乾燥肌で痒くなる方の原因別おススメ漢方薬による改善方法

肌荒れ
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乾燥すると痒くなる

 

乾燥する季節になってくると、痒くなる方がいらっしゃいます。夏の暑くて湿気の多い時期とはまた違った痒さを感じるようです。

 

乾燥が痒さを引き起こす原因の一つですので、当然お肌は乾燥してガサガサしていて粉をふいたようになりますし、肌が何となくつっぱったように感じることもあります。

 

秋からの季節に多いのですが、お肌の潤いも減少しているために掻きむしってしまうと、余計に肌が荒れて、痒さが増す悪循環になってしまいます。

 

保湿剤など様々なクリームや油などを使っても、肌の呼吸を妨げてしまうような感じがして、こもった感じの痒さになることもあります。

 

もちろん様々な化粧水などがあり、人それぞれ合う合わないがあります。熱いお風呂に長湯しないや、石鹸でこするように洗わないなど色々な注意点もありますが、ここでは東洋医学での対処法を考えてみます。

 

どうしてお肌は乾燥するの?

 

乾燥肌の原因。

  • 浮腫みが潤いを届けるルートを邪魔して届かない。
  • 潤いを皮膚に持ち上げることが出来ない。
  • ストレスで潤いを届ける邪魔をする。
  • 体の潤いが足りない。

詳しく解説していきます。

 

なぜお肌は乾燥したり、潤っていたりするのか?という疑問ですが、お肌は周囲の湿気を受けて潤っているのではなく、体の内側から不感蒸散のような形で潤い成分の補給を受けています。

 

ただその潤いを届けようとする補給部隊が、何らかの理由で肌まで届けることができないと、外部環境の影響を受けやすくなります。

 

湿気の多い時期にはそれに気が付きにくいだけで、乾燥した季節になると肌の潤いを周囲に奪われやすくなり、乾燥が目立ち意識しやすくなります。

 

そのため、乾燥する季節には適度な保湿をしつつ、何が原因で補給部隊が潤いを肌まで届けられないのかを探る必要があります。

 

お肌まで潤いを届けるのは毛細血管などですから、その毛細血管が何らかの理由で阻害されているわけですので、その理由を見つけ出します。

 

乾燥肌を解消するための漢方薬

 

皮膚の下は浮腫んでいる

 

お肌はガサガサ乾燥しているけど、お肌の下は浮腫んでぶよぶよしているという方がいらっしゃいます。そのような場合には、お肌の下の浮腫みが血流を邪魔して、潤いを届けられないこともあります。

 

浮腫によって乾燥肌

  • 浮腫みが血流を邪魔して潤いが届かない。
  • 皮膚の下は浮腫んでいるので掻くとジクジクと浸出液が出る。
  • 水を飲み過ぎると浮腫みが悪化して余計に乾燥肌になる。

 

この場合お肌は乾燥してガサガサですが、体全体の余分な水を排除して水の巡りを良くすることで、お肌の乾燥を治します。

 

このような方の場合、乾燥しているからと言って、潤いを増やす食材や、水分をたくさん飲んで潤いを増やそうなどとすると、お肌の下の浮腫みが悪化して、お肌への血流を邪魔して、余計にお肌はガサガサの乾燥状態になってしまいます。

 

五苓散

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体の冷えによって、水の巡りが悪くなって停滞している状態を、温めることで水を下向きに引き降ろして排除する。

体が冷える、のどが渇く、尿量が少ない、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、小便の出が悪い方の乾燥肌に。

 

猪苓湯

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熱によって水が煮詰まって、水の巡りのルートを邪魔しているモノを、熱を冷まし、粘り気をなくして水の流れを良くし、余分な水分を排除する。

尿の色が濃い、排尿するときに痛みや熱感がある、口が渇く、体が熱っぽい、排尿困難、残尿感、むくみなどのある方の乾燥肌に。

 

当帰芍薬散

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余分な水を排除し、血液の巡りを良くして血液の材料を補って、体を温める。

浮腫みによって冷えやすい、血行が悪い、疲れやすい、寒い日に尿量や回数が増える、月経不順、月経異常、月経痛、などがある方の乾燥肌に。

 

疲れやすいなど元気がない

 

体が皮膚にまで潤いを届けるためには、水分を持ちあげるだけのエネルギーが必要です。

 

