化作用、血糖降下作用、抗菌作用があることが報告されています。

 

また血管を新しく作る働きを助けたり、筋力の低下を抑制する作用があることが期待されています。

 

Pクマル酸には、活性酸素を除去する作用があり、抗酸化作用により、発がん性物質を抑える働きが期待されています。

 

サイクリックAMP、GMPには、脂肪分解を促進する作用、抗炎症作用、平滑筋の弛緩作用、血管拡張作用などが報告されています。

 

マスリン酸には、抗炎症作用がり、特に関節などの炎症などに期待されている成分です。また抗がん作用も期待されています。

 

ジュジュボシドAには、鎮静作用、けいれんを抑える作用、不眠を改善する作用、神経を保護する作用、神経の伝達を手助けする作用が期待されています。

 

ナリンゲニンには、抗ウイルス作用、吸収を手助けする作用がありながら、高コレステロール作用があると期待されています。

 

スコポレチンには、抗炎症作用、抗ヒスタミン作用、血液をサラサラにする作用、動脈硬化予防作用が報告されています。

 

ルチンには、毛細血管を強化する作用、血管を修復する作用、血圧降下作用、抗コレステロール作用、抗酸化作用の手助けをする作用も期待されています。

 

これらの成分の働きで、胃腸の機能を調整し、ストレスや緊張を緩めてくれますので、冷えて腰痛の方には、あまり食欲がないけど食べれば食べられるという方もいらっしゃいますので、お腹の調子を整えてくれます。

 

より効果的にタイソウを使うためには、生姜を一つまみ加えると、より食欲や消化を手助けしてくれます。

 

冷えると腰痛に・カンキョウ

 

カンキョウは生姜を乾燥したものです。

 

カンキョウは温裏袪寒薬というグループに入り、お腹を中から温めて、血液循環を促進し、胃腸の働きを活発にしてくれます。

 

ショウガオール、ギンゲロール、ジンゲロン、ガラノラクトン、アルファクルクメン、ベータクルクメンなどが含まれています。

 

ショウガオールには、抗酸化作用、血行促進作用、血管健全作用、免疫を強化する作用、血糖降下作用、美白効果、脂肪燃焼作用が期待されています。

 

ギンゲロールには、体の末端を温める作用が期待されています。

 

ジンゲロンには、抗菌作用、殺菌作用、食欲増進作用が期待されています。

 

ガラノラクトンには、体温低下を抑える作用、血管拡張作用が期待されています。

 

これらの成分の働きにより、体の芯から温めて、血行を促進して抹消部分の血流を改善しますので、冷えが原因の腰痛にはとても頼りになってくれます。

 

体を温めるのに生姜が良く言われていましたが、血行を促進して生姜は体の表面を温めてくれますが、そのまま熱を発散させてしまいます。しかも体の中心部を温める作用は乏しいので、結果的には体は冷えてしまうこともあります。

 

しかしカンキョウは、末端部を温める作用に加えて、体の中心部をしっかりと温めてくれる働きがありますので、冷えている方でも安心して使うことが出来ます。

 

漢方のコツ

 

これらの食べ物を上手に使って、体の冷えを温めて血行を改善してあげることで、腰痛が少しずつ改善していきます。腰痛はないけど冷えやすいという方も、これらを試してみると体の中から温まってくるのが実感できると思います。

 

寒くなると痛くなるわけですから、冷えが血管を圧迫してしまい、栄養が腰を支えている筋肉、靱帯、骨まで届かなくなってしまい、新陳代謝が低下してしまっている状態と考えることが出来るからです。

 

だからと言って栄養を摂りさえすれば良い、薬を摂りさえすれば良いというわけには中々いきません。たくさん摂りすぎた食べ物が体の中で充満し、それが血行を邪魔して同じようなことが起こることがあるからです。

 

特に骨が丈夫になるからと、牛乳やサプリなどを摂りすぎると、体は冷えて巡りが悪くなり、余分な水分が体に充満してしまいます。牛乳は栄養としては良いのですが、それを運び、体に必要な成分に変えるためには気(熱)が必要だからです。

 

その熱を補充するためには、適度な運動や、食べ過ぎない、飲みすぎない、などの生活習慣はとても有効です。またこんにゃく湿布で温めることや内臓整体で、少しずつ腰が軽くなりますので取り入れてみてください。

 

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