副腎疲労を回復させる食事療法のコツ【甘いもの塩辛いものの摂り方】

副腎疲労

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

副腎疲労にお悩みの方へ。

副腎疲労の回復に

おススメの食事療法が知りたい。

でもどうして、食事療法が

必要なのかも知りたい。

 

副腎疲労を治したいけれど

どうしても、甘いものとか、塩っ辛いものが

欲しくなる時があるので

無理しないでできる食事療法が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 副腎疲労の回復におススメの食事療法
  • 副腎疲労の食事療法で気をつけるコツ

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

副腎疲労の回復におススメの食事療法

副腎疲労の回復には、肝臓や副腎を助ける食事が大切です。

 

副腎疲労の方は、糖分の摂り過ぎを控えた方が良いと言われます。

 

糖分は身体を動かすエネルギーとなるだけでなく、細胞膜を作る材料となるなど、体にとって必要な栄養素ですので、摂らないわけにはいきません。

 

糖分を摂ると血糖値が上がり、インスリンが放出されて、それが細胞の膜にくっつくと、細胞は血液中の糖を取り込んで、肝臓にグリコーゲンや中性脂肪にして蓄えをすることで、血糖値を下げようとします。

 

そして、活動するときになると、肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解して血液中に放出することで血糖値を高めます。

 

しかし、副腎疲労の方の場合、肝臓の働きや、副腎の働きが弱ってしまうために、血糖を高めることが出来なくなるため、疲れやすいなどの症状が出るようになります。

 

そのため、肝臓や、副腎に負担のかかる食べ物は控えながら、これらを応援する食事にすることが、副腎疲労を回復させるおススメの食事と言う事になります。

 

詳しく解説します。

 

肝臓(脾気)を応援する食事

 

肝臓(脾気)を応援する食事で大切なことは、食べ過ぎを控える事です。

 

食べた物は、小腸から吸収されて、腸間膜静脈や門脈を通って、肝臓へと集まります。

 

そして肝臓によって、栄養素を作り出したり、血液を凝固させる成分を生成しているため、食べ過ぎや飲み過ぎてしまうと仕事が増えるために、一番負担がかかります。

 

これら肝臓の働きは、東洋医学での脾気に関係が近いため、肝臓の弱った状態は、脾気の機能が低下した状態だと考えられます。

 

肝臓を応援するおススメの食事は、傷ついた肝臓の細胞を新しいものに変えるためにも、肝臓の代謝の働きを支えている物質を補給するためにも、良質なたんぱく質は欠かせません。

 

良質なたんぱく質として、脂肪分の少ない赤みの肉や、大豆、卵などがありますが、これが良いからと、こればかりを食べ過ぎてしまうと、また問題になります。

 

ほかにも、肝臓では、中性脂肪が作られていますので、脂っこいものの食べ過ぎは、負担が大きくなります。

 

ちなみに、玄米などの精製していない穀物類は、消化吸収に時間がかかるので、白米などの様に血糖値を急上昇させないので良いのですが、良く噛まずに食べていると、かえって脾気には負担になってしまいます。

 

さらに、穀類の食べ過ぎは、脾気への負担になります。

 

白砂糖や、小麦、脂っこい物の摂り過ぎは、お腹の中でドロドロとしたものに変化して、停滞していることで腸内環境が悪化してしまうと、免疫にも悪影響が及ぶことになります。

 

食べ過ぎなければよいのですが、どうしても甘いものが欲しくなってしまい、つい、食べ過ぎてしまう方もいるようです。

 

どうして甘いものが欲しくなる?

 

その理由として、脾気が弱りがあります。

 

脾気によって、食べた物は消化吸収されていますが、脾気が弱っていると、消化や吸収するのに時間がかかり、しかも、体に必要な栄養に変えるのにも負担がかかるようになるため、すぐに吸収できて、栄養に変わりやすい甘いものを欲しがるようになります。

 

また、脳や中枢神経など、体にとって重要な部分を活動させるためには、糖質から得られるブドウ糖が必要です。

 

そのため、抑鬱的な気分、考えすぎ、イライラ感が募るような、ストレスのかかった状態など、脳に過度の負担がかかった状態では、脳を支えるために、さらにブドウ糖の供給が必要となるので、甘いものが欲しくなります。

 

それだけでなく、セロトニンの不足も関係しています。

 

