便秘と背中の痛み(コリ)を起こす原因【漢方薬と自然療法で改善】

便秘を解消して美肌に

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

便秘と背中の痛みにお悩みの方へ。

便秘と背中の痛みが

同時に起こる原因が知りたい。

そして、どちらも改善したい。

 

背中の痛みと便秘に

関係があるのか分からないけれど

どちらも早く治したい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 便秘と背中が痛くなる原因と漢方薬
  • 便秘と背中の痛みを解消する自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

 

便秘と背中が痛くなる原因と漢方薬

便秘と背中の痛みが起こるのは、ストレスなどによる滞りが原因です。

 

背中は、四つん這いになると分かるように、日の光が当たる場所で、体を丸めると外側になることから、身体の陽の気と関係の深い場所です。

 

陽の気には、放散する性質がありますので、ある場所から外側へと拡がっていきます。

 

その背中には、陽の経絡が通っていて、ちょうど日の光が上から降り注ぐように、体が作り出したエネルギーを、下向きに全身へと放散させるように配る働きとつながりがあります。

 

しかし、下向きに配る働きが邪魔されてしまうと、充満した場所から陽気が盛んになって外に広がろうとする力が、陽位である背中で渋滞を起こしてコリや痛みを感じるようになります。

 

この時、張ったように感じる場合は気の滞りが主体で、重だるさを感じるような場合は、余分な水分の停滞が、ズキンと深い部分に響くような痛みは、血液の滞りが主体になっていると考えます。

 

また、陽の臓腑には、胆、小腸、胃、大腸など、食事によって摂り入れた食べ物を、消化して吸収、そして排出するために、上から下へと動かす性質があります。

 

便は胃気の下向きに動く働きによって、腸管がコントロールされて便を移動させていますので、やはり、下向きに動く気の巡りが滞るようになると、便秘になります。

 

このように、背中の痛みも便秘も、気が下向きに動くべきところが、何らかの原因によって滞り、気血が停滞や逆流を起こすことで生じます。

 

滞りが生じる原因として、

  • ストレスを感じやすい
  • 食生活の乱れ
  • お腹が弱い

などがあります。

 

詳しく解説します。

 

ストレスを感じやすい

 

ストレスを感じやすいと、気血が滞りを起こします。

 

ストレスによって交感神経が緊張した状態では、心拍数は増え、末梢の血管は収縮し、立毛筋が収縮して鳥肌が立つようになって、身体は戦闘状態に入ったようになります。

 

身体は、血圧を上昇させ、エネルギー源である血糖をどんどん放出して身体の機能を高める一方、末梢血管が収縮して、筋肉が緊張するので、末端部では流れの悪い状態を作りますので、気血が滞り、熱が生じるようになります。

 

この状態が長く続き、滞りによって生じた充満した気によって、胃気の働きが過度に煽られてしまうと、胃気の逆流を強めて便秘に、また、うっ滞した気が上逆して、陽位である背中に向かって渋滞を起こすようになると、背中の痛みになります。

 

どうして胃気が逆流するのかと言いますと、胃気が煽られてしまうことで、胃液の分泌が過剰になりますので、胃は過剰に刺激を受けて灼熱感を生じますので、胃としては「これは、体に入れてはいけないものだ」と判断して、胃気を逆流させて、外へと追い出そうとするからです。

 

この時、過労や寝不足などが続いていて、体の潤いが減少していると、気の滞りの症状を穏やかにすることが出来なくなるため、余計に反応が強く出やすくなりますので、注意が必要です。

 

ストレスによって気が滞っていますので、頭痛、目の充血、胸や脇が痛いなどを伴う事もあります。

 

このような場合、四逆散大柴胡湯などで、ストレスによって生じた気の滞りを解放して、緊張を緩め、気の動きを下向きに誘導して解消します。

 

食生活の乱れ

 

食生活の乱れによって、気血は滞ります。

 

