【便秘解消】便秘になる体質3つとおススメの漢方薬【自然療法で改善】

漢方薬

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

便秘にお悩みの方へ。

便秘解消でおススメの漢方薬が知りたい。

できれば、薬に頼らなくても良くなるための

自然療法が知りたい。

 

便秘に長い間悩まされて体調も悪くなってきたので、

スッキリと解消して体調を整える方法が知りたいです。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 便秘解消でおススメの漢方薬
  • 便秘体質を解消する自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、国際中医専門員がお伝えいたします。

 

この記事を動画にしました。

便秘解消でおススメの漢方薬

便は、胃気の調整によって、腸管の蠕動運動が正しく下向きに動くように調整されることで運ばれて、体の外に出ていくことができます。

 

その胃気の働きとともに、筋肉の微妙な調整をする肝気の神経伝達と、腎陽による腸管の動きの原動力、そして、肺気による呼吸の押し込めである「いきみ」によって、排便することが出来ます。

 

これらの動きが、様々な原因によって阻害されてしまうと、腸管の蠕動運動は停滞して便を運べなくなるため便秘になります。

 

そこで、便秘解消でおススメの漢方薬をご紹介するには、まずはご自分がどの様な理由で便秘になっているのかを知る必要があります。

 

便秘になる原因のなかで良く見られるものには

  • ストレスを感じやすい
  • お腹が冷えている
  • 身体が乾燥している

 

などがありますので、原因とは全く別の漢方薬を飲んでいても、効果が出ないばかりか、かえって便秘になる原因を強めてしまう事や、体調が悪化してしまう事もあります。

 

そのため、便秘になっている原因と解決するための漢方薬を合わせる必要があります。

 

では、1つずつ解説します。

 

ストレスを感じやすい

 

ストレスによって、腸管の蠕動運動が伸びやかに動くことが出来なくなると、便秘になります。

 

便は、腸管の蠕動運動によって体の下方へと運ばれていますが、それを調整しているのが胃気です。

 

しかし、ストレスによって胃気が滞ってしまうと、腸管の蠕動運動はギクシャクした動きになってしまい、便を下向きに移動させることが出来なくなってしまいます。

 

気が滞っているので、お腹の張った感じを伴う便秘になり、場合によっては、胃気が逆流して吐き気や、ゲップが多いこともあります。

 

しかも、腸管が正しく活動するためには、気や血液などの動くための燃料が必要です。

 

燃料は気によって運ばれてきますので、気が滞った状態が長く続いていると、腸管はだんだんと正常な活動が出来なくなってしまいます。

 

胃気の停滞を起こすストレスには、イライラと怒りっぽいことはもちろんですが、抑鬱された環境で自分の感情を表に出せないでいることや、生真面目な性格で、柔軟性のない考え方の癖なども影響しています。

 

あまり「こうあるべきである」などと固定的に考えずに、身体の緊張が抜けて、スーッと気が流れるような方法を見つけてみてください。

 

このような場合、大柴胡湯通導散などによって、ストレスによる気の滞りを改善して、胃気の動きを下向きに回復させて解消します。

 

お腹が冷えている

 

お腹が冷えてしまうと、腸管の蠕動運動が停滞するようになって便秘になります。

 

胃気は、腎陽によって動きの原動力を受けることで腸管を動かしていますので、お腹が冷えてしまうと、便を運ぶことが出来なくなります。

 

アイスクリームやビール、生野菜など、冷たい食べ物や飲みものの摂り過ぎだけではなく、温かい緑茶やコーヒー、ヨーグルトなど、温度に関係なく、その食べ物の持つ性質によって、お腹が冷やされてしまうことで、胃気が停滞することもあります。

 

そのため、便秘解消のために、朝一番の空腹の状態で冷たい水を飲む方もいますが、これを続けていくと、ますます便秘は頑固になってしまいます。

 

こう聞かされると「朝一番の冷水は便秘解消にいいんじゃないの」と、疑問に思われるかもしれません。

 

ですが、冷たい水を飲むと便が出る理由は、体の中にいきなり入ってきた冷水を、腸管の蠕動運動を一時的に活発にして、外へと追い出そうとする体の防御反応だからです。

 

身体にとって、特に内側を冷やされることは、命の危機につながることもありますので、体としては一刻でも早く外へと追い出して、身体の内側を温めようとします。

 

というのも、冷やされてしまった場所の毛細血管は熱を奪われまいとするために狭窄して、気も栄養も届かなくなるので、冷やされた部位はますます弱ってしまいます。

 

