鼻の症状

鼻の症状 鼻の症状

鼻について

 

 

鼻は、呼吸した際に肺へと続く空気の通り道となっているだけではなく、肺へと送る空気の中のゴミやチリを取り除くフィルターとしての役割や、通過していく空気に適度な温度と湿度を加える加湿器のような働きをしていて、これらの働きがあることで、肺への直接的な刺激をやわらげています。

呼吸によって体の中に入ってきた、空気に含まれているゴミやチリなどの異物を外へと追い出すために、鼻や喉の粘膜から分泌された粘液が異物を絡めて、線毛運動によって外側へと排除しています。

 

 

 

東洋医学による 向き合い方

 

東洋医学では、鼻とお腹は関連が深いと考えていて、冷たい食べ物や飲み物によってお腹が冷やされてしまうと、鼻にはすぐに影響が現れ、そのことが、花粉症やアレルギー性鼻炎になる原因を作ることもあるとみています。

鼻に限らないのですが、体の中の水分が動くためには、熱が必要なのですが、お腹が冷やされてしまうと、鼻まで熱が届きにくくなってしまうので、鼻水は停滞して、次第に粘っこくなっていき、不快な症状を感じることとなります。

また、鼻づまりを起こしやすい方は、頸椎に異常のある方にも見られ、スマホ首などの様に、下に首を傾けた生活が長く続いていると、首の周囲の筋肉は硬くこわばり、それにより頸椎の異常も生じて、鼻の症状につながります。