幸せ感や満腹感を与えて、食欲を抑えるセロトニンは、食べ物から吸収した材料を、脳へと運ぶことで分泌されていますが、その際、ブドウ糖が必要となります。

 

このように、様々なストレスなど、満たされていない状態にある場合、甘いものを脳や体が要求するので、どうしても食べすぎてしまう事になります。

 

東洋医学でも、甘いものは脾気を高めてくれる作用があるのですが、過剰になると、脾気に負担になるといいます。

 

副腎(腎気)を応援する食事

 

副腎を応援するには、鹹(塩辛い)味がおススメです。

 

副腎の働きには、コルチコイドの分泌によって、糖、脂肪、たんぱく質などを代謝し、インスリンの分泌を抑制して、血糖値を上昇させる働きがあります。

 

これは、食べ物から摂り入れた栄養を、身体に必要なエネルギーに作り変える「気化」と言う、腎気の働きに深く関連しています。

 

東洋医学には、腎陽の「気化」という働きによって、食べ物から摂り入れた栄養を、身体の活動に必要なエネルギーである「陽気」に作り変える働きがあると言います。

 

このように、副腎の働きは腎陽と関係が深いため、腎気を補う食べ物である鹹味(塩辛い味)の食材をとることが重要です。

 

腎気は、生命活動の源となり、全身に活力を与える働きがありますので、腎気が低下すると、生命エネルギーが衰えてしまうので、疲れやすいなどの、様々な症状を作り出します。

 

鹹味の食材には、昆布やわかめ、アジやイワシといった、海で取れる食べ物の他にも、くるみ、豚肉、味噌、醤油なども、鹹味の性質を持ち、腎気を応援してくれます。

 

また、副腎疲労の方は塩辛いものが欲しくなるといいます。

 

どうして塩辛いものが欲しくなる?

 

腎気には、身体全体の水分を調整する働きがあるためです。

 

体に入ってきた水分は、腎陽によって温められることで全身を巡り、余分な水分のうち、体に蓄えておきたい水分は、腎陰として体に潤いの原料として残されています。

 

塩辛い味は、浸透圧の働きによって、濃い塩水の方へと水分が移動するように、細胞の中に水分をため込む働きを助けてくれます。

 

そのため、腎気が低下してしまい、水分量を調整することが出来なくなった方の場合、塩辛い味が腎気をバックアップするように作用して、水をため込む働きを手助けしてくれますので、体は塩辛い味を要求するようになります。

 

ただ、甘い味と同様に、塩辛い味を摂り過ぎてしまうと、腎気には負担になりますので、注意が必要です。

 

しかも東洋医学では、甘い味を摂り過ぎてしまうと、脾気に負担をかけるだけでなく、腎気にも負担がかかると考えます。

 

なぜなら、砂糖などの甘いものにも、生姜などの砂糖漬けの様に、浸透圧の働きがありますので、砂糖が体の中に水分を留める働きをしてしまい、水分調節する腎気に負担がかかるからかと思います。

 

というのも、1gの砂糖があると、3gの水分が体に貯留してしまうともいいます。

 

このため、余分な水分が停滞してしまうと、体の巡りはますます悪くなってしまい、必要な場所へと気や血などの、体を動かすのに必要なエネルギーは届かなくなるので、疲れやすくなります。

 

副腎疲労の食事療法で気をつけるコツ

良く噛んで、腹8分目、昔ながらの和食を楽しみましょう。

 

副腎疲労を回復させるためには、糖質を摂り過ぎているのなら控えめにして、野菜や海のもの、味噌や醤油などを中心とした和食を、良く噛んで腹八分目が、おススメです。

 

ご紹介しましたように、海のものは鹹味(かんみ)ですので、腎気を応援してくれますし、良質なたんぱく質を摂ることも出来ますので、肝臓も助けられます。

 

また、味噌醤油も同様に、鹹味であるとともに、自然発酵したこれらに含まれている菌類によって、腸内環境が整えられますので、脾気の働きも高まり、体は楽になるはずです。

 

これらの食事を、良く噛んで食べることで、消化吸収の働きが応援されて、お腹の機能が高まりますので、副腎疲労が回復してきます。

 

食事は、体を作る基礎となりますので、変えられるところから無理せず変えて行ってください。

 

今回は以上です。

 

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