アトピーの色素沈着を治す漢方薬と食事【原因は3つあります】

アトピー

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

アトピーの色素沈着にお悩みの方へ。

色素沈着に長い間悩まされていて

色々な方法を試してみたけれど

中々効果のある方法が見つからない。

 

自分に合う効果的な方法とか

あったら知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • 色素沈着を起こす原因と良く見られるタイプ
  • タイプ別改善のための漢方薬

 

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、東洋医学の専門員がお伝えいたします。

色素沈着を起こす原因は皮膚の炎症です

 

アトピーの色素沈着を治す

色素沈着を起こす原因は以下の通り。

 

  • ①炎症によって皮膚に刺激を受け続けた
  • ②表皮が壊れてメラニン色素が真皮に落ち込んだ
  • ③ステロイドによる、酸化コレステロールと血管収縮

 

①炎症によって皮膚に刺激を受け続けた

 

アトピーの炎症によって、皮膚が刺激を受け続けていると、表皮からメラニン色素が過剰に分泌されます。

 

メラニン色素は皮膚を守るために、刺激を受けると放出されるからです。

 

日焼けの後に、肌の色が黒くなるのも同じ理由です。

 

②表皮が壊れてメラニン色素が真皮に落ち込んだ

 

炎症が長引いていると、表皮が壊れて、肌を守るために放出されたメラニンが、真皮にまで落ちてしまいます。

 

日焼けの場合には、お肌のターンオーバーで新しい皮膚に変わることで、垢となって消えます。

 

しかし、真皮に落ち込んだメラニンは、メラニンを食べてくれる貪食細胞によって処理してくれるのを待つ必要があります。

 

なお、場合によっては年単位の時間がかかるともいわれます。

 

③ステロイドによる、酸化コレステロールと血管の収縮

 

ステロイドは、コレステロールを合成して作られています。

 

ステロイドは、血管を収縮させ、免疫細胞の炎症の働きを低下させ、炎症を鎮めます。

 

そのため、炎症を抑えるのには良いのですが、使い続けていると血管が収縮するので血流は悪くなります。

 

それと、使い続けていると皮膚に蓄積して、炎症を起こす原因物質である、酸化コレステロールに変化とも言われています。

 

ですから、ステロイドを使い続けていると、最初の炎症の原因とは別の理由で、皮膚の炎症が生じてきます。

 

それをステロイドで押さえても、酸化コレステロールがまた炎症を起こすので、いつまでたっても炎症が治まらず、表皮は壊れて、色素沈着を頑固な状態にします。

 

色素沈着を治すには、血流の改善と貪食細胞のパワーアップ

アトピーの色素沈着を治す

やるべきことは以下の通りです。

 

  • 手順①:炎症を抑える
  • 手順②:血流を改善する
  • 手順③:貪食細胞をパワーアップ

 

手順①:炎症を抑える

 

まずは、色素沈着を起こす大きな原因の炎症を抑えます。

 

炎症が続いていると痒みが続き、いつまでもメラニンの放出が治まらないので、色素沈着は解消されません。

 

ただし、炎症をただ熱を冷まして抑えるのではなくて、血流や体の潤いなど体の状態を考えながら、熱を下げるのではなくて、熱が結果として下がるようにします

 

手順②:血流を改善する

 

血流を改善して、皮膚の毛細血管まで血液が届くようにすることが大切です。

 

アトピーを起こす原因は、体の内側と皮膚との血流の悪化による、栄養の補給の悪化や、不要物の回収の滞りが原因です。

 

皮膚に栄養が届かなければ、皮膚の状態は、皮膚常在菌も含めて悪化しますし、不要物が回収されなければ、ブツブツと皮膚から押し出されてきます。

 

なお、ステロイドの働きは、毛細血管を収縮させることで、炎症を抑えています。

 

そのため炎症が治まった後の色素沈着を回復させようにも、血流にのって貪食細胞が来ることが出来ませんので、色素が取れるまでに長い時間がかかることになります。

 

手順③:貪食細胞をパワーアップ

 

色素沈着を起こしている、真皮に落ち込んだメラニンを消すには、貪食細胞に食べてもらうことになります。

 

その貪食細胞は、東洋医学では腎気とかかわりが強いと言われています。そのため、腎気をパワーアップすることで、貪食細胞の働きも活発になります。

 

ちなみに、しみやそばかすも、メラニンと関連しますので、血流を改善して、腎気をパワーアップすることで解消します。

 

色素沈着を治すためのタイプ別漢方薬

アトピーの色素沈着を治す

色素沈着を起こしやすいタイプは以下の通り。

 