ニンニクなどの辛い物や、アルコールなどを摂り過ぎると、胃の粘膜は刺激され続けるため、胃気の下向きの動きが逆流します。

 

また、甘い物や、脂っこいものを摂り過ぎや、体が必要とする異常に食べ過ぎてしまうと、それぞれ、消化するのに時間がかかるため、お腹の中に長い間停滞することになるので、やはり、胃は刺激を受け続け、うっ滞して行き場を失った胃気は逆流するようになります。

 

お腹は、身体の真ん中に位置しているので、食生活の不摂生によって胃に負担がかかり、ここで気の流れが停滞して、胃気が逆流するようになると、便秘になるとともに、流れが停滞することで充満した気が背中に向かい痛みになります。

 

ここに、ストレスが絡んで、お腹の働きをコントロールする脾気や、気の巡りをコントロールする肝気が煽られてしまうと、食欲はますます増大して、気の働きも過剰になるため、症状は激しくなります。

 

食べ過ぎなどで胃気が停滞していますので、ゲップ、胃の張った感じ、吐き気などを伴う事もあります。

 

このような場合、食生活を見直すとともに、半夏瀉心湯茵蔯蒿湯などで、停滞している余分な水や熱を排除して解消します。

 

お腹が弱い

 

お腹が弱いと、食べている量には問題がなくても、気血が滞ります。

 

食べた物は、胃気によって下向きに運ばれ、脾気によって吸収されて、身体を動かすエネルギーである気や、材料である血液などが作られます。

 

しかし、お腹の働きが弱いと、腸管の蠕動運動が低下してしまうため、便を運ぶことが出来なくなって便秘になり、お腹の中にいつまでも食べ物が停滞することで、逆流を起こす原因となります。

 

お腹の働きが弱いことで、気血を巡らせる力は低下しますので、背中に滞りによる痛みを生じさせる原因ともなります。

 

また、体の中に余分な水の停滞を作りやすいので、水の過剰が滞りを作る原因となり、背中に巡りの悪さによる、つまり感を主体とする痛みを生じさせることもあります。

 

このような場合、六君子湯茯苓飲などで、お腹の働きを高め、下向きに動かす働きを応援して解消します。

 

便秘と背中の痛みを解消する自然療法

整体の考えでは、背中の痛みは、背骨のズレなどが原因になって、気血の巡りの悪さを生じさせることで起こると考えています。

 

そして背中のズレは、お腹の状態と関連していて、例えば、心臓を病む人は、胸椎の2~4番がズレていたり、肺を病む人は、頸椎5~7番、胸椎1~3番がズレている事が多く見られます。

 

胃の不調は、胸椎の4~7番でズレが良く見られ、特に、胃気の上逆で起こることの多い吐き気を感じやすい方の場合、左の肩甲骨と背骨の間に頑固なコリが見られることがあります。

 

このコリは、気の滞りによって、血や水分が停留することで生じていますので、これをテニスボールなどで気持ち良いと感じる範囲で緩めていくと、気の滞りが解消されて、血や水分も巡り、胃気も下向きの動きに回復しますので、吐き気もとまり、背中のコリも軽くなって、気分が良くなりますのでお試しください。

 

また、空腹の状態で仰向けになって、自分の指でお腹をマッサージすることで、お腹の凝り固まった状態を緩めてあげることも、胃気の働きを調整する助けとなります。

 

特に、肋骨の下の周辺を自分の指で押していると、胃気の逆流している人は、胃や肝臓の周辺が硬く緊張して押しあがっていることがありますので、それを優しく押し下げるようにして緩めてあげます。

 

この場合、お腹の硬くなっている場所とは別のところの深い部分に、硬く緊張している場所がありますので、それを優しく保護するように圧をかけていると、段々とほぐれてお腹が楽になりますのでお試しください。

 

今回は以上です。

 

背中の痛みがあまりに激しい場合は、必ず医師の診察を受けるようにしてください。

 

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