美肌を作るには

肌荒れ
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美肌と東洋医学

 

東洋医学では皮膚の色や状態によって、体の内側の状態を判断していきます。

 

例えば健康そうな赤を中心に、体の熱が強すぎる場合に出てくる強すぎる赤や、体の抑制に働く潤いが足りない場合に出てきやすいくすんだ感じの赤など、同じ赤い色であっても色々な意味があると考えます。

 

もちろん皮膚の状態は色だけではなく、皮膚において潤っているか、浮腫んでいるか、又は乾燥しているか、がさがさしてしまっているか、など様々なトラブルが出やすい場所でもあります。

 

皮膚を美しく保つ、つまり美肌の状態にしておくためには、皮膚を作る部分にきちんと栄養を届ける必要があります。

 

皮膚は高いところにあると考える

 

皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織から構成されています。私たちが普段目にする部分はもちろん表皮ですが、その表皮もいくつかの構造から成り立っています。

 

その表皮をしっかりと活動させる部位に栄養を届ければ良いのですが、肌のトラブルを起こしている方の場合はいくつかの邪魔物が居座っている事があります。

 

皮膚は体の中心部分から見ると一番高いところにある部位ですから、そこまで気血の流れに乗せて栄養を運ばなければならないと東洋医学では考えています。その高いところにある皮膚まで運ぶためには、栄養を運ぶためのしっかりとした原動力が無いと皮膚まで届きません。

 

皮膚に栄養を届けるために

 

体の根源の気である腎気がそれを司っていますので、睡眠不足や過労などで、腎気が弱ってしまうとその原動力が足りずに、皮膚まで栄養を届けることが出来なくなってしまいます。

 

この場合漢方薬では補腎薬といって腎気を補う薬を使いますが、もちろん睡眠や休息の代りにはなりません。

 

また、皮膚が乾燥しているからと言って、喉の渇きに関わらず水分を摂取していることが多くあると、余分な水分が気血の流れを邪魔するために、皮膚の下はブヨブヨで浮腫んでいても、皮膚はガサガサしていることにも繋がる事があります。

 

この場合は栄養を届かせるために、邪魔をしている余分な水分を回収しなくてはなりません。皮膚まで栄養を届けても、不要となった代謝物を回収しないと、それらが邪魔者となって皮膚の周辺ではゴミ溜めのような状態になってしまいます。

 

この場合には水分の代謝を良くして水捌けを良くする漢方薬で応援しますが、やはり水分の摂り過ぎを改めないと中々改善しません。

 

それとストレスなどで気血の巡りが悪くなってしまう事で、皮膚まで栄養を届けられなくなってしまうこともあります。

 

その場合気が滞ることにより、局所において熱を生じやすくなるために、周辺の栄養物を煮詰めてしまいネバネバドロドロした膿のような状態を作りやすくなります。

 

またこの場合に生じた熱は、体の役に立たない熱ですので皮膚表面において潤いを熱で乾燥させてしまい、ガサガサの皮膚になることもあります。

 

スキンケアは睡眠と飲食と

 

皮膚は体の一番外側でバリアのような働きをしていて傷つきやすく目にもつきやすい場所ですから、様々なトラブルが起こりやすい場所です。その皮膚を美しく保つためには気血の巡りがやはり重要です。

 

上記のように寝不足や過労などで腎気を圧迫することが一番の美肌の敵ですが、冷飲食や過食、多飲などで皮膚の栄養を作り出す部分への圧迫も、栄養物の生成の邪魔と言う意味においてだけではなく、栄養を皮膚まで届かせることの圧迫にもなります。

 

漢方薬でサポートできる部分もありますが、やはり生活の改善があってこそのものであろうと思います。質と量のバランスの取れた睡眠と、お腹に負担の少ない飲食、呼吸法なども含めた適度な運動が美肌を保つ秘けつだと思います。

 

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