  • ①浮腫みやすい方
  • ②お風呂上りに痒みが悪化する方
  • ③疲れると手足がほてりやすい方
  • ④ストレスを感じやすくイライラしやすい
  • ⑤唇や舌の色が紫色をしている

 

①浮腫みやすい方

 

浮腫みによって、血流が邪魔されると、色素沈着は改善しません。

 

ステロイドによって毛細血管が収縮した場合、血流の悪化によって皮膚の腎気も低下しています。そのため、皮膚を作る働きも低下しているので、皮膚が薄くなります。

 

このような場合、茵蔯五苓散猪苓湯などで、浮腫みを解消して、血行を改善することで、色素沈着を治します。

 

②お風呂上りに痒みが悪化する方

 

お風呂に入って体が温まると痒みが増す方は、体の余分な熱が炎症を強めていて、色素沈着になります。

 

お風呂に入ると体は温まります。温まると痒みが強くなるのは、バランスの取れていない熱が体に存在し、それが炎症を強めていると考えます。

 

炎症が強いと、表皮が壊れてメラニンが真皮に落ち込む状態が続くので、黄連解毒湯茵蔯蒿湯などで、強い炎症を鎮めて、表皮の壊れるのを防ぎます。

 

③疲れると手足がほてりやすい方

 

体全体の潤いが足りていないと、体を適度に冷やすことが出来なくなり、炎症や血流の悪化で、色素沈着が治りません。

 

体全体の潤いは、冷却水の働きもしていますので、適度に冷やすことが出来ないことで炎症になります。

 

さらに、血液も煮詰まったようにドロドロになって流れが悪くなるので、皮膚の毛細血管への血流は悪くなります。

 

腎気の働きも低下して貪食細胞の元気が無くなり、色素沈着したままになります。

 

このような場合、六味丸知柏地黄丸などで潤いを補充して、適度に冷却できるように、血流が改善するようにします。

 

④ストレスを感じやすくイライラしやすい

 

ストレスを感じやすいと、血流が悪化して、熱も生じ、色素沈着になります。

 

ストレスによって緊張すると、交感神経の興奮が強まり、血管は収縮して、皮膚への血流が悪くなります。

 

さらに筋肉の緊張によって熱が生じると、炎症が強まるので、表皮は壊れやすくなり、色素沈着が治らなくなります。

 

このような場合、柴胡清肝湯血府逐瘀湯などで、緊張をほぐしながら、血流を改善して、余分な熱が生じないようにします。

 

⑤唇や舌の色が紫色をしている

 

血流が悪いと、色素沈着が治りません。

 

唇や舌の色が紫色になっているのは、血流が悪くなっているからです。

 

血流が悪いので、腎気の働きが低下して、貪食細胞も元気に働けなくなりますので、色素沈着が改善しません。

 

このような場合、桂枝茯苓丸大黄牡丹皮湯などで、滞っている血液を取り除いて、血流を改善します。

 

色素沈着を治すのに大切なもの

アトピーの色素沈着を治す

大切なのは3つあります。

  • ①血流を改善する
  • ②過労や夜更かしは見直す
  • ③食事の内容を見直す

 

①血流を改善する

 

血液の流れを良くすることが、腎気と貪食細胞のパワーアップにつながります。

 

腎気の働きが、メラニンの放出とも関連しますので、腎気が正常に働くことが出来るようにすることが色素沈着を治すためには大切です。

 

②過労や夜更かしは見直す

 

過労や夜更かしはダメです。

 

過労や夜更かしは、もろに腎気の働きを衰えさせます。

 

さらに体の潤いを減少させることで血流も悪化、皮膚は乾燥して、皮膚常在菌のバランスも崩れて痒みが悪化しますので、炎症が強まって色素沈着も悪化します。

 

③食事の内容を見直す

 

甘い物や、味の濃い物、脂っこいものなどのコッテリとしたものは、程々にしましょう。

 

これらの食べ物は、体の中でも停滞しやすく、停滞することで腸の状態から、皮膚の状態を悪化させて炎症になります。

 

もちろん絶対ダメではありません。炭水化物は、細胞膜を作るのに必要な材料ですから、添加物の入っていない、優しい甘さの物を摂るのは必要です。

 

しかし、炭水化物を摂り過ぎると、糖化によってたんぱく質が変性して、黄色や茶褐色に変化することがあります。

 

これは炭水化物を摂り過ぎている場合はもちろん起こります。

 

しかし、炭水化物を代謝するための、お腹の機能が低下している方の場合は、通常よりも気をつけないと、糖化によって起こったたんぱく質の変性や、炎症によって色素沈着になることもあります。

 

なお、消化を助けてくれる、昔ながらの自然発酵による、味噌醤油を使った食事は、体の内側から応援してくれます。

 

今回は以上です。

 

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