【アトピー】皮膚常在菌の美肌菌を増やすには体質を知ることが近道です

アトピー

こんにちは。

ながつか漢方堂です。

 

美肌漢方
美肌漢方

アトピーにお悩みの方へ。

アトピーを改善するには

皮膚の常在菌のバランスが

大切だって聞いたけれど

どうしたら良いのか分からない.

 

洗顔とかシャワーとか気を付けてみたけれど

他にできる方法とかあったら知りたい。

と悩んでいませんか?

 

本記事では、下記の内容を詳しくご説明いたします。

 

この記事の内容

  • アトピー改善のために皮膚常在菌のバランスが大切な理由
  • 美肌菌を増やすための汗の作り方
  • 美肌菌を2つの軸を考慮して増やす方法

この記事を書いているのは、漢方薬、気功、自然療法を実践し始めて30年以上。

世界中医薬学会連合会認定の、東洋医学の専門員がお伝えいたします。

 

アトピー改善のために皮膚常在菌のバランスが大切な理由

皮膚には沢山の常在菌が存在しています。

 

その常在菌は、バイキンとして扱われがちですが、実際には空気中にいる何万もの種類の菌から、感染や外部の刺激から守る働きをしています。

 

皮膚の常在菌同士でも、常にバランスを保つための戦いが起こっていて、皮膚の状態が変わることで、ある菌が増えると、ある菌は減るなどの勢力争いが起こっています。

 

増えた菌が皮膚にとって有用な菌であれば問題はないのですが、アトピーの方の場合、悪さをする菌が増えるので、皮膚トラブルになります。

 

皮膚を弱酸性に保つことで皮膚は健康になります

 

例えば、ニキビの原因となるアクネ菌は、普段は肌を弱酸性に保ち、皮膚で悪さをする菌の異常繁殖を抑えて、体を守る働きをしています。

 

アクネ菌は酸素が苦手なので、酸素のある状態では死滅してしまうのですが、皮脂の分泌が増えて、毛穴が詰まるようになると、突然増殖して炎症を起こしニキビになります。

 

また、食中毒をはじめ様々な炎症の原因ともなる黄色ブドウ球菌は、皮膚が弱酸性の状態ではおとなしくしていますが、アルカリ性になると突然増殖して毒素などをまき散らし始めます。

 

ですから皮膚が弱酸性の状態では、常在菌同士がバランス良く生存しているのですが、アルカリ性になると突然増殖して悪さをするようになります。

 

では具体的にどうすれば弱酸性を保てるのかを解説します。

 

皮膚を弱酸性に保つには、汗で美肌菌に栄養を送ることが大切です

美肌菌ともいわれる表皮ブドウ球菌は、肌に潤いを与える物質を作り出し、黄色ブドウ球菌を抑える働きがあります。

 

そのため、表皮ブドウ球菌を増やすことが皮膚を健康に保ち、美肌になるための近道です。

 

表皮ブドウ球菌は、不感蒸散という人が感じることのできないほどの汗を栄養源としていますので、体の内側から皮膚へと潤いを届けることが重要です。

 

しかし汗を適度にかくことが出来ないアトピーの方の場合、皮膚の常在菌環境はなかなか改善しません。

 

汗の働きには

  • 常在菌の栄養になる
  • 肌を車のワックスの様に保護する働き
  • 体の熱を調整する働き
  • 抗菌ペプチドによる抗菌作用

などもありますので、汗を適度にかけるようにすることもアトピーの改善につながります。

 

漢方薬を使って汗をかけるようにするための体質改善は、こちらの記事にて詳しく解説しています。

 

アトピーの汗対策。汗をかくと痒くなる?汗をかかないと痒くなる?
アトピーの汗に悩んでいませんか?本記事では、アトピーの汗によって痒くなる方の原因と、タイプ別の漢方薬をご紹介しています。アトピーの汗に悩んでいる方はご覧ください。

 

血液循環を良くして、綺麗な汗を作る

 

美肌菌を育てるためには、皮膚に汗としての栄養を送ることが大切で、その汗は血液の流れに乗ってやってきた、液体部分が元となって作られています。

 

通常ならば液体部分から、体に必要なミネラルなどは体に再吸収されて、水分が99%のサラサラな汗が皮膚に出てきます。

 

しかし、ミネラルなどが上手く再吸収されないと、ベタベタ濃厚な汗となって皮膚に出てくるようになります。

 

これらの汗による成分の違いには、以下の様な特徴があります。

 

水分99%のサラサラな汗の場合

  • 肌を弱酸性に守ってくれる
  • 美肌菌が活動しやすくなる
  • すぐに蒸発するので体温調整にも便利

などのメリットがあります。

 

ベタベタ濃厚な汗の場合

  • ミネラルが多く出ていくので体力、免疫力が低下する
  • アンモニアなどアルカリ性の強い成分が含まれる
  • 黄色ブドウ球菌などが活発になり炎症症状がでやすい
  • 濃厚なので肌に油膜をはったようになる
  • 体温調整をするには都合が悪い

などのデメリットになります

 

汗腺におけるミネラルを再吸収する働きは、汗をかいていくほどに高まりますので、スポーツをしている方の汗は、ミネラル分を含まないサラサラな汗だと言われます。

 

