【アトピー】ヨモギを使って痒みに効果のある人ない人【自然療法】

アトピー

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

アトピーにお悩みの方へ。

ヨモギが痒みに良いって聞いたけれど

自分の体質に合っているのか知りたい。

 

それとヨモギを使ったかゆみ止めの

詳しい作り方とかも知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • ヨモギが痒みに効果のある3つの理由
  • ヨモギを使って痒みが治まるのは冷えて浮腫みやすい方
  • ヨモギを使った簡単なかゆみ止めの自然療法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、東洋医学の専門員がお伝えいたします。

 

ヨモギを使った自然療法で、アトピーの痒みを解消しようと考えている方の悩みとして「自分には効果があるのだろうか?」という点があると思います。

 

ヨモギは別名、もち草という名前で知られていますが、生命力が強いので、日本全国いたるところに自生しているのを見ることが出来ます。

 

自然療法では、この力強い生命力を上手に使うことで、体質を変えるための応援として使うのですが、やみくもに使っても効果は望めません。

 

良く知られている効能としては、整腸作用や、血液の浄化作用ですが、漢方薬としても使われています。

 

そこで漢方ではどのようなタイプの方に使うのかを知ることで、自分に合うのかが分かるようになります。

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ヨモギが痒みに効果のある3つの理由

ヨモギの漢方生薬名は艾葉(ガイヨウ)と言い、以下のような効能があります。

  • ①体の芯部を温めて余分な水分を排除する
  • ②皮膚の真菌を抑制する
  • ③胃腸の機能を高め糖化を防ぐ

1つずつ解説します。

 

①体の芯部を温めて余分な水分を排除します

 

ヨモギは冷えて水分が停滞していることが原因で起こる、痒み、痛み、不正出血を解消します。

 

ヨモギには、体の芯部や経絡を温めて、停滞している余分な水分を追い払うので、巡りが邪魔されて起こる不快な症状を解消します。

 

気血の巡りが阻害されている度合いが強いと痛みが生じ、それよりもやや軽い状態で巡りの悪さがあると痒みが生じます。

 

不正出血も、冷えが原因で血液を動かすことが出来なくなり、体の下の方に停滞して、押し出されて漏れ出てくると起こります。

 

ですので、冷えによって皮膚の下などに水分が停滞し、巡りが阻害されて痒みになっているような方に対して、ヨモギは効果があります。

 

しかし、熱で乾燥することで起こっている痒みの場合には、ますます熱や乾燥が悪化しますので、ヨモギを単独で飲み続けることは避けた方が良いです。

 

ちなみに、生薬として使う場合、1日の量は3~6gとされています。

 

そのため、体が冷えて水が停滞しているような方が、ヨモギの使用量が少ない状態で飲み続けていると、ヨモギの効能よりも、水分の飲み過ぎによる問題の方が大きくなってしまいます。

 

②皮膚の真菌を抑制する

 

ヨモギには、皮膚の真菌を抑制する作用があります。

 

アトピーが悪化する要因として、皮膚で悪さをする菌類の存在があります。特にカンジダやマラセチアなどの真菌は増悪因子であることが知られています。

 

ヨモギにはシネオールと呼ばれる香り成分がありますが、この香り成分に抗菌作用や抗炎症作用があります。

 

これら抗菌作用や、抗炎症作用に加え、止血作用もありますので、昔の武士たちは、浅い刀傷にはヨモギを揉みほぐして貼って治していたそうです。

 

アトピーの方が、皮膚を殺菌するのにヨモギを使う場合、ヨモギを煮出して使うのですが、かなりの時間煮詰めないと、ヨモギの細胞が完全には壊れないので、成分が十分抽出できずに効果が低いようです。

 

それでも痒みに対しては効果がありますが、冷凍庫に入れて凍結したあと解凍してから、ジューサーで青汁にして煮詰めた方が、抗真菌作用が強くなります。

 

入浴剤として使う場合の量はお好みによって変えてよいのですが、目安としては30グラム位を使うと良いです。

 

