不眠について
睡眠に入るには、身体の潤いによって、興奮した脳がゆったりと穏やかな状態に落ち着けることが必要です。
しかし、脳を潤す潤いが不足したり、脳の活動が過剰に働きすぎると、脳が穏やかになれなくなり、眠りにつくことが出来なくなります。
東洋医学による 向き合い方
例えば、遠足の前の日の子供のように、明日大事なイベントがあるような場合に、体も心も興奮して熱が盛んになっていると、脳の興奮が鎮まらなくなって、寝付けなくなります。
また、何らかの理由で、脳を穏やかにする潤いが不足する事でも、睡眠の質は低下します。
つまり、脳が穏やかになれないと、不眠になります。
漢方薬では、熱を冷ます、潤いを補充する、温める、気の巡りを改善するなど様々な方法で、脳を穏やかにして、睡眠の状態を改善していきます。