体が疲れてくると、水の巡りが悪くなって、足が浮腫んでしまう様に、体の中に水分は体のエネルギーによって巡っているので、持ち上げるパワーが足りないと、水分の重みで体の下の方に落ちていきます。

 

そのため、お腹の働きが弱っていると、潤いを皮膚にまで届けることが出来なくなり、乾燥肌になります。

 

潤いを持ち上げられないことによる乾燥肌

  • 潤いを持ち上げる力が足りない。
  • 下半身が浮腫む。
  • 顔色が黄色っぽい。

 

補中益気湯

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脾気の応援をして、気の持ち上げる力をパワーアップして、気や血を体の上部に届ける働きをパワーアップする。

食後にお腹が重く感じる、胃下垂、めまい、立ちくらみ、体が重だるい、手足がだるい、食欲がない、風邪をひきやすい、元気がない、疲れやすいような方の乾燥肌に。

 

当帰飲子

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血液の材料を巡らせながら補い、気の働きを盛り立てて皮膚にまで届ける応援をし、表面に居座っている邪魔モノを排除して、痒みを抑える。

貧血で冷えやすく皮膚がカサカサして痒い、めまい、疲労感のあるような方の乾燥肌に。

 

ストレスで体が緊張しやすい

 

ストレスで体が緊張すると、筋肉の緊張によって熱が生じて肌を乾燥させ、毛細血管も圧迫され、潤いを届けることが出来なくなります。

 

皮膚において使い終わった不要物の回収も上手くいかなくなるので、乾燥肌だけでなく、様々な肌トラブルの原因になります。

 

ストレスによる乾燥肌

  • ストレスで筋肉が緊張して血流を圧迫。
  • イライラすることで痒みが増す。
  • 体に熱がこもっている感じがする。

 

排膿散及湯

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気を引きあげる働きと、気を引き降ろす働き、水を持ち上げる働きと、水を引き降ろす働きがバランス良く組み合わさっているので、気と水の動きの骨格が作られる。気の滞りも解消される。

熱をもって膿がたまりやすいような方の、ストレスによる乾燥肌に。

 

香蘇散

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気の滞りを解消する働きを、柴胡のように強く作用しないので、気の虚している状態の方や、乾きの症状が強い方にも使いやすい方剤。

ストレスで内にこもった様なイライラがある、神経過敏で胸がすっきりしない、胃のあたりに不快感や痞えた感じがあるような方の乾燥肌に。

 

桔梗石膏

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気を上昇させて、膿の排出を促し、皮膚や表面に居座った熱や水を引き降ろして排除する。気が持ち上がり、水と熱が引き降りるので巡りの骨格ができる。

口や喉の渇き、皮膚に炎症が起きているような方の乾燥肌に。

 

疲れると体が熱っぽくなりやすい

 

体の潤いが足りないと、皮膚に届けることが出来ないことももちろんですが、体の潤いは熱を冷ます冷却水のにもなっていますので、冷却水が足りないことで、皮膚のターンオーバーが活発になりすぎて、乾燥して粉が吹くようになることもあります。

 

体の潤いが足りなくて乾燥肌

  • 潤いの材料が足りないので潤せない。
  • 体がほてりやすい。
  • 乾燥して粉を吹く。

 

消風散

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血の材料を補って巡らせて、熱を冷ましながら引き降ろして、尿から余分な水分を排除して、潤いの材料を補充している。

貧血気味で肌が熱を持ち、皮膚の下では浮腫み気味で、掻くとジクジクと浸出液が出てくるような方の乾燥肌に。

 

六味丸

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腎陰である体の潤いを補い、腎気の働きを応援する。

疲れると手のひらや足の裏がほてる、腰や下半身に力が入らない、寝汗、体が熱っぽい、口が渇く、舌が紅く舌苔が乾燥しているような方の乾燥肌に。

 

知柏地黄丸

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腎陰が減少したことによって、体が熱を帯びてしまった状態に、腎陰を補いながら、熱を冷まし、浮き上がった熱を引き降ろす。

イライラする、寝汗、体が熱っぽい、口が渇く、熱と渇きを感じやすい、疲れると顔のほてりが強い方の乾燥肌に。

六味丸に熱を冷ます作用をプラスした漢方薬

 

このような、漢方薬で体の調子を整えて行くと、皮膚の状態が改善されて、乾燥肌が解消されていきます。

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