それが、体の内側で起こると、更に影響は大きくなって、全身の状態が冷えて不良になり、食欲も低下していって、体は衰弱して元気がなくなります。

 

しかも体の内側の場合、何度も冷たいものによって冷やされ続けていると、狭窄した血管は簡単には戻らなくなるので、気も栄養も届かないことから、蠕動運動の力は弱り、便を運ぶことが出来なくなります。

 

お腹が冷えている方の特徴として、便秘だけど出る時は下痢便、お腹がしくしく痛み温めると楽になる、元気がなく疲れやすいなどを伴う事もあります。

 

このような場合、九味檳榔湯当帰四逆加呉茱萸生姜湯などで、お腹を温めつつ、胃気の下向きの巡りを力強く応援して、解消します。

 

身体が乾燥している

 

胃気が正常に働くためには適度な潤いが必要で、身体が乾燥していると、腸管の動きが悪くなるので、便秘になります。

 

腸管が蠕動運動するのは気の推動作用によって動かされていますが、その気を腸管まで運ぶためには、血や潤いなどが必要ですので、腸管が適度に潤っていないと気が届かなくなって、便を運べなくなります。

 

身体が乾燥してしまう理由には、辛い物や脂っこいものの摂り過ぎなどがありますが、その時生じた熱によって腸管が乾燥してしまう事があります。

 

また、過労や寝不足によっても、身体の潤いはどんどん減少します。

 

活動するには、潤いの素でもある腎陰を燃料として消費していますので、活動が過剰になると腎陰の傷耗は激しくなります。

 

さらに、活動によって消耗した腎陰は、夜間の睡眠によって補充されますので、睡眠不足が続くと、腎陰の補充が追い付かなくなって、体は乾燥して熱感などを感じるようになります。

 

あるいは、ストレスや考えすぎなどによって気が滞っても熱が生じます。

 

その生じた熱によって腸管の潤いが奪われて渇いてしまうと、蠕動運動が正しく行われなくなるので、便を運ぶことが出来なくなることもあります。

 

このことから、夜遅くまで仕事をした仕事によるストレスで、ニンニクや香辛料の多く入っている食べ物を摂り過ぎて、ビールや焼酎などを飲み過ぎて、寝不足になる生活をしていると、様々な理由が重なり合って、原因が複雑な便秘になってしまいます。

 

身体が乾燥していますので、口や咽が渇く、口内炎、寝付きが悪いなどを伴う事もあります。

 

このような場合、滋陰降火湯甘露飲などで、身体の潤いを補充して、腸管の蠕動運動を改善して解消します。

 

便秘体質を解消する自然療法

食事の内容を見直すことが、便秘解消の第一歩となります。

 

繰り返しになりますが、腸管の蠕動運動を停滞させてしまう理由として、影響が大きいのが冷たい飲食物の摂り過ぎです。

 

始めは、ストレスからくる腸管の強い緊張によって生じていた便秘が、冷たい飲食物が原因による、便を運ぶ力の低下に変わってくると、便秘を解消するのが難しくなってきます。

 

ですので、まずはご自身の食事の内容を見直していく事が大切です。

 

ちなみに、飲食物だけではなく、下剤の使い過ぎも、腸管を少しずつ冷やす方向へ向かいますので、体質を変えずにむやみに使いすぎると、便秘の症状が強まることもありますので注意が必要です。

 

ご自分でできる自然療法としては、仙腸関節の歪みによって、肛門括約筋の強い緊張が起こっていることがありますので、ストレッチによって歪みを戻します。

 

やり方は

  1. 仰向けになった姿勢から、右足を曲げて両ひざを抱きかかえたまま、深く息を吸います。
  2. 息を強く吐きながら、右の太ももが胸につくように、引き寄せます。
  3. 注意点としてこの時、左膝は曲げないように、伸ばしたままにしておきます。
  4. 息を吸いながら、腕の力を抜いて、右膝をもとの位置に戻します。
  5. これを何回か繰り返し、ついで左ひざを曲げるようにします。

 

これを行うことで、仙腸関節に関連する周囲のスジが伸ばされますので、歪みが戻りやすくなるだけでなく、お腹に適度な圧力もかかりますので、腸管の刺激になって便秘解消につながります。

 

また、仙骨を適度な強さで刺激することで、腸管の働きが良くなりますので、こちらもお試しください。

 

今回は以上です。

 

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