つまり血流が良い状態であることは、汗の成分を良い状態にしてくれます。

 

アトピーを治すには、汗を作る働きの改善も必要

 

良質な汗によって弱酸性の状態にすることが、肌の状態をよくしてくれます。

 

そして汗を作るには

  • 血液を皮膚にまで持ってくる
  • 汗腺の入り口の扉が開く
  • 汗を押し出す
  • ミネラルや不要物は体に回収する

などの手順が必要です。

 

具体的には、冷えている方は温める、潤いの足りない方は潤いを補充するなどで血流を改善して、汗を皮膚にまで持ってくる事を考えます。

 

なぜなら血流が悪いと、皮膚の毛細血管まで血液が来ないので汗が出ません。

 

そして、皮膚に気の応援を送り、汗を押し出す働きと、汗腺の入り口の扉を調整する事で、やってきた血液を汗として適度に放出させる手助けをします。

 

さらに、皮膚にまでやってきた血液の流れを、スムーズに体の内側へ回収する働きを調整して、汗のミネラル分を再吸収させ、不要物を回収して綺麗な汗を作ります。

 

ですから、汗の出ない方は出るようにする、出すぎている方は、適度に排出できるようにすることで、美肌菌に栄養を送り肌を健康にすることができるようになります。

 

ちなみに汗がかけない方は

  • 体の潤いが足りない
  • 体が冷えている
  • ストレスで血管が収縮する

などによって、肌に栄養や潤いが足りなくなって、アトピーの症状が悪化します。

 

また汗をかきすぎている方は

  • 汗腺の入口の扉が開きっぱなし
  • ストレスで汗を押し出す力が強くなる
  • 体の熱を冷ます働きが不調になって

などの理由で、ミネラルの再吸収が出来ない、アルカリ性の汗が放出されることで、肌の環境が悪くなり肌が荒れます。

 

ですから、適度に汗をかいて肌に潤いを送り、美肌菌を応援して、肌の常在菌バランスを適度に保つことで、アトピーが改善します。

 

良い汗を作るには食べ物から気を付けましょう

 

肌を弱酸性に保つために良い汗を作るには、汗の原料となる血液を良い状態にしましょう。

 

肌は弱酸性が健康に保つのに適していますが、体の中はといいますと、ほぼ中性のやや弱アルカリ性が最も良い状態です。

 

例えば体臭になる原因は、アルカリ性の汗を元に、肌にいる細菌が悪臭の物質を作った事により起こっています。

 

臭いを作る原因として、最もよく言われるのは

  • 味の濃厚な脂っこいもの
  • 肉類の食べ過ぎ

などとされています。

 

味の濃厚な物や脂っこいものが、体内で処理しきれないと、皮脂として汗で出るようになり、毛穴が詰まるなどを起こします。

 

肉類も、肝臓の分解機能が低下していると、アミノ酸からアンモニアに変わり、汗から出て来ることで肌の常在菌バランスを崩します。

 

ですから、これらを多く食べていると感じる方は程々にすることで、体の中の状態や、汗の成分を良好なものに変えられ、体臭をはじめ、肌の常在菌のバランスも良くなります。

 

美肌菌を2つの軸を考慮して増やす方法

体質の傾きが整って、肌の常在菌バランスが良くなることが、アトピーを改善するためには必要です。

 

食べ物にしても、酸性の食べ物とかアルカリ性の食べ物とかありますが、お米は酸性の食べ物とされているからといって、食べないわけにはいきません、細胞膜を作る材料でもあるからです。

 

では玄米なら良いのか?と疑問に思うかもしれませんが、お腹の機能が低下している方などの場合、消化吸収に負担がかかり、かえって症状を悪化させます。

 

ですから酸性やアルカリ性の分類では、バランス良く食べることが大切だと思います。

 

それよりも気をつけたいことは、体質と食事の性質です。

 

例えば、野菜が良いからとスムージーなどにして沢山飲む、ヨーグルトが良いからと大量に食べることは、お腹を冷やし水分を停滞させますので摂り過ぎには注意が必要です。

 

ですから、ご自分の体質の傾きを知り、それを改善するための食事や運動を選択することで、体質を変えて肌の状態を改善するのが近道です。

 

では、自分の体質を知るにはどうすれば良いのかといいますと、簡易的な方法として2つの軸に分けて考えることをおススメします。

 

具体的には、体の熱の軸と水分の軸の2つの軸です。

 

熱の軸として考えるのは

  • 体がほてりやすく、暑がり
  • 体が冷えやすく、寒がり

のどちらであるかを判断します。

 

そして水分の軸として考えるのは

  • 体の水分が多い、太っている
  • 体の水分が少ない、痩せている

のどちらであるかを判断することとなります。

 

例えば、体が暑がりで水分が多いならば、体を冷やし余分な水分を排除する食べ物を中心とした食事を選び、食べ過ぎないようにします。

 

逆に、体が冷えて痩せているのならば、体を温める食事を中心に適度に運動をすることで、体質の偏りが変わってきます。

 

そうして体質が変化することを感じながら、普段から注意深く見守ることで、皮膚の常在菌バランスが改善してアトピーの症状が良くなります。

 

食べ物の性質は、こちらにて簡単に解説していますのでご参考ください。

 

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今回は以上です。

 

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