入浴剤としてだけでなく、アトマイザーに入れておいて吹きかけるのも効果がありますが、具体的な作り方は最後に解説いたします。

 

③胃腸の機能を高め糖化を防ぐ

 

ヨモギには、胃液の分泌を促進して、食欲を増進する働きがあります。

 

ヨモギに含まれる葉緑素はクロロフィルとも呼ばれ、胃腸を健康に保つ働きや、殺菌作用があり、コレステロールを下げる働きも知られています。

 

また、糖質を摂り過ぎることにより、体内のたんぱく質や脂質を結びつくと、糖化と呼ばれる状態に変性してしまいます。

 

糖化を起こすと、コラーゲン繊維は壊されて黄色や茶褐色に変化し、炎症症状も引き起こされますが、ヨモギには糖化を防いで、糖化したものを分解してくれる働きもあります。

 

しかも飲むだけでなく、抽出液を肌に吹き付けるだけでも、効果があると言われています。

 

と、ここまで書くと良いことづくめのようですが、摂り過ぎると、吐き気や嘔吐を引き起こしますので注意が必要です。

 

なお、東洋医学の考えでは、体を温めて乾かす作用がありますので、熱があって乾燥し、出血があるような方は悪化します。

 

ヨモギを使って痒みが治まるのは冷えて浮腫みやすい方

先ほども書きましたが、ヨモギには体を温めて停滞している水分を排除しますので、冷えて浮腫みがあることが原因で痒みが生じている方です。

 

なぜならば、体の芯部、消化吸収機能、気血を巡らせて全身に配る機能を、温めて働きを高めてくれるからです。

 

これらの機能が低下していると

  • 芯部が冷えているので水は巡らなくなる
  • 消化吸収機能の低下
  • 平滑筋の緊張度が緩んで浮腫みになりやすい
  • 全身に配る機能が低下して余分な水が居座る

などによって体が冷えやすくなります。

 

このようなタイプの方の特徴として見られるのは

  • 下腹部が冷えて痛みやすい
  • 冷えによる不正出血
  • 顔色が黄色っぽい
  • 腰や膝がだるくて力が入らない

などがあります。

 

ですので、ご自分の体質の特徴として、冷えと浮腫みがある方にヨモギは効果がありますが、先ほども書きましたように摂り過ぎは控えてください。

 

なお、入浴剤などとして使う場合も、アレルギーのテストの後でお使いください。

 

ヨモギを使った簡単なかゆみ止めの自然療法

最後にヨモギを使った自然療法をご紹介します。

 

様々な料理の材料としても使われていますが、採り立てのヨモギを、おひたしなどで湯がいてさっぱりといただくのも美味しいですが、ここでは入浴剤など、皮膚を洗浄するためのやり方をご紹介します。

 

入浴剤として使う場合

 

直接お風呂に入れる方法

 

  • 乾燥したヨモギを30gほど袋に入れる
  • そのままお風呂に入れる

 

煮出したものを使う方法

 

  • 1.5リットルほどの水にヨモギ5g程を入れる
  • 強火で沸かし沸騰したら、とろ火にして30分程煎じる
  • 煮出したヨモギの汁を、お風呂に入れる

 

アトマイザーに入れて噴霧する場合

 

煮出して作る方法

 

  • ヨモギを10g程用意して煮出します
  • 冷凍したものを使った方が成分が出やすいです
  • ヨモギを取り出して完成です

 

冷蔵庫に保管して早めにお使いください。

 

焼酎で作る方法

 

  • ヨモギを10g、500mlの35度の焼酎を用意します
  • 焼酎の中にヨモギを入れ蓋をして一か月ほど保管します
  • ヨモギの成分が出てきたら、液をこして完成です

 

肌に合わない方やアレルギーを起こしてしまう方がいますので、必ずテストをしてからお使いください。

 

ちなみに大きくなったヨモギを燻すと、蚊取り線香代わりになって蚊が寄ってこなくなりますが、この煙には皮膚真菌を抑制する力が、煮出した汁よりも強くなります。

 

ただし刺激性も強く、臭いも気になりますので、家庭向きでは無いかもしれません。

 

今回は以上です。

 

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