自律神経失調症

自律神経失調症 自律神経失調症

自律神経失調症について

 

 

自律神経とは、血液やリンパ液などの体液を、体の中で巡らせて運搬する働きを担う循環器

食べた物を消化吸収し、体に必要な栄養に合成して、不要となったモノを体の外へと排泄する消化器

外界から酸素を取り入れて、不要となったガスを体の外へと排出する呼吸器など

生命の維持に欠かせないこれらの活動を、自分の意思とは無関係に調整している神経の事をいいます。

 

 

東洋医学による 向き合い方

 

交感神経と副交感神経は真逆の働きをしているのですが、この2つの働きがお互いにバランスを取れていると身体は健康な状態を保つことが出来ます。

これは、振り子の様なもので、片方に大きく揺れて、振り切ったところで、もう片方にも大きく揺れることが出来ていると、振り幅が大きくなり、生命活動は活発で盛んな状態を維持できます。

しかし、振り子のバランスが崩れて、片方にだけ振りっぱなしになり、反対に振れなくなってしまうと振り子の重心が崩れて倒れてしまう様に、体の健康も崩れてしまいます。

東洋医学では、このバランスを陰と陽としてとらえ、その方の体質の状態として、陰陽のバランスがどのように崩れているかを判断して、それを改善することを考えます。